【2020/2021年版】メーカーの就職偏差値ランキングを徹底解説

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就職活動に取り組んでいる人「これから始めようとしている人の中には」「メーカーで働きたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。

一方で、メーカーと一言で言っても、その企業数は非常に膨大であるため、どの企業に応募するべきか迷っている人もいるでしょう。

この記事では、就職偏差値を参考にメーカーの人気ランキングについて解説します。ぜひ就職活動の参考にしてみて下さい。

メーカーの種類は様々

私たちの身の回りには、食べ物や飲み物、スマートフォンや衣服、家具、家電など様々な製品であふれています。これらの製品を作るのがメーカーです。製品の種類が様々であることからもわかるように、メーカーと一言で言っても、その種類は様々です。ここでは、メーカーの種類について解説します。

手がける製品による違いで分類

メーカーの種類は、どのような製品を手がけているかによって以下のように分類することができます。

  • 素材メーカー
  • 加工・組立メーカー
  • 自社生産・加工メーカー

素材メーカーは、化学素材やゴム、樹脂、鉄鋼、さらには紙や非鉄筋族など、製品を作る際のもとになる素材を手がけるメーカーです。具体的には、化学メーカーや鉄鋼メーカーなどが当てはまります。

また加工・組立メーカーは、素材メーカーで作られた素材を加工したり、組み立てたりするメーカーです。具体的には、自動車メーカーや食品メーカーなどが当てはまります。メーカーというとこれらの企業をイメージする人も多いでしょう。

自社生産・加工メーカーは、素材を自社で研究・開発、さらには生産・加工まで手がけており、製品の販売を行なっているメーカーです。具体的には、化粧品メーカーや医薬品メーカーなどが当てはまります。

このように、メーカーは何を手がけるかによって分類することができます。

製品の販売相手による分類

手がける製品の違いによる分類以外にも、誰に対して製品を作るかによって、以下のような分類をすることもできます。

  • B to Bメーカー
  • B to Cメーカー

B to Bメーカーとは、Business to Businessの略であり、企業向けの製品を作っているメーカーのことです。

一般的な消費者にとっては馴染みがないかもしれませんが、鉄鋼メーカーや化学メーカー、機械メーカーなどが当てはまります。知名度こそ低くても、世界的なシェアを持っている企業も中にはあります。

一方のB to Cのメーカーとは、Business to Consumerの略であり、私たち一般消費者向けの製品を作っているメーカーのことです。

食品メーカーや化粧品メーカー、自動車メーカーなどがあり、一度は耳にしたことのある企業も少なくないでしょう。

またメーカーへの就職を目指している人たちからの人気も高いと言えます。

メーカーの主な業界

自動車や食品、化粧品のようにメーカーといっても、その業界は様々です。メーカーの主な業界は以下の表の通りです。

業界概要
電機・電子・機械・自動車家電やパソコン、スマートフォンといった各種機器、およびそれらに使用される半導体や電子部品などを製造する
食料品・飲料食料や飲料、お菓子、パン、アルコールなどを製造する
化学製品合成ゴムや樹脂、せっけん、塗料、接着剤、化学繊維などを製造する
医薬品・化粧品・生活用品薬や化粧品などを製造する
ガラス・ゴムガラスは、各種ガラスや液晶パネル、タッチパネルを、ゴムはタイヤなどを製造する
建設・住宅関連ダムや道路、ビルや住宅などを建てるほか、お風呂やトイレといった住宅機器を製造するメーカーもある
繊維・アパレル衣類のほか、綿やシルク、さらには炭素繊維などを製造する企業もある

メーカーの仕事内容

ここでは、メーカーの主な仕事内容について解説します。

メーカーと一言で言っても、仕事は多岐に渡ります。具体的に何をするのかぜひチェックしてみて下さい。

営業

営業は、取引先に対して、商品を販売するのが主な仕事です。

取引先となるのは問屋や商社のほか小売などの企業です。取引先のニーズを踏まえた上で自社商品の提案を行います。
得意先への営業のほか、新規の取引先を開拓することもあります。

生産管理

生産管理は、製造される製品の品質や製造量を計画に沿って管理するのが主な仕事です。

市場の状況を踏まえる必要があり、適切な管理ができなければ、商品のイメージにも悪影響を及ぼす恐れがあります。

商品企画

商品企画は、その名の通り新商品の企画立案を行うのが仕事です。

企画を立てるために、市場調査や分析を行い、商品の方向性を考えます。企業によっては商品のキャンペーン企画などまで担当するケースもあるでしょう。

研究開発

研究開発は、製品を作るための技術の研究に取り組むのが主な仕事です。

他の部門と連携して既存商品の改良などに取り組むこともあります。またメーカーによっては素材開発や技術開発といった基礎研究にと陸ケースもあるでしょう。

メーカーの平均年収

メーカーの平均年収は465万円とされています。

メーカーというと、給料が高いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、メーカーといっても小さな企業から誰もが知る大企業まで幅広いため、平均となるとこのくらいの金額となるようです。

ただしメーカーの中でも、医薬品メーカー、化学メーカー、石油メーカー、電気機器メーカー、自動車メーカーなどは、比較的年収が高いとされています。

メーカーの就職偏差値ランキング

ここでは、メーカーの就職偏差値ランキングを紹介します。

偏差値51以上のメーカーを取り上げているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
就職偏差値企業名
65トヨタ
64サントリー
63新日鐵、味ノ素、キリン
62三菱重工、アサヒビール、任天堂、旭硝子
61日産、JFE、ホンダ、信越化学
60デンソー、コマツ、JT、日清製粉G本社、花王、キーエンス、富士フィルム、住友化学、東京エレクトロン
59日東電工、旭化成、日立製作所、東レ、住友電工
58住友鉱山、JX金属、三菱ケミカル、明治、サッポロビール
57三井化学、三菱マテ、川崎重工、三菱電機、豊田自動織機、ソニー
56住友重機、積水化学、カルビー、キッコーマン、三菱ガス化学、クラレ、武田薬品、クボタ、古河電工、日清食品、パナソニック、島津製作所、キヤノン、富士ゼロックス、村田製作所
55王子製紙、オムロン、TDK、リコー、イスゞ、日立化成、JSR、宇部興産、大陽日酸、日本触媒、ブリヂストン、IHI、帝人、東ソー、アイシン精機、昭和電工
54日本製紙、神戸製鋼、カネカ、ダイハツ、日本ガイシ、トヨタ車体、ジェイテクト、日本ゼオン、太平洋セメント、日本電気硝子、ニコン、エプソン、カゴメ、日立金属、三井金属、ユニチャーム、アステラス、オリンパス、アイシンAW
53東洋水産、日本軽金属、日新製鋼、塩野義、資生堂、YKK、NOK、江崎グリコ、ヤクルト、コクヨ、コニカミノル、TOTO
52日産化学、ヤンマー、ブラザー工業、古河機械、富士重工、日本精工、ライオン、大同特殊鋼、日本ハム、ハウス食品、ヤマハ発動機
51不二製油、日本ペイント、関西ペイント、エアウォーター、電気化学、第一三共、中外、ダイキン、コーセー、富士通、NEC

一覧を見ても分かるように、偏差値の上位には、誰もが耳にしたことのある有名メーカーが並んでいます。

また機械や化学メーカーなど、一般消費者にはあまり馴染みのないB to B企業も少なくありません。

就職偏差値はどのように活用する?

就職偏差値は、そもそもどのように活用すればいいのでしょうか。

ここでは、就職偏差値の活用方法と活用時の注意点について解説します。

偏差値の高さが全てではない

就職偏差値を見ていると、どうしても偏差値の高い企業がいい企業のように見えてしまいます。

しかし偏差値が高いからといって必ずしも年収が高かったり、福利厚生が良かったりする訳ではありません。

確かに、偏差値の高い企業は有名な企業や大企業が多く、給料や福利厚生が充実している企業が少なくありません。

しかし偏差値が低い企業の中にも優良企業は存在しますし、高い企業の中にも、残業が多い企業もあります。

偏差値だけで企業を選んでしまうのは、危険だと言えます。

就職偏差値がどのように作られているのか理解しておく

偏差値というと、大学や高校入試の際によく耳にしたのではないでしょうか。

これらの偏差値は一定の方法によって算出されていますが、就職偏差値に関しては、算出方法が独断と偏見によるものとなっています。
あくまでも一般人のイメージや基準によって定められている偏差値なので、鵜呑みにしすぎないようにしなければいけません。

参考程度にとどめるのが一番

では、就職偏差値はどのように活用すればいいのか、というと参考程度に活用するのがおすすめです。

メーカーにはどんな企業があるのか知りたい時に名前を知るきっかけにする、どんなメーカーの偏差値が高い(=人気)のか知りたい時に活用すれば問題ないでしょう。

メーカーから内定を貰うポイント

ここでは、メーカーに就職したい人が、内定を貰うためのポイントについて解説します。

就職サイト・エージェントに登録する

就職する為には求人に応募する必要がありますので、まずは就職サイトエージェントに登録を行いましょう。

求人サイトにも様々なものがありますが、就活生はリクナビやマイナビ、転職希望者はリクナビNEXTが一般的です。求人数が多く、業界全ての求人を網羅できます。
またエージェントを利用する場合は、下記のエージェントがおすすめです。
対象者エージェント
就活する人JobSpring
転職する人リクルートエージェント

求人サイトと就職エージェントの違いは、「1人で進めるのか」「サポートしてもらうのか」という違いで、1人でも良いですが、確実に就職したいのであればエージェントを使うことをおすすめします。

就職エージェントと求人サイトの違い
自分に合ったサービスを積極的に活用していきましょう。

企業研究をしっかり行う

就職活動をするにあたっては、企業研究は欠かせません。

特にメーカーの場合、製造する製品によって関連業界や一般消費者に与える影響にも大きな違いがあります。さらに、例えば同じ自動車メーカーでも、企業によって特徴や理念、方針などは異なります。

そのため、企業について徹底的に調べ、なぜメーカーを選んだのか、その中でもなぜ食品や自動車などの特定の業界を選んだのか、などの理由をしっかりと答えられるようにしておきましょう。

自己分析

企業研究と合わせて行う必要があるのが、自己分析です。

自己分析では、これまでの自分の人生を振り返り、どのような経験をしてきたのか、自分はどのような人間で、何をしたときに喜びや嬉しさを感じることができるのか、といったことを整理するようにしましょう。
また企業に対して、自分がどのように貢献できるのかということとその理由についても答えられるようにしておくと良いでしょう。

まとめ

今回は、メーカーの就職偏差値ランキングについて解説しました。

メーカーと言ってもその種類は多岐に渡ります。製造する製品の違い、販売する相手の違い、などがあるため、各企業の特徴を踏まえて就職活動に取り組むようにしましょう。
その際、就職偏差値はあくまでも参考程度にとどめておくことをおすすめします。

※ランキング順位は自社調査によって掲載させていただいております。