・26歳・27歳でフリーターだけど、正社員として働きたい
・正社員になりたいけど何から始めたら良いか分からない
・正社員になるためのポイントを知りたい
こんな疑問に答えます。
現在フリーターとして活動していて「正社員を目指したいけど、何から始めれば良いのか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
本記事では、26-27歳のフリーターが正社員になる方法について解説していきます。
この記事を読むことで、あなたの次の行動を明確にすることができますよ。
転職サイトおすすめ記事では、フリーターや職歴のない人向けの転職についても取り上げています。こちらもチェックしてみてくださいね。転職サイトは、あなたの希望に合った転職先が見つけやすく転職エージェント含めまとめています。
26歳・27歳のフリーターはギリギリ就職できる
26歳・27歳のフリーターでも、正社員として就職することは可能です。ただ、自分で好きな業種と職場を選んで就職するのは少し難しいですね。
26歳・27歳の同期は、大学を卒業してから4年の間に多くの経験と実績を積んでいます。そのような人達がステップアップとして選ぶ企業には、採用されない可能性が高いです。
まずは、企業の理想を捨てて、小さい規模で多くの経験を積める会社へエントリーシートを送りましょう。
言い換えると、企業選びを妥協すれば、正社員として採用される可能性は十分にあります。
26歳・27歳でフリーターを続ける3つのリスク
27歳までフリーターを続けて、将来を考え始める人も多いでしょう。
しかしそのままの生活を続けていると非常に危険なので、その理由を3つに厳選して解説していきます。
将来が不安定になる
フリーターには、退職金や十分な年金がありません。
年金に関しては、しっかり払っていれば国民年金が支給されますが、月5万5千円程度で生活するのは困難ですよね。
貯蓄をしていれば問題ないですが、フリーターの収入で老後の貯蓄をする余裕が出るかと言われれば、難しいでしょう。
フリーターは、会社員に比べて将来が不安定になります。
歳を取るだけ就職が難しくなる
26歳・27歳までフリーターを続けていた人でも就職は苦労しますが、年を重ねると比例して難易度が上がっていきます。
フリーターということは、今まで社会人経験がありません。言い換えれば未経験として採用されるので、若い方が圧倒的に有利です。
同じ未経験なら、若い人の方が長く会社に貢献できる可能性がありますよね。
フリーターは、年を重ねるたびに就職が遠のくので、26歳・27歳で正社員になりたいと考えるのであれば今すぐ行動するべきでしょう。
働ける業種が限定される
26歳・27歳のフリーターは、働ける業種が限定されています。
社会人経験がない未経験の26歳・27歳を、コンサルティング会社などが採用するとは考えにくいですよね。経験がなくてもできる仕事しか採用されないので、必然的に働ける業種が限定されるでしょう。<
何か働きたい業種があるのであれば、早く就職活動を始めないと手遅れになります。
26歳・27歳のフリーターが正社員になる5つメリット
今までは、26歳・27歳でフリーターを続ける危険性について紹介しました。
それを踏まえて、正社員になることで得られるメリットを解説します。
人生の選択肢が広がる
正社員になることで、人生の選択肢を広げることが可能です。
給料も上がっていくので、使えるお金も増えるでしょう。経済的に安定すれば結婚ができますし、スキルが上がれば大きな企業への転職や開業を叶えられる可能性もあります。
フリーターだと、使えるお金も限られてスキルも身につけられないので、将来の選択肢を増やしたい人は正社員がおすすめです。
ギリギリ若い年齢として受け入れられる
26歳・27歳であればギリギリ若い年齢として受け入れられるので、まだ就職活動をしても間に合います。
30歳までは年齢的に転職が簡単なので、26歳・27歳から初めても雇ってくれる企業はあるでしょう。しかし、就職できる企業の規模感は変わってきます。
大企業のように安定していて、年収がある程度は保証されている企業に採用される可能性は低いので、小規模の会社で就職することになるでしょう。
それでもフリーターよりは安定して生活できるので、ギリギリ若い年齢の27歳の間に就職することをおすすめします。
ボーナスを受けることができる
正社員になれば、ボーナスを受けることができます。
アルバイト時代は時給制で月収が決まる為、働いた分しか給料を得ることができません。正社員であれば、会社によりますがボーナスが支給されます。
それだけで何10万円の収入の差になるので、フリーターより正社員の方が収入面のメリットが大きいと言えるでしょう。
精神的に安定する
正社員は、体を壊しても保険や手当を受けることができるので精神的にも安定します。また、退職金や年金も支給されるので、将来の不安も軽減されるでしょう。
フリーターは、体を壊しても受けられる保険料や手当が少なく、退職金もないので将来の不安は拭えません。定年までフリーターとして体を壊さずに働ければ問題ないですが、非常にしんどいです。
精神的にも肉体的にも安定して働きたいのであれば、正社員として働いた方が良いですね。
人からの見え方が一気に変わる
会社員になるだけで、人からの見え方は一気に変わります。
フリーターは、仕事が安定しなくて低収入なので、世間の印象は非常に悪いです。低学歴の人も多いので、世間体は最悪と言えるでしょう。
それを象徴するように、フリーターはローンを組んだり結婚することができない可能性が高いです。
多くの人が会社員として働いているので、就職することができたら一気に印象が変わります。印象が変われば結婚やローンなどもできるので、まずは正社員を目指しましょう。
26歳・27歳のフリーターが正社員になる4つのデメリット
今までの記事の内容を読んで、フリーターから正社員になる道筋が見えた人も多いでしょう。
しかしフリーターから正社員になって変わることもあるので、デメリットとして4つ紹介します。
フリーター生活に慣れている人には少し厳しい内容になっていますが、確認しておきましょう。
責任感が重くなる
正社員は、フリーター時代に比べて責任が重くなります。
フリーター時代は、何かあっても社員である上司に守られていたでしょう。正社員になれば、全て自分の責任になります。
仕事でもミスや取引先とのトラブルなど、誰も守ってくれる人はいません。
正社員として働きたいのであれば、今までと同じような考えは捨てて、考え方を変える必要があるでしょう。
自由度が無くなる
フリーターは好きな時間に働けるだけでなく、友達と遊ぶ予定日にシフトを入れなければ簡単に休むことができます。
会社員は、指定された時間は絶対に働かなければいけません。休みの日も決められているので、友達との予定で休暇を取ることは不可能です。
会社員になることで、自由度は失われると言って良いでしょう。
年下に指示される
26歳・27歳のフリーターが正社員として入社すると、先に入って経歴を積んでいる年下の社員から指図されるようになります。
フリーターだと、同僚はほとんど学生になるので指示をされる機会は少ないでしょう。また、学生の方が長い経歴でも、26歳・27歳の方に対して指示をすることは無いはずです。
しかし社会に出れば、会社の経歴が上下関係になります。
正社員になることで、年下から指図やタメ口を使われる可能性も十分にありますが、覚悟しておきましょう。
会社だけに専念する必要がある
正社員になれば、会社の仕事を優先しなければいけません。
今までは自由に暮らして生活できていたと思いますが、正社員には残業や休日出勤など私生活を妨げることが日常的に起こり得ます。
フリーター生活に慣れていると、自由が大きく失われる正社員生活はしんどいですね。
給料面や将来的な安定を考えると正社員の方が良いので、会社に専念することは仕方ないと言えるでしょう。
26歳・27歳のフリーターが持っておくべき3つの心構え
フリーターから正社員になった時のメリットとデメリットについて解説してきました。
26歳・27歳のフリーターは、企業選びに拘らなければ就職することは可能です。しかし入社した企業がブラックで続かなかったというケースになることもあります。
そこで、26歳・27歳のフリーターが企業選びと転職活動に対して持っておくべき3つの心構えを紹介していきます。
年収で決めない
フリーターが就職活動を始めるのであれば、年収で企業を決めるのは辞めましょう。
年収が高い企業は当然応募も多く集まっています。そのような企業が第二新卒に求めているのは、即戦力になる人材なので、採用される可能性は限りなく低くなるでしょう。
まずは、新卒が入社できるような会社に行くことをおすすめします。ここでのポイントは、高学歴の学生が新卒で志望するような大企業ではなく、学歴が低い学生が志望する小規模の会社を選ぶことです。
小規模の会社だったら、フリーターと収入は変わらないでしょ?それでフリーターの自由度が奪われるなら、正社員は辞めた方がいいんじゃないの?
中小企業はフリーターと手取りの給料が変わらない可能性が高いですが、昇給や定年後の年金などを考慮すると、フリーターよりは安定することは確実です。また正社員として働いた経歴を作っておけば、転職も十分に可能できますよ。
企業のレベルは妥協する
先ほども話しましたが、企業のレベルは妥協して中小企業を選びましょう。
国内に法人企業は約171万社あります。それだけの数の企業があれば、人材不足で正社員を増やしたいと考えている企業は多いでしょう。
誰も知らないような穴場の企業を見つけて面接を受ければ、26歳・27歳までフリーターをしていても採用される可能性は十分にありますね。
企業のレベルは妥協して、正社員として働くことを目標にして下さい。そこで経験や知識を身に付けてから、大企業へステップアップするのがおすすめです。
面接に落ちても諦めない
これは会社選びではなく転職活動をする上で持っておくべき心構えですが、面接に落ちても諦めないで挑戦しましょう。
26歳・27歳までフリーターをしていた人の就職活動は、非常に困難になります。自分より若い世代の学生や今まで経験を積んできた同期がライバルになるので、採用される可能性は低いです。
何度も面接に落ちる可能性がありますが、諦めないで努力すれば採用される可能性は十分にあります。
諦めて年を重ねると、就職するのが今まで以上に難しくなるので、採用されるまで踏ん張りましょう。
26歳・27歳のフリーターでも就職できる4つの方法
それでは、26歳・27歳のフリーターでも就職できる3つの方法を紹介します。
これから転職活動を始める際のヒントにもなるので、是非参考にしてみて下さい。
バイトと同じ業種を選ぶ
フリーターとして働いていたバイト先と同じ業種であれば、経験もあるので採用される可能性が高いです。
業界で選んでも良いですし、例えばキッチンで働いていたならホテルの料理屋、接客をしていたなら接客業が必要な企業などで働くのも過去の経験を活かすことができます。
今までフリーターとして働いていた経験が生かされる職場を選ぶことで、就職する確率を上げることができるでしょう。
人が好まない業種を選ぶ
人が好まない業種であれば、人材が不足しているので採用される可能性が高まります。
厚生労働省が発表している有効求人倍率データによると、下記の5つの業界が人手不足に当てはまるようです。
- 建設・建築・土木業界
- 運送・流通業界
- 医療・介護福祉業界
- 飲食・サービス業界
- IT業界
人材不足の業界であれば、人手が欲しいので26歳・27歳のフリーターでも十分採用されるでしょう。
注意点として、人手不足の業界は理由があるということです。資格習得が難しい場合から、土木業界や飲食業界のように、体力的に厳しい場合もあります。
業界が人手不足の理由をしっかり理解した上で、就職先を選んでいくようにしましょう。
自分の得意なことを生かせる業種に行く
自分に得意かことがあるなら、それを活かせる業界に行きましょう。
フリーターをしながら。趣味でイラストや動画編集をやっている人などは、そのスキルを生かして動画編集者やデザイナーになることができるかもしれません。
趣味を仕事にすることができれば、楽しくて離職する可能性も低く、スキルも上達して将来的に良い企業に転職できる可能性があります。
自分の得意なことを生かせる業種に行くのは、おすすめできるパターンですね。
書類選考がない企業を選択する
最後に書類選考がない企業を選択する方法です。
求人を探すにはハローワークや求人サイト、就職エージェントなどがありますが、実は書類選考なしでいきなり面接から始めることのできる求人も取り扱っているエージェントもあります。
一般的にニート・フリーターの方は書類選考で落ちる場合が大半です。しかしその部分を取っ払って就職活動を進めることで、見違えるようなスピード感で就職を決めることが可能です。
次の項で書類選考なしの案件も扱っているフリーター専門の就職エージェントを2つご紹介します。
書類選考なしの求人もあるフリーター専門の就職エージェント2選
書類選考なしの求人もあるフリーター専門の就職エージェントは下記の通りです。
書類選考なしで求人数も幅広い「就職Shop」
- フリーターやニートでも利用可能
- 紹介求人は約8500社とかなり多い
- 紹介求人の職種に偏りがなく、様々な職種を選択可能
1つ目におすすめなのが「就職Shop」です。
就職Shopは若手の転職に特化しており、なんと書類選考なしで求人を応募することができます。
また就職Shopは求人数が8500社もあり、且つ求人の職種に偏りがないので、就職する企業の選択肢を大幅に上げることが可能です。
関東圏と関西圏でしか利用できないことが最大の難点ですが、もし利用する場所に住んでいるのであれば、必ずに登録しておくことをおすすめします。[
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ニート・フリーター・第二新卒からの就職なら「DYM就職」
- フリーターやニートでも利用可能
- 入社までスピード感を持ってサポート
- 全国7拠点あり、比較的利用しやすい
2点目ににおすすめなのが「DYM就職」です。
DYM就職はフリーター・ニートの就職に強く、就職できるまで二人三脚でエージェントが付き添ってくれます。
DYM就職は就職希望者の想いに寄りそうことが強みとなっており、就職希望者の願いを最大限に叶えてくれるところが特徴です。
また紹介求人は「職歴が不安な方でも利用可能」なので、スピーディに転職活動を進めることができます。
東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・広島・仙台と全国7拠点利用することができるので、積極的に利用してみると良いでしょう。
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参考:DYM就職を実際に利用して、その評判を確認してみた
26歳・27歳のフリーターが就職するための準備
ここまでの記事を読んで、就職活動を始めようと考えたフリーターの方も多いでしょう。
そこで、就職活動を始めるまでにやっておくべき準備を解説していきます。
業界を選定する
まずは、自分がどのような業界に行きたいのか考えて候補を絞りましょう。最初に入社する業界はかなり重要です。
例えばコンサルティングの会社に入社して、数年後に転職する場合に同業を選べば収入が上がる可能性があります。
言い換えると、コンサルティングの経験と関係ない不動産業界に転職しても、知識や経験が無いので収入が低くなる場合があるということです。
絶対に同じ業種で働き続ける必要はありませんが、経験や知識を活かしてスキルアップしたいのであれば、長く活躍したいと考える業種に就職した方が良いです。
企業を選定する
業界が決まれば、企業の選定を始めていきましょう。企業を選ぶポイントは下記の通り。
- 多くの業務を任せられて、スキルアップができる
- 会社の雰囲気が良くて、長く続きそう
多くの業務をこなしてスキルアップができれば、先に正社員として活躍している同期に追い付くことができます。
会社の雰囲気が良ければ会社を辞めなくて良いので、職歴に良い印象を与えることが可能です。
入社しても続かず直ぐに辞めると、次の就職活動が難しくなります。雰囲気が良くて、長く続けられる会社を選んで下さい。
エントリーシートを作成する
会社の候補を挙げることができれば、エントリーシートを作成しましょう。
エントリーシートの書き方は、ネットで調べれば出てきます。適当に書くのでは無く、見た人が面接をしたいと思えるようなエントリーシートを作成して下さい。
どのように書けば良いのか分からないのであれば、ネットやSNSで調べてみましょう。
面接の対策をする
エントリーシートに通れば、いよいよ面接です。
面接まで行けば採用されると勘違いしている人は多いですが、普通に落とされます。
聞かれたことに対して上手く答えられなかったり、企業理念や業務内容などを把握できていないなど、様々な原因で落とされるので対策を行なっておくべきです。
面接の対策ですが、ネットでどのような質問が多いのか調べたり、転職エージェントにサポートを受けるなど、いくらでも方法はあります。
あなたができる方法の範囲内で、面接の対策を行いましょう。ニートの面接対策として、空白期間がある時に注意するポイントを解説しています。
まとめ
この記事では、26歳・27歳までフリーターを続けている人の就職活動について纏めました。
最後になりましたが、本メディアでは仕事や就職に関する情報から、フリーランスに関連する情報まで幅広く発信しています。
フリーターにおすすめの転職エージェント5社をご紹介します。
【おすすめ転職エージェント】
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おすすめの就職エージェントについて上記に纏めていますので、是非確認してみて下さいね。