2017/08/31

広告業界への転職について|仕事内容、職種、平均年収・給与など

今回は広告業界への転職ついてご紹介します。広告業界といっても、様々な企業や職があります。今回はそれらについて説明しながら、転職方法やおすすめの転職エージェントについてご紹介しますので、ぜひ転職するうえでのヒントとして参考にしてください。

広告業界への転職について|仕事内容、職種、平均年収・給与など

広告業界とは

そもそも広告業界とはどんなことをしているのでしょうか。広告業界への転職について、ご紹介する前に、基本的な情報をご紹介します。

広告業界で有名な企業といえば、電通、博報堂、アサツーディ・ケイなどが思い浮かびます。これらの有名企業は、広告代理業というものを行っています。

しかし広告代理業を行っているといわれても、よく分からないかもしれません。「goo 出典:デジタル大辞泉」で[広告代理業]と調べると(2017.6.10時点)、次のように書かれています。

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/72834/meaning/m0u/広告代理業/ | 広告主と新聞・雑誌・放送などの媒体との中間にあって業務を代行する営業。広告主に対しては市場調査、広告企画立案、広告...

広告代理店の種類

広告代理店には大きく分けて3つの種類があります。それは「総合広告会社」、「専門広告会社」、そして「ハウスエージェンシー」です。それらには、どのような違いがあるのでしょうか。転職活動をする時に、応募する会社がどれにあたるのかを知るための情報として、参考にしてください。

総合広告会社

まずは「総合広告会社」について説明していきます。電通や博報堂などがこの「総合広告会社」に分類されます。「総合広告会社」は主に、営業から企画・製作まで総合的に取り扱う会社です。クライアントと各媒体、またはクライアントと消費者の間に立って、1つではなく様々な方法で、クライアントの要望にこたえる広告を手がけていきます。

専門広告会社

「専門広告会社」は「総合広告会社」とは違い、メディア側に立っている会社です。特定の新聞社、テレビ局などの広告枠を販売し、広告を製作します。

ハウスエージェンシー

「ハウスエージェンシー」は、上記の2つの広告会社とは違い、特定の企業やグループのための広告会社です。広告主専属広告会社ともいいます。しかし現在では、特定の企業やグループだけではなく、他の企業との取引まで行う会社もあります。

広告業界について、転職するうえで少しは参考になったでしょうか。それでは、これから直接転職に関わってくる情報をご紹介していきます。

広告会社の仕事(種類)

それではまず広告会社に転職するにあたって、どのような仕事があるのでしょうか。広告会社の部署は、会社によってまちまちです。そのため今回は主に存在する「営業」、「企画・プランニング」、「クリエイティブ」、「メディア」、「PR」についてご紹介します。

またそれぞれの部門に転職するにあたって、その仕事に求められる人材もご紹介します。転職先を選ぶ時や、志望動機に書く内容のヒントとしてぜひ参考にしてください。

営業

広告会社の「営業」は、クライアントの元へ行き、クライアントからの要望を聞き、それを企画やクリエイティブ部門などに伝える仕事です。担当するクライアントと一緒になって、広告制作を考えていき、また会社の代表としてクライアントに接していきます。さらに広告会社の「営業」は、広告ができるまでの日程調整やコスト、品質管理など、全体をまとめる役割も担います。制作にも携わることもあります。

<求められる人材>
広告会社にかぎったことではありませんが、やはりコミュニケーション能力は大切です。特に広告会社の「営業」は、クライアントと一緒になって広告を考えていきます。コミュニケーション能力がなければ、クライアントの思いを聞きだすことはできません。またこちらから提案していくことも難しくなります。
また広告を作成するうえで、全体のまとめ役となるため、皆を仕切れることも広告会社の「営業」としては必要な能力です。

さらにクライアントと接するときは、広告会社の「営業」は会社の代表という立場でもあります。広告制作全体の責任は「営業」が担うため、万が一どこかでミスを犯すと、クライアントの怒りは「営業」に向けられることになります。そのため精神的にも強い方が向いているお仕事です。

企画・プランニング

広告会社の「企画・プランニング」は市場を分析し、その定量的なデータからどのような広告がよいのかを考え、企画していきます。そしてその情報をクリエイティブ部門などに伝えていくお仕事です。

<求められる人材>
企画するためのクリエイティブな能力に加えて、データの分析やその広告がどのような効果をもたらすかを仮説できる能力が必要となります。そのため数字に強いく、データを分析したり、そこからどういったものをつくるべきか考えれる能力や、その広告がどういった影響を与えるかを考えることができる能力が必要となってきます。また世の中の変化に敏感である必要もあります。
どちらかというと、理系的にものごとを見れる方や、マーケティングの勉強をした事のある方、または携わったことのある方に向いている仕事です。

クリエイティブ

広告会社の「クリエイティブ」は、デザイナーやコピーライターなどクライアントの要望を形にしていくお仕事です。

<求められる人材>
コンセプトを構築できる方や表現力のある方、また「営業」や「企画・プランニング」の方々としっかりと意思疎通する必要があるため、コミュニケーション能力も大切です。
さらにデザイナー職には、元美術大学や芸術大、専門学校に通っていたの方や、前職でデザイナーの仕事をしていた方など、デザインのスキルや経験が求められます。

メディア

「メディア」は、その名の通りメディアと関わるお仕事です。「メディア」はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアが販売している広告スペースを買うことなどがお仕事です。「営業」がクライアントと繋がるのに対して、「メディア」はメディアと繋がってお仕事をします。

<求められる人材>
やはり「営業」と同様に、コミュニケーションや体力があることが重要です。また企業によってはクライアントの要望に対して、どのくらいの予算でどのメディアを利用するかなども考え、提案していく必要があるため、プランニングの能力も必要となることがあります。

広告業界の職種は、今回ご紹介した以外にも様々なものがあります。またそれらは企業によってもまちまちです。そのためしっかりと自分のやりたいことを明確にし、それを元に企業化研究をする必要があります。転職したが自分のやりたいことがなかったといったことにならないように、しっかりと調べておきましょう。

広告業界の平均年収

広告業界の平均年収は、「業界動向サーチ」の「広告業界の現状、動向、ランキング等」によると、広告業界の平均年収は約600万円です。また「国税庁」の「平成27年分民間給与実態統計調査結果について」によると、平成27年の全体の平均年収(正規雇用だけの場合)は約480万でした。そのため広告業界は比較的平均年収の高い業界だということが分かります。ただし大手と中小企業では差があるため、一概に高いとは言えません。

広告業界への転職方法

広告業界へ転職するために必要な資格は特にありません。それよりも広告業界では、コミュニケーション能力や人脈が必要となってきます。社内でのコミュニケーションはもちろんですが、広告業界では様々な業界の方々と接する事になるため、そういった方々とのコミュニケーション能力や、様々な業界へのパイプが重要となります。
また、精神的な強さや自発的な行動力も大切です。

未経験者からの転職

未経験者の方が広告業界へ転職することはできます。しかしかなり厳しいことは事実です。

20代前半の方は未経験者の求人も多いですが、それ以上になってくると経験やスキルが求められます。特に「クリエイティブ」関係では、それが重要です。前職で「クリエティブ」関係の仕事をしていた方や、美大や芸大、専門学校に通っていた方など、経験やスキルを持っていることが転職するうえで重要です。

しかし未経験者の求人が比較的多い職があります。それは「営業」です。「営業」では比較的に未経験者歓迎の求人が多くあります。しかし広告会社の「営業」では、特にコミュニケーション能力や人脈が必要になる職でもあります。そのためどちらにせよ転職するうえでは、コミュニケーション能力や人脈などは大切です。

広告業界への転職(志望動機)

広告業界にかぎらず、志望動機は明確に書く必要があります。「どうして転職しようと考えたのか」、「どうして広告業界なのか」、「どのしてその企業なのか」、「自分のどんなところが、会社に貢献できる要素なのか」、そして「その会社で自分はどうなっていきたいか」などを明確に書きましょう。

逆にそれらの事が明確でない場合は、広告業界への転職をもう一度考え直す必要があります。前の会社の方がよかった、前の職の方がよかったとならないようにするためにも、それらがはっきりしていることは大切です。
それらがすでにはっきりしていて、広告業界へ転職したいと強く思う方は、先ほどの「広告会社の仕事(種類)」で述べたことを参考にしてください。求められる人材についてご紹介しましたので、そちらをヒントとして使ってください。

広告会社に強い転職エージェント

転職エージェントは、転職したい方々のサポート(日程調整、応募書類の添削、面接対策、相談など)をしてくれるサービスです。転職するうえで欠かせないサービスのひとつです。
今回はそんな数ある転職エージェントの中でも、特に広告会社に強い転職エージェントをご紹介していきます。
それぞれの転職エージェントの紹介の下に、リンクを貼っておきましたので、登録したいと思った方やもっと詳しく知りたい方は、ぜひそちらから転職エージェントのサイトへ移動してください。

マスメディアン

「マスメディアン」は広告、Web、マスコミ業界専門の転職エージェントです。60年以上の歴史を持つ「宣伝会議」のグループ会社で、業界内の認知度が高く、企業からの信頼が高いことが特徴です。また業界の情報も多く、4万人を超える転職実績があります。
面接、応募書類、作品集のつくり方などのサポートや、その他様々なサーポートを受けることができます。
面接や相談などのサービスは「東京 表参道」、「大阪 堂島」、「名古屋」、「福岡 天神」、「金沢」で受けることができます。

広告転職.com

「広告転職.com」は、広告・Web業界に特化した転職エージェントです。取引会社が5000社以上あり、広告・Web業界大手企業への転職実績も多い会社です。サービスの利用には2パターンあり、直接自分で応募するパターンと転職支援サービス(転職エージェント)を利用するパターンがあります。
転職支援サービスでは、転職したい方がに様々なサポートをしてくれます。
また広告業界に特化しているため、職の種類が多い広告業界の職種を細分化して紹介してくれます。さらに広告業界への人脈が広いく、非公開求人も多数扱っています。

symphoneed(旧 T.Y.Mコーポレーション)

「symphoneed」は、Web・広告業界に特化した転職エージェントです。「symphoneed」の「ご依頼いただいている企業の職種内訳」によると
営業・企画営業・コンサルタント 23.4%
マーケティング・プランナー 14.9%
となっています。そのため営業・企画営業・コンサルタント、マーケティング・プランナーなどを希望している方におすすめの転職エージェントです。
サポートの特徴として、面接時にキャリアコンサルタントが同席するというものがあり、面接後によい点や改善点などを教えてもらうことができます。
オフィスは「東京 千代田区」、「大阪 堂島」、「福岡 中央区」、「名古屋」「沖縄那覇」にあります。地方在住の方は、電話やスカイプで面談を行うこともできます。 

クリーク・アンド・リバー

「クリーク・アンド・リバー」は広告会社の「クリエイティブ」を希望している方におすすめの転職エージェントです。「クリーク・アンド・リバー」はクリエイティブ関係の職に特化しているため、クリエイティブ関係についての情報を多く持っています。
また日程調節や応募書類の添削、面接対策などのサポートはもちろんのこと、スキルアップのためのセミナーや勉強会などのサービスを受けることもできます。

今回は広告会社に特化した転職エージェントをご紹介しました。しかし転職エージェントはまだまだ多数存在します。「リクルートエージェント」、「type転職エージェント」、「マイナビエージェント」、「パソナキャリア」などの有名な転職エージェントもおすすめです。そのため自分にあった転職エージェントを見つけてください。

転職エージェントは、日程調整や応募書類、面接対策まで様々なサポートを受けることができます。さらにそれらのサポートのほとんどを無料で受けることが可能です。また非公開求人もあるため、それぞれの転職エージェントでしか出会えない企業に出会うことができるでしょう。
しかし転職エージェントもメリットばかりではありません。デメリットも存在します。
転職エージェントのデメッリトは、エージェントによって転職活動の善し悪しが分かれてしまうことです。最初から良いエージェントにめぐり合えば、よい転職活動ができるでしょう。しかし中には、あまり良くないエージェントもいます。
もしそのようなエージェントに当たってしまったら、エージェントを別の方に交代しするようにしましょう。申し訳ないという気持ちで、そのまま担当のエージェントの交代を願い出ないで転職活動をしてしまうと、転職に失敗してしまう可能性があります。思い切って交代を願い出ましょう。
また複数の転職エージェントに登録しておくのも、ひとつの手です。転職エージェントによって、得意分野も分かれますし求人も異なるため、どちらにしても複数の転職エージェントに登録しておくとよいでしょう。

広告業界への転職を考えている方々へ

広告業界は人気が高く、厳しい転職活動になるかもしれません。特にクリエイティブ系の職は、経験やスキルなども必要になります。

しかし広告業界という特定の業界に転職しようとしているということは、広告業界で働きたい理由が何かあることだと思います。自分の目標や、やりたい事、目指している自分の姿などのそういった理由や、広告業界でやっていきたいという強い決意があるのでしょう。

人生は一度きりです。自分の中にやりたいことがあるのでしたら、とことん挑戦してみるのもいいかもしれません。

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