転職エージェントを利用している場合、内定辞退をする際に、担当者からしつこく説得されることがあります。そのしつこい理由や対策法、内定辞退後でも安心の転職エージェントをご紹介します。
転職エージェントを活用しようと考えている方は、是非参考にしてください。

転職エージェントで内定辞退をしても良い
転職エージェントを利用して内定を獲得した場合、その内定を辞退しても良いのか悩んでしまう人がいますが、内定辞退をすることは可能です。ただし、内定辞退をすることには、いろいろリスクが発生することを事前に認識しておく必要があります。

内定辞退をしても転職エージェントがしつこい5つの理由
しつこい説得をすれば、転職エージェントと転職者との関係性が悪くなってしまう可能性があります。
そのリスクを負ってでも、転職エージェントがしつこい説得をしてくることにはいくつかの理由があります。

- 上司や会社からの評価に繋がるから
- 内定の決まった会社から連絡が来ているから
- 企業との繋がりが悪化する可能性があるから
- 転職者が辞退をすると利益が発生しないから
- 求職者が内定後の対応についての報告を怠ったから
1:上司や会社からの評価に繋がるから
転職エージェントのアドバイザーにはノルマが課せられている場合があります。また、契約の獲得数が上司や会社からの評価に直結することもあるでしょう。

2:内定の決まった会社から連絡が来ているから
内定の返事を保留していると、企業が早く内定の返事を聞かせてほしいと転職エージェントに頼むこともあります。

3:企業との繋がりが悪化する可能性があるから
企業が転職エージェントから紹介された人材に対して内定を出したにもかかわらず、内定辞退をされてしまうと、その人材を紹介した転職エージェントが信頼を失ってしまいます。

4:転職者が辞退をすると利益が発生しないから
転職エージェントは、企業に人材を紹介して、その人材が採用された場合に企業から報酬が支払われることが利益の基本的な仕組みとなっています。そのため、内定辞退をされてしまうと転職エージェントは利益を得ることができません。

5:求職者が内定後の対応についての報告を怠ったから
転職者が内定を獲得した際に、その返事を保留することがあります。もし、保留にしたままにして対応を怠っていると、いつまでも返事がもらえない状況に、企業が転職エージェントに返事の催促をするように依頼します。

転職エージェントからの連絡がしつこい時の11個の対策法
内定辞退をする場合や、内定の返事をしない場合などは転職エージェントからの連絡が頻繁にくることがあります。

- 連絡はしっかり返す
- 内定辞退をする場合はきちんと謝る
- 内定辞退をした理由を隠さない
- 連絡は基本電話でする
- 内定辞退の連絡は早めに入れる
- 今後の連絡を断っておく
- 運営にクレームを入れる
- 自分から企業に連絡をするのはNG
- 担当を別の人に変えてもらう
- 転職エージェントを変更する
- 弁護士に協力してもらう
1:連絡はしっかり返す
内定辞退の連絡を曖昧にすることや、いつまでも内定辞退の連絡をしない場合、転職エージェントは転職者の状況を確認しないわけにはいきません。
2:内定辞退をする場合はきちんと謝る
内定辞退をすることは内定者の権利です。しかし、権利があるからと、当然のように内定辞退をされては、転職エージェントも納得できません。

3:内定辞退をした理由を隠さない
内定辞退をする場合は、転職エージェントが納得する理由を伝える必要があります。

4:連絡は基本電話でする
内定辞退は非常に重要なことであるため、メッセージだけで連絡を済ませるようなことをしてはなりません。もし、メッセージだけで内定辞退の連絡を済ませてしまうと、自分の意思を伝えきれないことや、正しく意図が伝わらないなどの可能性があります。

5:内定辞退の連絡は早めに入れる
内定辞退の連絡をしないと、企業は採用活動を終えても良いのか、入社の準備を進めて良いのかなどの判断ができないため、迷惑をかけてしまうことになります。

6:今後の連絡を断っておく
内定辞退の理由や意思をしっかりと伝えても、しつこく連絡を続けてくる担当者もいます。

7:運営にクレームを入れる
担当者にはっきりと迷惑していることを伝えても、しつこい連絡が止まらないという場合もあります。また、担当者には直接言いづらいと感じる人もいるでしょう。

8:自分から企業に連絡をするのはNG
転職エージェントを利用している場合、企業とのやりとりは転職エージェントを経由して行う必要があります。もし、勝手に企業とやりとりをして、内定辞退をするようなことをしてしまうとトラブルの原因となってしまいます。

9:担当を別の人に変えてもらう
前述したように、担当者に迷惑していることを直接伝えることや、運営に注意してもらうことなどで、しつこい連絡を辞めてもらうことはできます。
しかし、担当者にクレームを入れたことで、関係性が崩れてしまい、以前のように転職活動がスムーズにできなくなってしまう場合があるでしょう。また、単純に気まずくなってしまうこともあります。

10:転職エージェントを変更する
その場合は、利用する転職エージェントを変更することを検討しても良いでしょう。

11:弁護士に協力してもらう
転職エージェントを利用していても内定辞退をすることは可能です。しかし、内定辞退にはいろいろなリスクがあり、トラブルに発展してしまう場合があります。また、トラブルに発展してしまった場合には、個人で対応できる範囲を超えてしまうこともあるでしょう。

内定辞退後でも安心の転職エージェント4選
転職エージェントを利用して転職活動をしている場合、内定辞退をすることでトラブルになってしまう可能性があるでしょう。

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1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、リクルートが運営している転職エージェントです。
さらに、転職エージェントとしてのノウハウも高いレベルで蓄積されているため、安心して利用できるという特徴もあります。

2:パソナキャリア

パソナキャリアは、大手の人材派遣会社が運営している転職エージェントです。
さらに、その実績として、高い顧客満足度を常に獲得し続けているという特徴もあります。

3:マイナビエージェント

マイナビエージェントは、マイナビが運営している転職エージェントです。
さらに、多くのノウハウもあり、転職回数や年代など、転職者の状況や条件に合わせた転職活動をしっかりとサポートしてもらえるという特徴もあります。

※マイナビのプロモーションを含みます。
4:doda

dodaは、取り扱っている求人数が多いことが魅力の転職エージェントです。
さらに、キャリアアドバイザーが積極的な人が多いため、スピーディな対応が期待できるという特徴もあります。

内定辞退後も連絡のしつこい転職エージェントへの対処法を知っておこう
転職エージェントを利用して転職活動を行っている場合、内定辞退をすることで担当者からしつこく連絡が来るようになってしまうことがあるでしょう。担当者がしつこく連絡してくることにはいくつかの理由があります。
