転職エージェントの書類選考期間の目安をパターン別で紹介|結果が遅い理由も解説

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転職エージェントは書類選考する際に、転職希望者のレベルを知るためや、たくさんの候補者のなかからどの求人にどの求職者を割り振れば良いかを確認して判断しています。

そのなかでなかなか連絡がこないという経験をされた方もいるでしょう。このページでは、主に考えられる理由やその際の対処法、最後鬼は応募書類の書き方も紹介していますので、ぜひ見てみてください。

転職エージェントにおける書類選考ステップ

転職エージェントは基本的に誰でも利用できます。しかし、求職者が転職エージェントに登録する際に、まず書類選考が行われる場合があります。書類選考で良い結果が得られなければ登録できず、希望条件に合った求人を紹介してもらえないなどの可能性もあるでしょう。

転職エージェントが、応募する前にこのような書類選考を行うことにはいくつかの理由があるため事前に把握しておきましょう。

転職エージェント内で書類選考をする理由

転職エージェントは登録時に求職者の書類選考を行う場合があるため、ただ登録に必要なだけだと軽く考えて書類を提出してしまうと、良い結果が得られず登録後のサポート内容にも影響が出る可能性もあります。

そのようなことを防ぐためにも、転職エージェントで書類選考が行われる理由を把握し、対策を立てられるようにしておきましょう。

  • 紹介する転職希望者のレベルを知るため
  • 転職者担当がたくさんの候補者を推薦することがあるため

紹介する転職希望者のレベルを知るため

転職エージェントは企業の希望条件と一致しない人材を紹介してしまうと、企業からの信頼を落とす可能性があります。

そのため、求職者のスキルや実績などのレベルを把握して、適切にマッチングしなければなりません。

マッチングがうまくできなければ、求職者に効率良く内定を獲得してもらうことができず、転職エージェントの業務効率も悪くなるでしょう。

業務効率を上げるためにも、転職エージェントは求職者のレベルを把握する必要があると言えます。

転職者担当がたくさんの候補者を推薦することがあるため

転職エージェント内で求職者たちの希望条件が重なってしまう場合があります。

希望条件が重なった場合に求職者を同じ求人に応募させると、同じ転職エージェントを利用する求職者たちで競争が起こってしまいます。

誰かが内定を取り逃がしてしまう状況になり、転職エージェント内での内定率や業務効率などに影響が出るでしょう。

そのため、内定率や業務効率を落とさないように、転職エージェントは、どの求人にどの求職者を割り振れば良いかを判断する必要があります。判断するためには、求職者のレベルを把握しなければならないため、書類選考が必要になる場合もあります。

【4パターン別】転職エージェントでの書類選考期間の目安

転職エージェントでは、求職者レベルの把握や、求人の割り振りなどのために、書類選考が行われる場合があります。書類選考の結果には、ある程度の期間が必要です。

転職エージェントを利用して転職活動のスケジュールや計画を正しく立てられるように、転職エージェントでの書類選考期間の目安は把握しておくようにしましょう。
  • 転職エージェント内の社内書類選考期間の目安
  • 社内選考後における応募企業内への書類選考期間の目安
  • 転職エージェント経由の書類選考期間の目安
  • 転職エージェント別から見る書類選考期間の目安

1:転職エージェント内の社内書類選考期間の目安

転職エージェント内での書類選考は条件や状況などによって変わりますが、その目安は当日〜3日ほどです。

また、転職エージェント内での書類選考は登録時以外にも、求人に応募するタイミングで行われる場合もあるでしょう。その場合も求職者のレベル把握や、求人の割り振りなどが理由であり、選考期間の目安も同じく当日〜3日ほどです。

ただし、人気の求人であれば割り振りの判断に時間がかかるため、社内選考にかかる時間も長くなりやすいでしょう。

社内選考に落ちてしまった場合には、その求人に応募することはできません。

2:社内選考後における応募企業内への書類選考期間の目安

社内選考に通って求人に応募できれば、次は応募企業内で書類選考が行われるでしょう。
応募企業内での書類選考にもある程度の期間がかかり、その目安は3日~7日ほどです。

ただし、応募した企業の状況や条件などによって書類選考期間の目安は異なります。

どのような企業に応募をすれば、書類選考にどのくらいの期間がかかるのか、目安を知っておくと良いでしょう。

大企業の場合

大企業には多くの応募が集まり、選考の合否判断が採用担当者の一存で決まらない場合もあるでしょう。そのため、大企業の選考は全体的に時間がかかりやすく、書類選考の目安期間である3日~7日よりも長くなってしまう場合があると言えます。

中小・ベンチャー企業の場合

中小企業は、選考の序盤であれば採用担当者が合否判断をしているケースもあるでしょう。
そして、応募者も大企業と比べると少ないと言えるでしょう。選考がスムーズに進むことから、書類選考の結果が早く出る場合があります。

応募書類が届いた当日に、選考結果の連絡が転職エージェントに届くこともあります。

3:転職エージェント経由の書類選考期間の目安

転職エージェントを利用している場合は、転職エージェントを通して応募企業とやりとりをします。

自分で勝手に企業に応募書類を送ることはできず、転職エージェントを経由して提出することになります。

転職エージェントを経由して企業から書類選考の結果が届くまでには、転職エージェント内での書類選考が当日〜3日ほど、応募企業での書類選考に3日~7日ほどかかるでしょう。

そのため、転職エージェントを経由しての書類選考期間の目安は3日〜10日ほどと言えます。

4:転職エージェント別から見る書類選考期間の目安

利用している転職エージェントの状況や条件などによって書類選考にかかる時間は変わりますが、目安となる期間に大きな差はないと言えます。

ただし、担当者が多くの求職者を抱えており常に多忙であることや、担当者が企業とスムーズにやりとりできないことなどが理由の場合は、書類選考が遅くなりやすいでしょう。

書類選考をスムーズに進めるには、転職エージェントのサービスや担当者の質で見極める必要があると言えます。

書類選考結果の連絡が遅くなる9つの要因

いろいろな状況や条件によって、書類選考の結果連絡が遅くなる場合があるでしょう。

書類選考の結果がなかなか得られなければ、その後の転職活動に影響を与えてしまう場合もあります。

書類選考の結果連絡が遅い場合に正しく対処できるように、どのような理由があると書類選考の結果連絡が遅れることがあるのか把握しておきましょう。

  • 応募人数が集まらない
  • 1つの求人に対して応募が殺到している
  • 企業担当が企業に書類を送り忘れている
  • 採用担当者に対して企業担当が書類選考結果の確認をしていない
  • 担当者の急な異動や退職があった
  • キャリアアドバイザーの能力の問題がある
  • 不採用の可能性がある
  • 重要な役割を担う役職への応募である
  • 応募先企業側の都合で遅くなっている

1:応募人数が集まらない

企業によっては、数人まとめて人材を紹介して欲しいと転職エージェントに依頼することがあります。

そのような場合には、応募人数が集まらなければ企業に応募できません。

自分がその求人に応募を決めても、まだ枠が空いている場合は他の応募者が現れるまで応募されず、企業側での書類選考が遅れてしまうでしょう。書類選考が遅れるため、結果連絡も遅れることになります。

2:1つの求人に対して応募が殺到している

人気の求人には多くの求職者が応募を希望しますが、すべての求職者を企業に紹介することは難しいでしょう。
転職エージェント内で選考し、どの求職者を紹介するべきであるか判断します。

その選考に時間がかかると、その後の企業側での書類選考も遅れるため、結果連絡が来るまでにも時間かかってしまいます。

3:企業担当が企業に書類を送り忘れている

担当者が、企業に応募書類の提出を忘れてしまう、求職者に書類選考の結果連絡を忘れてしまうなどのミスを起こす可能性もあるでしょう。

転職エージェントや担当者はそのようなミスが起こらないように注意していますが、人が作業をする以上はミスが起こる可能性があることも把握しておく必要があります。

4:採用担当者に対して企業担当が書類選考結果の確認をしていない

採用活動の労力軽減が目的で転職エージェントを利用している企業もあります。

そのような企業は転職エージェントに頼っているため、企業内で採用活動に関することの優先順位が低くなっている場合があります。

書類選考の結果が出ていても転職エージェントに連絡しない、書類選考の合否判断が遅くなることなどが起こる場合もあるでしょう。

しかし、担当者が企業に対して書類選考の結果や合否判断を急ぐように催促をするなどの連絡をすれば解決できることも多いです。
逆に、担当者が連絡せずに、いつまでも企業から連絡がこず、求職者に選考結果を伝えられない状況が続いてしまうこともあると言えます。

5:担当者の急な異動や退職があった

担当者が異動や退職をしてしまった場合には、後任の担当者に業務を引き継ぐ必要があります。しかし業務を引き継ぎ後、すぐに効率良く仕事をすることは難しいでしょう。

そのため、企業とのやりとりがスムーズにできず、企業から書類選考の結果をもらうまでに時間がかかってしまうこともあります。

6:キャリアアドバイザーの能力の問題がある

企業から書類選考の結果連絡がもらえなければ、アドバイザーは選考状況の確認や合否時判断を急ぐなどの交渉や連絡をする必要があります。

アドバイザーの能力が低く企業とうまく交渉できない場合、企業から必要な情報を得られず、求職者に選考結果を伝えられなくなります。

また、能力が低くて作業効率が悪い、ミスが多いなどの単純な理由で、書類選考の結果を求職者に伝える状況にまでたどり着けない場合もあるでしょう。

7:不採用の可能性がある

転職エージェントや書類選考に限らず、選考全体を通して合格者への対応を優先的に行います。そのため、書類選考で不採用となった場合には自分への対応の優先順位が下がり、結果連絡が後回しにされている可能性があります。

8:重要な役割を担う役職への応募である

企業によっては重要な役割を担う役職を任せられる人材を探している場合もあります。そのような場合は採用活動に失敗できないため、選考を慎重に進める必要があります。

選考が慎重に進むため、書類選考にかける時間も長くなり、求職者に結果連絡が届くまでに時間がかかってしまうことになります。

9:応募先企業側の都合で遅くなっている

応募人数が集まらない、アドバイザーの能力が低いなどの転職エージェント側の都合で書類選考が遅れることがあるように、応募先企業側の都合によって書類選考が遅れることもあるでしょう。

応募先企業側の都合で書類選考が遅れる理由には、応募者が多く選考に時間がかかる、繁忙期で選考に手が回らない、採用担当者が長期休暇に入っているなどが挙げられます。

転職エージェントにおける書類選考期間が遅いときの4つの対処法

転職エージェントでの書類選考が遅い場合に何も対処しなければ、いつまでも連絡を待ち続けることになってしまいます。

書類選考の期間が長すぎる場合、その後の転職活動に影響を与える可能性があるため、転職エージェントにおける書類選考期間が遅いときの対処法を把握しておくようにしましょう。

  • 担当者を変更する
  • 担当者に確認をとる
  • 応募先企業へ連絡をとる
  • 転職エージェントに催促する

1:担当者を変更する

担当者の能力があまり芳しくなく、対応が悪いことや連絡がこないことなどで困っている場合は、転職エージェントの運営側に連絡して担当者を変更可能か相談してみましょう。
担当者が代わることで状況の改善が期待できます。

ただし、転職エージェントによっては担当者の変更を受けつけない場合もあります。

それでも相談することで、状況が改善される可能性もあるでしょう。

2:担当者に確認をとる

転職エージェントの書類選考期間が長い場合、まずは担当者に連絡を取り、状況を確認する必要があるでしょう。

選考結果がまだ出ていないのであれば、いつ頃に結果連絡がもらえそうか確認しましょう。

ただし、アドバイザーは忙しく電話でなかなか捕まらない場合もあります。

担当者が不在であった場合は、電話対応してくれた人に要件と折り返しが欲しいことを伝えるとよいでしょう。

3:応募先企業へ連絡をとる

転職エージェントの書類選考ではなく、企業側の書類選考で時間がかかり、なかなか結果連絡がこない場合もあるでしょう。

そのような場合には、応募先に選考状況を確認する必要があります。

ただし転職エージェントを利用しての転職活動では、企業に確認したいことがある場合、注意しなければならない点があります。

転職エージェント経由で連絡をとる

転職エージェントを利用している場合、企業とのやりとりは転職エージェント経由で行います。

企業の書類選考状況を確認したい場合は、転職エージェントに依頼して確認してもらう必要があります。

アドバイザーによっては定期的に企業に確認してくれている場合もありますが、自分から依頼しなければ確認してもらえないこともあるため注意しましょう。

自分で電話かメールで連絡をとる

転職エージェントを利用している場合は、基本的に自分で企業とやりとりをすることは禁止されているでしょう。

勝手に企業に連絡をして選考状況を確認した場合、転職エージェントとトラブルになる可能性があるため注意が必要です。

どうしても企業と直接連絡を取りたい場合は、担当者に理由を説明して許可をもらうようにしましょう。

4:転職エージェントに催促する

企業とのやりとりは転職エージェントを通して行うため、企業の書類選考の結果連絡がなかなかこない場合には、担当者にお願いして確認してもらう必要があります。

それでも連絡がこない場合は、定期的に担当者に連絡を入れて、状況確認や結果連絡を催促するように依頼しましょう。

書類選考期間が早い企業の特徴

なかなか書類選考の結果が返ってこない企業もありますが、中には書類選考の期間が短く、結果連絡が早く返ってくる企業もあります。そのような企業の特徴を把握して、企業選びの判断材料の1つにしても良いでしょう。

企業先の人事担当者が選考している

書類選考は人事担当者が行います。ただし、人事担当者は合格者の候補を選ぶだけで、最終的な決断は上司や役員などの上の立場の者が行う企業もあるでしょう。このような場合は、選考から合否判断までに時間がかかってしまいます。

しかし、書類選考を行う人事担当者が合格者を決める権利まで持っている企業は、選考から合否判断までがスムーズなため早く結果連絡ができます。

中小ベンチャー企業である

書類選考を行う人事担当者が合格者を決める権利を持っていると、スムーズに選考が進み、結果連絡も早いことが期待できます。

人事担当者が合格者を決める権利を持っているのは、従業員がそれほど多くなく、1人の業務範囲が広くなりやすい、中小企業やベンチャー企業などが挙げられるでしょう。

逆に業務が細かく細分化されている大手企業では、選考を行う人と合格者を決める決定権を持った人が別の場合があり、書類選考の結果連絡が遅くなる可能性があります。

転職エージェントにおける書類選考のための応募書類の書き方

転職エージェント内での書類選考に通らなければ、希望する企業に応募できない場合もあります。そのため、希望する企業に応募できるように転職エージェント内の書類選考に対しても対策を立てておく必要があると言えます。

履歴書の書き方

転職エージェント内の書類選考対策も、基本的には企業の書類選考の対策と押さえるポイントは同じと言えるでしょう。

履歴書では年齢や必要なスキル、資格などの応募条件を満たしているか、入社への熱意や仕事への意欲などが感じられる志望動機や自己PRが書けているかなどに注意しましょう。読みやすい文字を書くことや誤字脱字などの基本的なことも押さえておきましょう。

ただし、登録時に提出する履歴書は、複数の企業に提出することを想定し、志望動機は書かなくて良い場合もあるため、事前に書き方を確認しておくと良いでしょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書では主に求職者がどのような仕事を経験し、どのようなスキルや実績を身につけてきたかを確認されます。転職エージェントは企業が求めている条件とマッチするか確認をします。

そのため、職務経歴書では応募する企業で役立つ経験やスキルを持っていることをアピールする必要があるでしょう。

転職エージェントにおける書類選考期間の目安を把握しておこう

転職エージェント内で書類選考が行われる場合があります。書類選考後、企業の書類選考が始まるため、直接応募をした場合よりも、転職エージェントを利用した方が書類選考に時間がかかってしまうこともあります。

計画的に転職活動を進めるには、転職エージェントを利用した場合に起こる選考の遅れも考慮することが必要です。

計画的に転職活動を進めるためにも、転職エージェントにおける書類選考期間の目安は把握しておきましょう。