2017/05/21

プログラム職の職務経歴書の書き方とコツ/例文(志望動機/自己PR)

プログラム職が職務経歴書を書くとき、スキルのことばかり気にしていませんか?プログラム職だからこそ、それ以外のスキルや長所をアピールして、他のライバルと差をつけましょう。職務経歴書でいかにプログラム職として抜きん出た人材であるかをアピール出来るかがポイントです。

プログラム職の職務経歴書の書き方とコツ/例文(志望動機/自己PR)

ライバルに埋もれない!プログラム職ならではの職務経歴書が必要

プログラム職は専門職です。スキルがモノを言う職業なので、そのスキルと実力が見合っているかを職務経歴書でうまく伝えられなければ、面接にこぎつける可能性すらなくなってしまいます。職務経歴書でいかにスキルや人柄が伝えられるかがとても重要になってきます。

職務経歴書は、スキルやプロジェクトの経歴、自己PRなど様々なアピールを行える大事な書類です。職務経歴書次第で、書類審査の合否が決まるといっても過言ではないでしょう。それくらい、転職では職務経歴書は重要な書類なのです。

でもコツさえつかめば問題ないのです。ライバルとはひと味もふた味も違う、秀でた人材であることを職務経歴書で伝えればきっと転職活動も成功するはずです。その方法をご紹介します。

プログラム職が職務経歴書で差をつけるためのポイントは?

プログラム職と一言で言っても、プログラム能力以外にも必要な能力があります。プログラムを書けるだけでなく、チームでの仕事の仕方や物事を伝えるための能力も同時に必要になります。また、サーバーサイドやフロントエンドなどの得意・不得意、DBやネットワークなどのスキルなど、人によって全く異なる強みを持っているはずです。それらをかけ合わせて、「自分が唯一の人材だ」と胸を張って言えるようなアプローチで職務経歴書を書き進めていくこと重要です。

職務経歴書では、自分の強みと志望動機を絡めて自己PRの欄の文章を考えていきます。業務での経験を交えながら、自分を売り込みつつ、なぜ志望企業に入りたいのかなども書いていきます。職務経歴書は、スキルを持ち合わせているかどうかの確認と同時に、どのような人材なのかを伝える場にもなります。

いくつか強みになりそうな能力を挙げていきますので、当てはまりそうなものは頭に入れておいてください。

チームリーダーの経験

リーダー経験は、どの仕事でも役立つ強みです。キャリアアップを期待できる人物としてみなされることから、どんな小さなことでも構いませんので、主導して何かを進めた経験があれば強みになります。プロジェクトやチームのリーダーはもちろん、勉強会や新人へのレクチャーも強みとして挙げられるでしょう。

グロースハッカー指向

出典: http://mynavi-agent.jp/it/geekroid/2014/06/1-1.html | グロースハッカーとは、会社、製品、サービスの成長(=グロース)を加速させることを使命とする仕事のことです。グロース...

プログラム職でのグロースハッカー指向という動きがトレンドですつまり、ただプログラムを書けるだけの人材でなく、ビジネスライクな考え方や物事を広く見積もって考えられる人材という意味が大きいでしょう。能動的に動くことが出来るというアピールは必要ですが、グロースハッカーのようにITを駆使して成果を出すという経験がある人材は、流行りによらず重宝される人材です。

職務経歴書では、「グロースハッカー」という言葉をキーワードにすることで、面接官の印象に残りやすくなるかもしれません。

改善提案・実行の経験

転職したあと、入社してすぐ周りに溶け込むことも大切ですが、新しい風を求めていることも少なくありません。実績を出すには、転職先の固定概念を壊し新陳代謝を促すことが必要になってきます。そのようなときには、前職での改善提案・実行の経験があると有利です。

チームでの仕事の改善、ルーチンワークの改善、システムの改善など、様々な角度からの改善の経験があれば強みになります。職務経歴書に、経験談を交えて実績を挙げてみましょう。

問題解決力に長けている

プログラム職は、ただプログラムを書けるだけで成り立つ職業ではありません。問題を理解し、解決をすることが出来るからこそシステムを作り上げられるのです。言われたことばかりやっていては、仕事を振る側も疲れてしまいます。仕事を振ったら、その意図を汲み取ってプログラムを書くことが大事です。リーダー経験に乏しく自己PRが難しいと思っても、問題解決力をアピールすることが出来れば、リーダー経験と同じくらいのアピールにつなげることが出来るでしょう。それくらい、大事な能力です。

トレンドに敏感である

ITの流行り廃りの移り変わりは早いです。特にWeb系の開発の現場は、常に新しい技術を取り入れたりと、新しい技術には敏感に反応しトライアンドエラーをしながらシステムを構築しています。また、新しいWebサービスも次々に登場し、定着し始めたサービスを淘汰するということもしばしば。プログラム職は、このような新しいことを常にキャッチアップして、取り入れていくということが求められます。

業界にもよりますが、特にWeb業界では強みになるはずです。ただ敏感なだけでなく、実際にシステムに取り入れたりと実績とつなげることが重要です。

職務経歴書には、そのような実績やプライベートでも行っている取り組みがあれば書いてみると面接官の印象に残るかもしれません。

尖ったITスキルを持っている

ただいくつかの言語を使えるということだけでなく、様々な角度でのITスキルがあればよりアピールポイントとして厚みが増します。もちろん、プログラムスキルは職務経歴書に書いてアピール出来ますが、特に強みになるスキルがあれば職務経歴書の自己PR欄やプロジェクト経歴欄などでも強くアピールすることが出来ます。

例えば、負荷分散が得意だったりハードウェアの理解があったり、ネットワーク関連の知識もあるなど、サーバーサイド・フロントエンド以外でも強みがあると、他の志望者から一線を画することが出来ます。

職務経歴書の自己PRはどのように書けばいい?

職務経歴書は、転職する際には重要な書類です。特に、自己PRは簡潔に自分のことをアピールし、印象づけをしなくてはなりません。ただ文章を書くだけでなく、レイアウトを工夫したり、キャッチーな言葉を選ぶようにするなど工夫し、ライバルと差をつけたいところです。例を挙げながら、解説していきます。

マネジメントスキルがメインの場合

出典: https://doda.jp/guide/syokureki/resume/it02.html | 作業効率改善に向けた主体的な提案・行動の成果 私はメンバーの頃から、自身の作業のみならず全体の進行度合いやボ...

「作業効率改善に向けた主体的な提案・行動の成果」
「プロジェクトの目的と状況に則したマネジメント手法の確立」

この2点を見出しにしています。引用元のサイトを見るとわかりますが、この見出しは太字で目立つようになっています。見出しを見ればだいたいの人柄が伝わってきますので、忙しい面接官でもすぐ把握が出来ます。

上の内容は、具体的な数値を出しながら成果を挙げられる人物だということを印象づけています。経験を書く場合は、このように数値を出すことで、面接官が想像しやすくなるので積極的に書いていきましょう。下の内容については、逆に数値で測りにくいマネジメントスキルをアピールポイントにしています。この場合は、PDCAを具体的に示すことで改善の内容をわかりやすく説明しています。また、その経験を志望企業でも活かしていきたいということにもつなげています。自己PRは、アピールだけでなくやりたいことにも言及して、志望度が高いことを伝えていきましょう。

プログラムスキルがメインの場合

出典: https://mynavi-agent.jp/prepare/it_07.html | 最新技術に携わった経験多数 大規模なウェブサービスにかかわったことで最新の技術に触れる機会が多くなり、PHP...

プログラム職なので、もちろん技術面を全面に出した自己PRもアリです。今後、プログラムをゴリゴリ書いていきたいというプログラム職は自信持ってスキルをアピールしていきましょう。

実際に業務で書いた言語の多さはもちろん、大規模ウェブサービスに関わったこと、負荷対策やテスト駆動の導入から、全体的なシステム構築を任せられそうという印象を持たせることができます。ただプログラムを書けるだけでなく、付加価値を持ち合わせたプログラム職だということ、勉強会など周りを巻き込んで相乗効果を生んでくれそうな人材だということが評価できる自己PRです。

ただスキルの羅列ではなく、工夫した点を加えてエピソードの厚みを持たせることが大事です。

プログラム職の志望動機はどのように書けばいい?

どの職種でも同様ですが、なぜ志望企業に入りたいのかを伝える必要があります。プログラム職は特に、やることは明確にあるわけなので、自分がプログラムを書いたらどんないいことを企業に与えられるのかを考えてみましょう。必ずその企業ごとに言いたいことは違ってくるはずです。

志望動機という項目は、職務経歴書には書かない内容ですが、自己PR文を考える際に志望動機と連動させておく必要もあります。面接時にも備えて、早い段階で考えておく必要があります。

受託開発から自社サービスの開発への転職

出典: http://engineer-milione.com/motivation-example.html#7 | 現在は受託開発の業務が中心で、PHPを用いた業務管理用アプリケーションを開発してきました。顧客の依頼をもとに仕様策...

受託開発企業から自社サービス運営企業への転職では、なぜ違う業態の企業へ転職するのかがポイントです。そこに強い思いが感じられるかどうかが合否を分けるところなので、面接でどんな質問が来てもうまく答えられるよう考えを詰めておきましょう。この例文だと、自社サービスへの思いがわからないので、スペースを取って書いておくとよいです。

スキルアップを目指したい場合の転職

出典: http://it.tenchalle.com/sibou.html | 大手システム開発で8年ほどソフトウェア開発を行っておりましたが、扱う業界が多種多様で自分の見識は広がりましたが、逆...

広い知識ではなく、転職して「狭く深い」知識を身に着けスキルアップしていきたいというパターンの志望動機です。現在の問題点をよく理解し、前向きに転職したいという理由につなげています。志望企業のシェアや技術のことをよく把握しているので、企業側もよく興味を持ってくれていると好印象を持ちやすいです。プログラム職のような専門職は、社員のスキルが向上することは会社への貢献になるので、スキル向上を目指したい人材は会社にとっても前向きに採用したい人材像なのです。このことから、スキル向上は志望動機としても有効な志望動機です。

NGパターン:汎用的すぎる言葉で志望動機を書く

出典: https://style.potepan.com/articles/217.html | 「御社の先進性のある技術に魅力を感じ……」「御社の幅広い事業展開に魅力を感じ……」などこのような志望動機はNGです...

どの会社でも同じこと言ってるんじゃないか、と思わせるようなぼやっとした言葉は選ばないよう心がけましょう。重要なことは、自分が志望企業で働いたらどんないいことがあるかを想像させることです。企業側も、これから入社して会社の中で働いてもらいたいと思える人を選ばなくてはならないわけですから、きっと結果を出してくれそうだと想像出来る人を選ぶのが普通です。どこにでも通用するような言葉を選んでいては、面接官の印象に残らないどころか、どこ企業に言っても同じこと言うんだろうなと誤解されてしまうこともありえます。なので、志望動機は企業ごとに書くことはもちろん、自分の意思をしっかり伝えられるように工夫が必要です。

NGパターン:ネガティブな言葉を用いる

出典: https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/232/ | 自分の仕事に満足している状態で転職する人はほとんどいません。転職理由にネガティブな要素があるのは、ある意味当然のこ...

「残業時間が多かったから辞めたい」「新しいスキルに出会えなくてつまらなかった」など、ネガティブな言葉を使ってしまうと、もし転職をしても理由をつけて辞めてしまう人材なのかなと思われてしまう可能性もあります。後ろ向きな言葉は前向きに捉えて考えることが必要です。「業務の効率化をしていきたい」「スキルを磨いていきたい」という言葉に置き換えた上で、今後どのように働いていきたいかや志望企業でやってみたいことにつながるような流れを作っていきましょう。

プログラム職の職務経歴書はスキル面以外の長所も重要!

プログラム職が職務経歴書を書くとき、スキル面ばかりを気にしてしまってそれ以外のことが疎かになってしまいがちですが、その考えは逆です。スキル面も重要ですが、それと同じくらいあなたの長所を企業は知りたがっています。ただプログラムが書けるだけではなく、何か抜きん出た得意分野がないと、即戦力とはいえません。マネジメントスキルに長けていたり、ビジネスライクな考え方が出来たり、新しい技術には目がなかったりと、挙げればたくさんのスキルがあります。職務経歴書では、このようにライバルとは一味違った人材だということを存分にアピールしましょう。企業はまず職務経歴書を確認して、面接に通すかどうかを判断します。そのため、職務経歴書でしっかり伝えたいことを伝えてアピールが出来れば、書類審査を通過することが可能です。

Related