事務職に転職を検討している方で「未経験だけど大丈夫だろうか」や、「どの会社のエージェントを使えばいいのか」など、さまざまな悩み抱えているでしょう。この記事では、事務職の転職に必要なスキルや、おすすめの転職エージェント会社を紹介しています。
事務職に転職を検討している方は是非参考にしてみて下さい。

Contents
事務職に必要な5つの能力
事務職は女性に人気の職種の一つですが、昔は「定時に帰れる」「パソコンさえ出来ていればよい」などの偏ったイメージが持たれていた時代もありました。

1:実践的なPCスキル
現代社会において「パソコンスキル」は、必須と言ってもよいでしょう。
パソコンソフトで一般的と言われる「Word」「Excel」は、ある程度使いこなせるほうがよいでしょう。

2:数字を読み取る力
事務職には営業事務や総務事務など様々な種類があります。
帳簿の作成や経費の精算、日々の現金管理など、常に数字と向き合い、慎重に業務にあたらなければなりません。

3:高いコミュニケーション能力
電話・来客応対においてもコミュニケーション能力が必要ですが、書類作成やデータを処理する上でもコミュニケーション能力は非常に重要です。
依頼内容が分からないまま作業を進めたり、自己判断で仕事をしたりすると、周りに迷惑をかける場合もあります。

4:作業の速さと正確性
事務職では、依頼された仕事を「素早く」かつ「正確に」遂行するスキルが必要です。

5:スケジュールの管理能力
一般事務の場合、仕事の期日などのスケジュール管理ができれば、問題なく業務を遂行できるでしょう。
事務職におけるスケジュール管理は、自分の予定を管理するだけではありません。

事務職の転職で注意すべき6つのこと
事務職の仕事を誤解していたり、イメージだけで転職したりすると、就職してから大変な思いをする可能性があります。
1:残業が多く忙しい職場もある
残業がない会社もありますが、事務職には様々な種類があり、担当する業務によっては残業が発生する可能性があります。
そのほかにも、たくさんの事務を兼任する場合、仕事内容によっては一年中多忙なこともあります。

2:事務職は楽な仕事ではない
「仕事内容が簡単そう」「育児と仕事を両立できそう」といったイメージだけを持って転職するのは、控えたほうがよいでしょう。
そのため、事務の仕事を甘くみているとギャップに苦しむことになりかねません。

3:30代以降の場合は経験がなければ難しい
企業が中途採用で受けいれる条件として、職種の経験があることは強みになります。

4:正社員ばかりではなく派遣の求人も視野にいれる
事務職は、正社員の求人があまり多くありません。
また、事務職は人気の職種のため倍率も高い傾向にあります。

5:努力や成果が認められにくい
事務職は、営業職のように業績を直接伸ばすといった業務ではなく、どちらかというと「社員のサポート的存在」と言えます。

6:資格よりも実務経験がある人のほうが有利な場合がある
事務職では、MOSや簿記などの資格を持っていると業務で役立つことが多くありますが、企業としては実務経験のある人を優先して採用したいというのが本音です。

事務職の転職におすすめの転職エージェント9選
転職を検討している人の中には、「何から始めたらよいのか分からない」「未経験でも事務職ができるのか」などの不安を抱えている人もいるでしょう。
転職エージェントは、面接対策や入社前の研修まで、転職者を全面的にサポートします。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
リクルートエージェント | 約300,000件 | 約300,000件 | 好条件転職、 幅広い層に対応 | IT/メーカー・営業/事務 |
パソナキャリア | 50,000件以上(非公開含む) | 全国+海外 | 他社にはないマッチング力、サポート体制 | IT系や営業の求人 |
マイナビエージェント | 約50,000件 | 全国 | 20代に信頼されている転職エージェント | 営業やIT・Web、⾦融など、幅広い業界に強い |
doda | 計約100,000件 | 全国+海外 | 求人紹介量の多さ | 幅広い業界・業種をカバー |
リブズキャリア | 非公開 | 全国 | 女性視点の求人特集など役立つ情報を公開 | ミドル・ハイクラス層の女性向け求人 |
spring転職エージェント | 45,000件 | 全国+海外 | グローバルネットワークの力があり求人が豊富 | 海外向けの求人 |
キャリアカーバー | 73,800件 | 全国+海外 | ヘッドハンティング型の転職サイト | ハイクラス |
JACリクルートメント | 25,000件 | 全国+海外 | キャリアコンサルタントの質が高い | ミドル・ハイクラスの求人 |
ビズリーチ | 127,000件 | 全国+海外 | 高年収求人を多数掲載 | 管理職や専門職 |
1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、全国各地に拠点を構える大手の転職エージェントです。
さらに、キャリアアドバイザーのレベルが高いため、自分でも気づけなかった可能性を引き出してくれることも期待できます。

2:キャリアカーバー

キャリアカーバーは、リクルートが運営する転職エージェントです。
ハイクラス求人とは、年収800万円以上の仕事を集めた求人のことです。事務職のハイクラス求人を自分で探すのは、かなり難しいでしょう。
さらに、サイトに経歴を登録するだけで、後はプロのヘッドハンターがスカウトしてくれるという特徴もあります。

3:パソナキャリア

パソナキャリアは、「他社にはないマッチング力」と「サポート体制」を強みとする転職エージェントです。
さらに、女性の転職を支援するサービスもあり、育児休暇や仕事での悩みについて、専門のアドバイザーが対応してくれるという特徴もあります。
4:マイナビエージェント

マイナビエージェントは、営業やIT、Web、金融など、幅広い業界に強い転職エージェントです。

5:doda

dodaは、10万件の求人を保有している大手の転職エージェントです。
さらに、転職のサポートのみならず、円満退社のアドバイスまでしてくるという特徴もあります。

6:リブズキャリア

リブズキャリアは、女性に特化した転職エージェントです。
さらに、サイトに登録して経歴やアンケートに答えると、企業からスカウトがきたり、職務経歴書を簡単に作成できたりという特徴もあります。

7:Spring転職エージェント

Spring転職エージェントは、Adeccoグループが運営する転職エージェントです。
さらに、事務職に深い見識を持つコンサルタントに相談できるため、転職が未経験で知識がない人でも、安心して任せることができるという特徴もあります。
8:JACリクルートメント

JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業への転職支援が強みの転職エージェントです。
さらに、英文レジュメ作成のアドバイスなどサポート体制も充実しており、他にはないサービスを提供しているという特徴もあります。

9:ビズリーチ

ビズリーチは、Visionalグループが運営するエージェントです。
さらに、プロのヘッドハンターが職務経歴書を見て直接スカウトするため、自身の市場価値を把握でき、積極的に転職活動ができるという特徴もあります。

事務職の転職で転職エージェントを活用する8つのコツ
事務職は人気職種のため、倍率が高い傾向にあります。
したがって、自分だけで転職先を見つけるのは難しい場合もあるでしょう。
プロの目線からアドバイスしてもらえる転職エージェントを利用することは、転職活動をスムーズに進めることのできる手段です。しかし受け身で全てを任せていては、ミスマッチや失敗に繋がる原因にもなります。

1:できるだけ早く転職したいと伝える
「できるだけ早く転職し、働きたい」と希望している場合は、担当者にその旨を伝えましょう。

2:経歴やスキルは嘘をつかず正直に答える
自身の経歴やスキルを誤魔化したり、嘘を伝えたりすると、担当者はそれを信じて求人を探して紹介します。
担当者は、あなたの経歴やスキルに合った仕事を紹介してくれます。

3:複数の転職エージェントに登録し比較する
転職エージェント会社は大きく2種類に分けられます。業種・職種に関係なく大量の求人案件を扱う「総合型エージェント」と、ある分野や地域に特化した「専門特化型エージェント」です。

4:担当者と合わない場合は変えてもらう
「連絡が遅い」「条件と異なる求人を紹介される」など、担当者と合わないと感じる場合もあります。

転職活動する上で、エージェントの担当者はパートナーのような存在です。
5:同じ求人に複数のエージェントから応募をしない
複数のエージェント会社から同じ求人に応募するのは避けましょう。
また、自身の印象を悪くしてしまう恐れもあります。

6:スカウトを利用したら小まめに連絡をいれる
転職エージェントには、「スカウトサービス」がある会社も存在します。

7:紹介された会社の口コミをチェックする
紹介された会社がどういった会社なのか調べるときに利用したいのが、インターネットの口コミです。

しかし、事実とは異なる口コミが書かれていることもあります。全てのコメントを鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考程度にしましょう。
8:推薦文は自分でも必ず確認する
推薦文とは、エージェント会社が作成し応募書類と一緒に提出するものです。
必ず作成してもらえるわけではありませんが、もし作成してもらえた場合は、必ず自身で内容を確認するようにしましょう。杜撰な担当者が対応した場合、考えている動機とは違うことが書かれている可能性があります。

事務職の転職は転職エージェントを利用し内定を勝ち取ろう
事務職の転職で不安な人は、転職エージェントの活用をおすすめします。
