フリーランスというと、ライターやカメラマン、プログラマーといった職業を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし、フリーランスとして働ける仕事は他にも多く存在します。

不動産業界での経験があり、独立してみたい、と考えている人はぜひ参考にしてみて下さい。
また、他の業界や業種での経験がある人でも、不動産業界でフリーランスとして働ける可能性は十分にあります。

フリーランス×不動産
不動産の仕事をフリーランスで行う、と聞くとなかなかイメージがわかないかもしれません。
しかし、仕事単位で見てみると、意外とフリーランスでも受注できる仕事は存在します。

フリーランス×不動産の仕事内容

ここでは、不動産の仕事をフリーランスが行う場合、どのような仕事があるのか解説します。
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不動産の写真を撮影する
家を借りようと考えている場合、多くの人は不動産会社のWebサイトを見て物件の写真を確認してから、内見などを行います。
この写真撮影をフリーランスに依頼するケースがあります。

不動産に関する各種雑務や事務を行う
不動産に関する業務は、事務や雑務など細かい業務が多いです。
そのため、そのような業務を不動産業界での経験のあるフリーランスに依頼するケースがあります。
作業によっては専門的な知識を必要とするものもありますが、資料作成や情報整理などはある程度定型化されているため、慣れてくればテンポよく仕事を進められるでしょう。
また、メールに関しては、内容によって対応方法が変わってきますが、不動産会社側がマニュアル等を用意してくれていることもあります。

Webサイトの運営
不動産会社の多くは、自社のWebサイトを所有しており、そこで取り扱う物件を紹介しています。
また、不動産会社がブログを運営している場合は、ブログの投稿を任されることもあるかもしれません。
この案件の場合、Webサイトの運営に関する知識やトラブルが発生した際にも対応できるだけのスキルなどが必要になるため、誰でも受注できるわけではありません。
図面の作成
物件情報を記載する際に欠かせないのが間取りなどの図面の作成です。
また、不動産会社にもよりますが、報酬は1枚○円という形で、月契約を結ぶ形が一般的です。
不動産会社に勤務したことがなくても、学生時代に建築学科に所属していてIllustratorやCADが扱える、建築事務所、ゼネコンなどでの勤務経験があり、ソフトも扱えるといった人であれば仕事を受注できる可能性があります。
不動産投資
不動産業界の仕事というと、不動産会社の仕事をイメージしてしまいがちですが、必ずしもそれだけではありません。
不動産投資をする場合、マンションを丸々一棟購入するケースもあれば、複数の部屋を購入するケース、さらには一軒家を購入するケースなど多岐に渡ります。
不動産を購入するための資金は必要になりますが、例えばワンルームなど比較的小さい部屋であれば、少ない予算で投資することもできます。
不動産投資は、資金計画などを考える必要があるため、すぐに始めることはできませんが、フリーランス×不動産の仕事の1つとしてぜひ覚えておいて下さい。
フリーの営業マン
営業というと、その企業に所属している社員の人が担当しているもの、と考える人もいるかもしれませんが、中にはフリーの営業マンとして、不動産売買や賃貸の仲介業を行っている人もいます。
不動産の仲介は歩合制を取っているケースが珍しくなく、実力主義の世界だと言えます。契約件数が一件もなければ収入はありませんが、複数の契約を取れればかなりの報酬を得ることが可能です。
場合によって1件の契約だけで、数百万円の収入が得られる可能性もあります。
不動産会社の中には、自社の社員としてではなく、フリーランスとして営業担当を募集しているケースもあるので、仲介業の経験があり、腕に自信のある人はそういった仕事を選んでみても良いでしょう。
フリーランス×不動産の仕事を得るには
フリーランスとして不動産業界の仕事を得るにはどうすればいいのでしょうか。仕事の獲得方法に関しては、いくつか存在します。
例えば、過去に不動産業界で働いていた経験がある人は、人脈を伝って仕事を紹介してもらうことができるでしょう。
相手は自分の人となりをある程度わかっている人なので、仕事紹介もスムーズに進む可能性があります。
また、事務作業や写真撮影などは、クラウドソーシングサイトに掲載されていることがあります。
クラウドソーシングのサービスを提供する会社はいくつかありますが、基本的には無料で利用できるため、登録しておいて損をすることはないでしょう。
そのほかには、自分のWebサイトを用意して、情報発信を行い、興味を持った人からの仕事の発注依頼を待つという方法もあります。
フリーランスはブログ必須、ブログのメリットやプロのブロガーについて解説しています。

フリーランスが不動産の仕事をする際のポイント
ここからは、フリーランスの人が不動産関連の仕事をする際におさえておきたいポイントについて解説します。

人との繋がりが重要
フリーランスは、ただ待っているだけでは仕事は見つかりません。
フリーランスとして仕事をし始める際には、一言フリーランスとして独立した旨を伝えておけば、仕事を紹介して貰えるかもしれません。
また、仕事を発注する側も人間なので、信頼できる人に対して仕事を発注したいと考えるはずです。そういった意味でも人との繋がりは大切にするようにして下さい。
自分にできることがなんなのか把握する
不動産業界に関連したフリーランスの仕事は多岐に渡ります。しかし、これらの仕事を全てできる人は中々いないでしょう。
そのため、仕事を受注する場合、自分にできることはなんなのかしっかりと把握することが大切です。
また、なんとか仕事をやり終えたとしても、質が低く、クライアントからの信頼を失ってしまうかもしれません。

仕事内容によっては副業としても取り組める
「今すぐにでもフリーランスとして独立したい!」と考える人もいるかもしれませんが、今回紹介した仕事は副業として取り組めるものも少なくありません。
また、不動産投資もフリーランスでなければできないものではありません。
フリーランスと聞くと魅力的に感じるかもしれませんが、仕事が見つからない、収入が安定しないといったリスクは常に伴います。
安定した収入を本業で得つつ俯仰で不動産業界の仕事に取り組み、慣れてきたタイミングでフリーランスとして独立するという形もとれるでしょう。
まとめ
今回はフリーランス×不動産として、フリーランスができる不動産業界の仕事について解説しました。
フリーランスの準備について要点を解説しています。
またこちらの記事では、5分でわかるフリーランスの仕事内容を紹介しています。