2018/12/07

【正社員・バイト】島根県の最低賃金と推移|引き上げ傾向と深夜割増

記載されている内容は2017年04月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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皆さんは自分の暮らす地域の「最低賃金」がどのくらいなのかご存知ですか。おそらく、把握していないという方が多いのではないでしょうか。今回はそんな地域別の「最低賃金」の中でも「島根県の最低賃金」や「島根県の最低賃金の推移」について見ていきたいと思います。

【正社員・バイト】島根県の最低賃金と推移|引き上げ傾向と深夜割増

島根県の最低賃金

皆さんは、自分が住んでいる地域、暮らしている地域の「最低賃金」がどのくらいかをご存知ですか。おそらく、自分の住んでいる地域、暮らしている地域の「最低賃金」がどのくらいなのか、しっかりと把握している方は少ないのではないでしょうか。また身の回りの人に尋ねてみても首をかしげる人は多いでしょう。

もしくは、地域別に「最低賃金」というものが設定されていること自体知らないという方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな地域別の「最低賃金」の中でも島根県の最低賃金に注目して様々な観点から見てみたいと思います。

「最低賃金」という言葉の意味について

そもそも「最低賃金」という言葉が何を意味するのかをしっかりと押さえておかないことには、話が進みません。まず最初は「最低賃金」という言葉自体について少しおさらいしていきたいと思います。「最低賃金」という言葉が何を表すのかを見てみましょう。

最低賃金とは雇用者が労働者に対して最低限支払わなければならない賃金の下限額のこと

まず最初に、「最低賃金制度」とは何なのかというと、「最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、雇用者はその最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度」のことです。

しかし、この「最低賃金」というのは労働基本権に基づくものなので、多くの国では労働者の基本的な権利として広く適用されているのですが、必ずしも全ての労働者に適用されるものではなく、外国人労働者は対象外とするような特定の層に対して減額や、適用除外が行われることがあるという特徴もあります。

「地域別最低賃金」と「特別最低賃金」という二つの「最低賃金」

続いて「最低賃金」の種類について見ていきたいと思います。実は一概に「最低賃金」と言っても、「最低賃金」には二種類あります。

まず一つ目は「地域別最低賃金」と言って、産業や職種にかかわりなく都道府県内の事業場で働くすべての労働者とその使用者に対して適用される最低賃金として、各都道府県に1つずつ、全部で47件の最低賃金が定められているのです。

二つ目は「特定最低賃金」と言って、特定の産業について設定されている「最低賃金」です。関係労使の申出に基づき最低賃金審議会の調査審議を経て、同審議会が「地域別最低賃金」よりも金額水準の高い「最低賃金」を定めることが必要と認めた産業について設定されています。

「島根県」の「最低賃金」について

ここからは、いよいよ今回のテーマでもある「島根県」の「最低賃金」について迫っていきます。

「島根県」の「最低賃金」は718円



ある調査によりますと、平成28年の段階で「島根県」で定められている「最低賃金(地域別)」は718円になります。前年度の平成27年の「島根県」で定められていた「最低賃金(地域別)」が696円だったので、前年度に比べて22円上昇したことになります。

上昇率としては、他の都道府県も同様に平均して20円前後ずつ昨年度から増加しているケースが大半なので、平均的だと言えるでしょう。

「島根県」の「最低賃金」は中国地方の中で二番目に少ない水準

では続いて、「島根県」のほかに広島県や山口県などを含めた中国地方や東京都やその周辺の県などを含めた関東地方と比べた場合、そして全国的に見た場合の「島根県」の「最低賃金(地域別)」がどうなのかについて見てみたいと思います。以下に、47都道府県の「最低賃金(地域別)」についてまとめてみました。

北海道:786 (764)
青  森:716 (695)
岩  手:716 (695)
宮  城:748 (726)
秋  田:716 (695)
山  形:717 (696)
福  島:726 (705)
茨  城:771 (747)
栃  木:775 (751)
群  馬:759 (737)
埼  玉:845 (820)
千  葉:842 (817)
東  京:932 (907)
神奈川:930 (905)
新  潟:753 (731)
富  山:770 (746)
石  川:757 (735)
福  井:754 (732)
山  梨:759 (737)
長  野:770 (746)
岐  阜:776 (754)
静  岡:807 (783)
愛  知:845 (820)
三  重:795 (771)
滋  賀:788 (764)
京  都:831 (807)
大  阪:883 (858)
兵  庫:819 (794)
奈  良:762 (740)
和歌山:753 (731)
鳥  取:715 (693)
島  根:718 (696)
岡  山:757 (735)
広  島:793 (769)
山  口:753 (731)
徳  島:716 (695)
香  川:742 (719)
愛  媛:717 (696)
高  知:715 (693)
福  岡:765 (743)
佐  賀:715 (694)
長  崎:715 (694)
熊  本:715 (694)
大  分:715 (694)
宮  崎:714 (693)
鹿児島:715 (694)
沖  縄:714 (693)
全国平均額:823 (798)

全都道府県の「最低賃金(地域別)」と比較してみると、まず「島根県」の「最低賃金」は他の中国地方の県と比べて二番目に低い金額設定であることがわかります。また、全国の中でも「最低賃金」が高く設定されている関東圏と比べると、100円以上の差がある県もあります。

つまり、「島根県」の「最低賃金」は他の広島県や山口県などと比べると、中国地方の中でもかなり低い金額設定となっており、都心に近く「最低賃金」が比較的高く設定されている関東地方の県と比べると、かなり大きな差があるということがわかります。また、「最低賃金」の全国平均が823円なので、それと比べてみても「島根県」の「最低賃金」が全国の中でもかなり低い方だということがわかります。

「島根県」の「最低賃金」は年々上昇してきている

続いて、「島根県」の「最低賃金」のここ数年の推移について見てみましょう。

「島根県」の「最低賃金」は年々上昇傾向にあります。これは近年テレビや新聞などのマスコミで労働者の労働環境の改善や賃金の見直しについて記事で取り上げられていることが大きく影響していると考えられます。また、これはバイトや正社員、派遣社員などの雇用形態に関わらず、上昇傾向がみられるようになっています。

深夜の場合の「島根県」の「最低賃金」は897円

ここまでご紹介してきた「島根県」の「最低賃金」の話は日中において設定された金額をもとにしてきましたが、日中と比べて比較的賃金が高く設定されている深夜の場合はどうなのでしょうか。

「島根県」では、深夜の「最低賃金」が897円に設定されています。これは、労働基準法で各都道府県で設定されている「地域別最低賃金」の1.25倍の金額が深夜の「最低賃金」とされるという決まりに則った数値になります。

日給は「日給÷1日の所定労働時間≧最低賃金額(時間額)」の式を満たしていなければならない

最後に、「日給」の場合の「最低賃金」は「島根県」ではどのくらいなのでしょうか。実は「日給」の場合、「最低賃金」をもとめる式があります。以下が「日給」の「最低賃金」をもとめる式を表すものになります。

「日給÷1日の所定労働時間≧最低賃金額(時間額)」

上記の式が満たされない金額を「日給」として労働者に賃金として支払うことは法律に違反することになります。そのため、もし自分の勤めている会社やアルバイトの賃金制度が「日給」の場合は、簡単な式なので一度確認してみると良いです。

今一度自分の地域の「最低賃金」を見直そう

いかがでしたでしょうか。今回は「島根県」で設定されている「最低賃金」し、ここ最近の推移や地域ごと、時間帯別の「最低賃金」について様々な観点から見てきました。

今回ご紹介したのは主に「島根県」の「最低賃金」についてでしたが、皆さんも今一度自分が住んでいる地域、暮らしている地域の「最低賃金」がどのくらいなのかについてぜひ見なおしてみてください。特に、アルバイトなどをしていることが多い学生の場合は、自分の貰っている賃金がその地域では適正なものなのかをしっかりと把握しておくためにも「最低賃金」がどのくらいなのか見直しておくことをおすすめします。

今回ご紹介したことが、皆さんにとって少しでも参考になっていれば幸いです。

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