2017/03/09

転職コンサルタント利用のメリットとデメリット・おすすめサービス

転職するにあたって転職コンサルタントやキャリアコンサルタントの支援を受けることも多くなってきています。しかしこの転職コンサルタントやキャリアコンサルタントを利用することで生じるメリット/デメリットとはどのようなものなんでしょうか?

転職コンサルタント利用のメリットとデメリット・おすすめサービス

転職エージェントの利用

電車の広告でも良く見かける転職エージェントサイトですが、転職エージェントサイトとは一体どのようなものなのでしょうか?転職希望者が新しい就職先に転職できる支援を行う業務がこれらサイトの目的ですが、ハローワークなどと違うのは転職コンサルタントやキャリアコンサルタントがつきっきりで転職に向けての支援をしてくれるところにあります。

しかし、転職コンサルタントの利用にもメリットとデメリットがあり、一概に利用すれば転職に困らないというわけではありません。

転職コンサルタント/キャリアコンサルタントを利用するメリット

転職を希望している方がよく利用する「転職エージェント」では、求人を探して応募できるだけではなく、転職コンサルタントやキャリアコンサルタントが相談やキャリア支援をするサービスも受けることができます。

転職コンサルタントから職務経歴書の書き方の指導を受けられる

転職コンサルタントは転職活動を知り尽くしたスペシャリストです。履歴書の書き方ひとつでも企業から受ける印象はガラリと変わりますが、転職コンサルタントはその履歴書の書き方を指導してくれます。
自分の過去の経歴や経験を職務経歴書に書くことはできますが、自分の主観でやりたこことをまとめても企業側には伝わらないことが多いです。自分ですら自分のことをよくわかっておらず、「言ってることは立派だけど何がやりたいの?」で片付けられることもたくさんあるでしょう。

そこで、キャリアコンサルタント/転職コンサルタントの出番です。第三者の目から経験と経歴をを分析し、何を強みにアピールするかをフォローし履歴書や職務経歴書の書き方の指導を行います。書類選考に突破できる経歴書の書き方の指導も無料で行えるのは心強いです。

転職コンサルタントから面接の指導を受けられる

面接対策も転職コンサルタントが行います。面接で聞かれる内容なども事前にわかっておけば、対策もしっかり練ることができ本番でしどろもどろになる心配をすることはないでしょう。転職理由を実際に口に出して言うことで、ポイントを掴んでいるか、志望する動機がはっきり伝わっているか、堅苦しく緊張していないかが第三者の目で伝わります。転職コンサルタントのアドバイスを通して、面接に強くなることができます。何事も準備は大切です、場馴れするためにも転職コンサルとは是非利用しましょう

会社の内部事情を知ることができる

求人情報サイトに掲載されている情報はその企業の一部にすぎません。公にされてない内部情報もたくさんあるでしょう。リストラ行っていることを公にすると募集が集まらないですし、事業戦略を同業他社に知られたくないために公開しない情報もたくさなるはずです。自分の力では知らない埋もれている情報もたくさんあるはずです。

転職コンサルタントは企業の内部事情にも精通しています。希望する企業の社風や、どのような人材を求めているかを知ることができます。憧れの会社に入社しても、想像していた働き方と現実とのギャップに苦しむ人はたくさんいます。転職コンサルタントに相談すればリアルな企業の実態を知ることができ、より自分に合った会社を探す機会を得ることもできます。

転職コンサルタントが面接のスケジュール調整をしてくれる

面接の日程調整も転職コンサルトが担当してくれます。自力で転職活動をしていると会社が指定した日にあわせないとならず、仕事をしながらだと平日の日程じゃないと面接を受けることができなくなってしまうことがあります。それだとせっかく希望する会社の面接にこぎつけたとしても泣き入りになってしまいますね。
そこで転職エージェントを利用しない手はないでしょう。面接の日程の交渉は彼ら転職エージェントの役目だからです。転職希望者と企業側の調整を取り計らってくれるため、都合の悪い日に面接になったらどうしようという精神的プレッシャーはひとまずなくなります。

転職コンサルタントが給与の交渉をしてくれる

給与の交渉も転職コンサルタントが行ってくれます。求職者その人に見合った給与に設定できるよう企業に相談します。求職者という立場だとなかなか意見を言えず、不満な給与のまま内定してしまうことがありますので、転職コンサルタントを利用しない手はないですね。また、転職コンサルタントは内定者の給与によって自身の給与も上がるため交渉は念を入れて行ってくれます。

転職後も相談できる

就職は長いスパンで自分の人生に関わってくるので、転職後ともキャリアコンサルタントに相談したいことが出てくるかもしれません。心境の変化や就職先の状況、進捗など伝えたいことや不安なことがでてくるのも無理もありません。
キャリアコンサルタントは転職後も連絡をとるようになる人もいます。悩み事があれば、遠慮せず相談しましょう。頼みごとをされると断ることができない人が多いため、親身に相談してくれるかもしれません。

転職コンサルタント/キャリアコンサルタントを利用するデメリット

転職エージェントにはメリットもたくさんありますが、それだけにメリットもたくさんあります。転職/キャリアコンサルタントによっては悪質な人もいますので見極めることが重要となっています。

求人がフィルタリングされる

転職コンサルタントやキャリアコンサルタントから紹介される求人はすでにその応募者に合わせてフィルタリングされたものなのです。一流企業に入社するには学歴や社歴が重要視されるため、難関大学を卒業していなかったり中小企業でしか働いた経験がなかったら紹介されることはないでしょう。もちろん学歴や社歴はあくまで選考基準の一つであり、行き着くところは人物像といった肩書きではわからない部分で採用が決まります。
有名な一流企業に就職するには現実味がないため求人が絞られるのはやむを得ないことですが、転職コンサルタントやキャリアコンサルタントの裁量で可能性を狭められるのは悲しいとも思えます。

キャリアコンサルタントのいいようにされる

転職コンサルタントやキャリアコンサルタントは採用を増やすことが商売のため、転職者の希望を聞き入れず簡単に内定が決まる求人を勧めてくることもよくあります。過去にたくさんの人の転職活動を見てきたため、その人が見込める職種や年収が妥当な求人はおおよそ見当がつきます。本人が希望していても、内定を得る可能性が低い求人はまず紹介しません。紹介するだけ無駄だと考えるからです。

決して高望みをしていいわけではありませんし負ける戦はしないのはもっともなことですが、コンサルタントの意見に流されてやりたくない求人に応募して内定を得ても後悔の念は残るでしょう。相談をするのはもちろん大切ですが、お話を聞く中でも自分の意思を尊重したほうが就職後も納得できるのではないでしょうか。応募したのは自分自身ですし、言い訳もできないですから。

キャリアコンサルタントによって当たりはずれが大きい

転職コンサルタントやキャリアコンサルタントも人間ですから、相性があります。求職者の意見を聞き入れず、自分が紹介したい求人ばかり紹介する転職コンサルトもいれば、「その履歴書はダメ」など駄目出しや人間性の否定をするキャリアコンサルタントもいます。これでは転職するにも納得がいかない結果となってしまうでしょう。
また経験の浅いキャリアコンサルタントに当たった応募先や業界の情報に疎い場合もあります。自分に合わないコンサルタントが担当になった場合、すぐに変更を申し出ましょう。転職活動はあくまで自分のために行うものであり、他人に依存してきめることではないのですから。

転職コンサルタント/キャリアコンサルタントが自分と合わない場合

担当となる転職コンサルタントやキャリアコンサルタントは選ぶことができず、求職者の方向性を理解できず話が合わなかったり嫌な人だと思うこともあるでしょう。そのときは素直にコンサルタントの変更を申し出ましょう。退職な転職の機会なので、気が合わない転職/キャリアコンサルタントに振り回されると後悔するのは自分なのです。

転職コンサルタント/キャリアコンサルタントの変更を申し出る

転職/キャリアコンサルタントが能力不足だったり個人的に相性が悪かった場合、転職エージェントにコンサルタントの変更を申し込みましょう。サイト上に問い合わせフォームがあるので、転職/キャリアコンサルタントを変更したい理由を記入して送信します。後ほど返事が返ってくるはずです。
しかし希望が全て叶うとは限りません。転職/キャリアコンサルタントに問題があるわけではなく求職者本人に問題がある場合だって考えられるからです。相性の悪い人ともうまくやっていくことも社会人には必要なスキルですからね。

別の転職エージェントに登録する

一つの転職エージェントに登録するのではなく、複数の転職エージェントに登録するのが基本です。たまたま一人の転職/キャリアコンサルタントとの相性が悪かったとしても、別の転職エージェントの転職/キャリアコンサルタントとは相性がいい可能性もあります。相性がいい人についていったほうがよい求人に出会える可能性が高くなります。
コンサルタントは一人ではありません。ハズレの人につきっきりでいる必要はないのです。

大手転職エージェント

転職エージェント業者は複数ありますが、その中でも代表的な3社の特徴を紹介します。転職エージェントは1社だけでなく複数社登録した方が可能性の幅も広がります。最低3社は登録しましょうまた、転職エージェントを複数利用していることは担当者に素直に話しましょう。そのほうが混乱や矛盾を防げるほか、担当者も複数登録していることは承知ですので。

リクルートエージェント

転職エージェント最大手であり、求人数の多さは業界トップクラスです。他の転職エージェントより優先して求人を貰う傾向にあるため、大手から中小まで幅広くの求人を取り扱っています。選択肢が広く、内定を得るまでが短いのが特徴です。
ヒアリングする転職コンサルタントと面接時に担当してくれるが別になることがあり、情報共有がされず混乱が起こることがあります。また転職コンサルタントやキャリアコンサルタントによりサービスの質に大きく差があるという評判もありますが、ヒアリングするだけでも登録しておくとよいでしょう。

マイナビエージェント

こちらも非常に多くの求人を取り扱っております。主に中小企業の求人が多く、出版業界や営業職の求人が比較的多いです。正社員よりは派遣などの転職に強いため、高いキャリアアップを目指す方にはお勧めできません。他の転職エージェントと併用して利用するのが良いでしょう。
キャリアコンサルタントが比較的親身に対応してくれるのもこの転職エージェントの強みです。相談だけでもする価値はあります。

doda(インテリジェンス)

部課長クラスなどハイキャリア向けの求人を多く取り扱っているのがこのdodaです。それまでの実績を生かして、幹部候補を目指したい方にはオススメの転職エージェントです。求人数もトップクラスであり、飲食やIT系の求人が多いのも特徴と言えます。
転職エージェント/キャリアエージェントは求職者を複数抱えていますので、親身な対応ができず連絡が取りづらくなることがあります。また、世間でいう「ブラック企業」の求人が多いため転職する際は企業をよく見極める必要があります。

パソナキャリア

キャリア相談の質が高いことで知られる転職エージェントです。担当のキャリアコンサルタントが面談を2時間ほどかけて丁寧に行い、転職希望者の強みやニーズを提案するのに誠心誠意尽くしてくれます。その面倒見の良さから転職初心者におすすめです。
キャリアコンサルタントのサービスは業界トップクラスですが、デメリットとして求人の数は少ないです。パソナキャリアではキャリアコンサルタントとの相談をメインにして求人探しは他の転職エージェントを中心に行うのがベターでしょう。

JACリクルートメント

海外事業に強いことを謳い文句にしていますが、外資系はもちろん日系企業も万能にサポートしてくれるのが強みです。募集してない企業への売り込みも行ってくれるなどサービスは万全です。ハイキャリア向けであり年収が高い求人が多いです。低収入や低いキャリアの求人への対応は悪いため、自分のキャリアに自信のある人じゃなければ対応が悪いためおすすめできません。

転職コンサルタントを使ってみませんか?

転職コンサルタントにも当たり外れが大きいことがわかりました。大切なことは「自分が本当にやりたいこと」を探すことです。あくまで転職コンサルタントは「支援」することが担当であり、いわば指導教官です。転職コンサルタントは転職のプロですのでアドバイスを聞くのはとても大切なことです。ですが、実際に転職するのはほかならぬ自分自身です。このことを忘れてはいけません。

やりたいことが見つからない人、転職したいけどどの業界が自分に向いていて満足できるかわからない人は転職コンサルタントやキャリアコンサルタントを利用しない手はないでしょう。

きっと、自分の方向性が見えてくるでしょう。ただし、転職コンサルタントやキャリアコンサルタントも人間ですので過ちを犯すことも忘れないようにしたほうがミスマッチを防ぐことができるでしょう。

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