海外で転職を考えている方で、転職エージェントを活用しようか迷っている方もいるでしょう。
こちらでは、転職エージェントを使う3つのメリットや海外で転職する際の6つの注意点などを紹介していくため、海外での転職に役立ててください。

海外で転職エージェントを使う3つのメリット
憧れの国で仕事をしてみたい、今のスキルを活かして海外でキャリアアップしたいなど、海外転職を思い描いているものの、何から始めればいいか分からない方もいらっしゃるでしょう。
海外転職エージェントを使用すれば、プロが1からお手伝いしてくれます。

- 自分にとってのベストなキャリアプランを提案してくれる
- 海外で仕事をするための必要な手続きをサポートしてくれる
- 現地の仕事の最新情報や採用傾向を知ることができる
1:自分にとってのベストなキャリアプランを提案してくれる
海外転職といっても、仕事の内容によって、必要な語学力と今後の働き方が変わります。例えば、現地の人と商談をする場合は、高いビジネス英語が必要です。
また、日本企業の現地法人で現地スタッフの管理などに携わる場合は、現地スタッフとコミュニケーションが取れれば問題がないでしょう。他にも、エンジニアなどの専門職や研究職では、専門用語と簡単な日常会話程度の英語力で十分です。

2:海外で仕事をするための必要な手続きをサポートしてくれる
転職エージェントに登録後は、コンサルタントとの面談を行い、一人ひとりの希望やスキルに合わせて、求人情報から内定までサポートしてくれます。
通常の流れは、まず転職エージェントに登録します。この際に、履歴書やCV(英文の履歴書)の提出を求められることもあります。次に面談です。コンサルタントに英語力・希望やスキル・強みなどを知ってもらい、面談は電話やオンラインにて行う場合が多いです。
応募書類の作成では、事前準備として、履歴書、カバーレター、推薦状が必要です。
準備が整ったら、企業との面接をしていきます。コンサルタントが面接に至るまでの交渉、日程の調整を行ってくれます。大まかにこのような流れを経て内定までに至ります。
内定が出た際には、コンサルタントが、オファーの内容や労働条件、待遇を確認し交渉してくれます。さらに転職エージェントによっては、ビザ取得の手伝い、引越しのフォローや、トラブルの仲介まで手厚くサポートを行ってくれます。
また、海外に転職するにあたって、どの地域で働きたいのかも大切になります。そんなときも、現地の習慣や企業風土に見合った働き方に合ったサポートを受けることもできます。
全てを一人で行うのは、時間も労力もかかりますが、転職エージェントにお任せすれば最後まで手厚い支援をしてくれるので安心です。
3:現地の仕事の最新情報や採用傾向を知ることができる
転職エージェントでは、どの国でどんな技術が流行っているのかといった最新情報なども伝えてくれます。海外の情報にいち早くアンテナを張ることで、海外企業への転職もしやすくなります。
また海外で転職といっても、国によって転職の考え方は様々です。
働き方も日本のように終身雇用で、長く働くことが美徳とされる国から、スキルアップしながらいい条件の会社を求めていく風潮の国もあります。

海外でおすすめの転職エージェント総合25選
ひとくちに海外転職といっても世界中に働くチャンスがあります。

1:北米でおすすめの転職エージェント4選
北米は特に外国人の就労ビザ取得基準が厳しく、今までの業務経験やキャリア、英語力を求められる傾向にありますが、その分転職後の待遇は良いでしょう。
労働環境は、残業はなし、結果さえ出せば定時に帰っても長期に休んでも問題はなしというように、多様性に富んだ対応をしています。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
パソナキャリア | 約50,000件 | 全国+海外 | 他社にはないマッチング力、サポート体制 | ソフトウェア、通信系を始めとした幅広い業界 |
キャリアカーバー | 約73,800件 | 全国+海外 | ヘッドハンティング型の転職サイト | ハイクラス |
QUICK USA | 約2,220件 | 海外 | アメリカに拠点があるので、日本の転職エージェントよりも現地の情報を得やすい | 営業や経理 管理職などの 求人が多い |
ランスタッド | 約8,000件 | 全国+海外 | 全世界でビジネスを展開 | 外資系企業全般 |
1:パソナキャリア

パソナキャリアは、海外転職に特化したエージェントです。
さらに、求人紹介だけでなく、海外勤務での生活やビザの取得方法まで細やかなアドバイスをしてくれるという特徴もあります。

2:キャリアカーバー

キャリアカーバーは、国内大手のリクルートが「ハイクラス・エグゼブティブ層」に向け運営している、完全無料のヘッドハンティング型転職エージェントです。
さらに、多数のハイキャリア案件から求人を検索できるという特徴もあります。

3:QUICK USA

QUICK USAは、総合人材サービス事業の株式会社クイックの米国法人です。
さらに、全米での現地の日系企業での求人を多く取り扱っており、現地に精通したスタッフが英文レジュメの相談から企業との契約の交渉まで無料で対応してくれるという特徴もあります。

4:ランスタッド

ランスタッドは、オランダに拠点を置くグローバルな総合人材サービス企業です。
さらに、外資系や海外勤務に強いキャリアコンサルタントに相談することで的確なアドバイスがもらえるという特徴もあります。

2:オセアニアでおすすめの転職エージェント2選
オーストラリアでは、日本人の多くはワーキングホリデーからサービス業についたり、大学や大学院から新卒で現地採用される流れが多いです。
その場合は、高度なスキルと英語力が求められますので鍛えておきましょう。
オーストラリアでは物価が高い分、給与水準も高くなっています。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
ビズリーチ | 約127,000件 | 全国+海外 | 高年収求人を多数掲載 | 管理職や専門職 |
SEEK | 約191,300件 | 海外 | オーストラリアとニュージーランドの求人に特化した大手転職サイト | エンジニアや教師など、専門知識や実務経験が問われる求人 |
1:ビズリーチ

ビズリーチは、エグゼクティブ・ハイクラスの転職に特化し、グローバルなキャリア構築が可能なエージェントです。
さらに、厳選された企業から、自身の将来の展望に合わせ、現地採用か海外駐在のどちらがいいのかなど、じっくりと海外転職を検討することができるという特徴もあります。

2:SEEK

SEEKは、オーストラリア拠点の大手エージェントです。
さらに、無料でレジュメやカバーレターを自分のアカウントに保存でき、そこから簡単に応募できるという特徴もあります。

3:ヨーロッパでおすすめの転職エージェント2選
ヨーロッパは、失業率が高く、就労ビザの取得が難しくなっています。
最新の技術や研究が進められている企業も多く、ハイレベルな業務に携われ、日本より比較的高い給与を得られます。
また共働き家庭も多く、女性が働きやすい環境が整っています。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
Centre People | - | 海外 | 現地の景況感、治安情報の提供もしてくれ、 渡航そのものに関する相談もできる。 | 日系企業多め |
JACリクルートメント | 約25,000件 | 全国+海外 | キャリアコンサルタントの質が高い | ミドル・ハイクラス |
1:Centre People

Centre Peopleは、株式会社クイックの英国現地法人センターで、ロンドンを拠点として、イギリス国内約900社及びヨーロッパ約4500社の日系企業の日本語関連の求人紹介をしているエージェントです。
さらに、求職者と企業の間を取り持ち、応募から入社後のフォローアップまでを行うという特徴もあります。

2:JACリクルートメント

JACリクルートメントは、課長・マネージャークラス以上の方、また技術・専門職の方へ向けての求人検索を行っています。
キャリアや英語に自信のある方は「JAC International」もあります。「JAC International」は、全文英語で、ネイティブ・バイリンガルのコンサルタントが外資栄企業へのハイクラスの転職をサポートしてくれるという特徴もあります。

4:アジアでおすすめの転職エージェント6選
アジアは経済成長が著しく、海外駐在員や現地採用、現地法人責任者からスタッフまで様々な業種・職種の求人があります。
英語も日常会話程度であれば生活でき、現地語が有利な場合もあります。
物価は日本の1/3程度のため、現地採用であれば額面上は給与が下がる場合もありますが、物価の安い分、生活するには充分です。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
マイナビ転職 グローバル | 約11,500 件 | 海外 | 信頼できる企業が登録されている。 | 幅広い職種・ポジションの求人がある |
アデコタイランド | 約160 件 | 海外 | 一度の面接で東南アジアの求人をカバーすることが可能。 | アジア圏中心の案件 |
RGF HR エージェント | - | 海外 | 専門職だけではなく、事務や接客などの案件も多い。 | アジア圏中心の案件 |
アジアンリーダーズキャリア | 非公開 | 海外 | 外国籍求職者専門のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる | ASEAN人財採用に特化 |
PERSOLKELLY | - | 海外 | 海外転職についての豊富な実績がある | アジア圏中心の案件 |
REERACOEN | 約600件 | 海外 | 現地での生活の悩みから企業とのトラブルなどの交渉を取り持ってくれる | アジア圏中心の案件 |
1:マイナビ転職 グローバル

マイナビ転職 グローバルは、国内大手転職エージェントのマイナビが運営しているエージェントです。
さらに、求人内容も精査されており、信頼できる企業が登録されているという特徴もあります。

※マイナビのプロモーションを含みます。
2:アデコタイランド

アデコタイランドは、タイ・バンコクを中心にアジア全域での日系企業の正社員・契約社員の求人を紹介してくれるエージェントです。
さらに、会員登録後は、日本人コンサルタントと面談、仕事の紹介、入社後のビザの申請まで、手厚く転職をサポートしてくれるという特徴もあります。

3:RGF HR エージェント

RGF HR エージェントは、国内大手リクルートホールディングスの海外事業会社です。
さらに、海外駐在員・海外赴任予定の求人なども多いという特徴もあります。

4:アジアンリーダーズキャリア

アジアンリーダーズキャリアは、2016年創業の新しい会社です。
さらに、土地の文化・風習や、現地社員の働き方に合わせたコンサルティングで、入社後も定着するまでフォローしてくれるという特徴もあります。

5:PERSOLKELLY

PERSOLKELLYは、日本大手の人材サービス企業であるパーソルホールディングスと、世界大手のグローバル人材会社Kelly Services社の合弁事業として1996年に設立した総合人材サービス会社です。
さらに、日系企業向けの求人があり、中国の人事労務のプロが細かなヒアリングを行い、希望に沿った仕事の紹介や入社までのサポートしてくれるという特徴もあります。

6:REERACOEN

REERACOENは、アジア各地で人材採用と採用コンサルティングを行う、ネオキャリアが展開するグローバル企業グループです。
さらに、アフターケアーも万全で、現地での生活の悩みから企業とのトラブルまで交渉を取り持ってくれ、安心して働くことが出来るという特徴もあります。

5:語学力に自信のない人におすすめの転職エージェント4選
海外に転職するにあたって、必要となるのが語学力です。
海外転職というと、ネイティブ並みの語学力が必要と思われるかもしれません。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
doda | 約100,000件 | 全国+海外 | 求人紹介量が多い | 幅広い業界・業種をカバー |
GJJ海外就職デスク | 約7,900件 | 海外 | 海外就職できるまでサポートしてくれる | アジア圏中心の案件 |
アースタイムズ | 約1,300件 | 海外 | 語学留学や海外インターンシップの取り扱いもあり、語学力の向上から就職までのサポートをしてくれる | シンガポールや香港等のアジア諸国に強い |
iconicJob | - | 海外 | 未経験や語学不問の求人掲載もある | ハイクラス向けや未経験可の求人など求人が幅広い |
1:doda

dudaは、パーソルキャリアが運営する転職サービスです。
さらに、英語力が高くなくても働きやすい、アジアに特化した「アジア転職 相談デスク」があり、1対1の電話によるカウンセリングを行ってくれるという特徴もあります。

2:GJJ海外就職デスク

GJJ海外就職デスクは、グローバル人材育成プロジェクトからスタートした会社です。
さらに、国別の就職に必要な知識やビザの情報も豊富で、優秀なコンサルタントが、転職だけでなく今後のキャリアプランまでサポートしてくれるという特徴もあります。

3:アースタイムズ

アースタイムズは、語学留学や海外インターンシップの取り扱いもあり、語学力の向上から就職までのサポートをしてくれるエージェントです。
さらに、女性の転職も多くサポート、国内採用で海外で働ける求人なども紹介してくれるという特徴もあります。

4:iconicJob

iconicJobは、日本を含むアジアを中心とした6拠点に常駐する専任キャリアアドバイザーが海外転職をフルサポートしてくれるエージェントです。
さらに、初めての海外転職を希望される方へ海外求人への応募・面接から勤務開始までサポートしてくれるという特徴もあります。

6:海外でキャリアアップしたい人におすすめの転職エージェント3選
海外出張が多く経験豊富な方や、外資系の日本企業にお勤めの方など、ここから先の長いキャリアを海外で磨きたい場合におすすめの転職エージェント3選です。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
エンワールド・ジャパン | 約1,100件(公開のみ) | 全国+海外 | グローバル求人を豊富に保有 | ハイクラスのグローバル企業案件 |
アスタミューゼ | - | 全国+海外 | 専門キャリアコンサルタントの強力サポートがある | 理系プロフェッショナルと企業のマッチング |
EURAXESS Germany | - | 海外 | 現地サイトで、様々な研究内容と希望のポジション、労働環境の求人が検索可能 | ヨーロッパを中心に研究者に向けた国際的な転職 |
1:エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンは、専門のコンサルタントが、中長期のキャリア実現に向け、正社員から非正規雇用まで、多様なキャリアパスやワークスタイルに合わせた求人を紹介してくれるエージェントです。
さらに、グローバル求人を豊富に保有しているという特徴もあります。

2:アスタミューゼ

アスタミューゼは、理系プロフェッショナルと呼ばれる、研究者、エンジニア、事業推進、管理部門など専門的なスキルを持った方へ、世界中の成長著しい技術系ベンチャーやスタートアップ企業を中心に紹介をしてくれるエージェントです。
さらに、カウンセラーが最後までキャリアアップを支援してくれるという特徴もあります。

3:EURAXESS Germany

EURAXESS Germanyは、ヨーロッパを中心に研究者に向けた国際的な転職をサポートをしてくれるエージェントです。
さらに、ドイツを中心に複数あるEURAXESSセンターでは、ビザや社会保障など様々な相談に乗ってくれるという特徴もあります。

7:海外でエンジニアになりたい人におすすめの転職エージェント2選
エンジニアは、IT人材が不足と言われており、世界共通で需要のある仕事の一つです。

サービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
ABROADERS CAREER | 約5,423件(公開) | 海外 | 海外勤務についての不安を全て回答してくれる体制が整っている | アジア圏中心の案件 |
カモメ中国転職+アジア | 約1,540件 | 海外 | 中国のエリア別に求人を確認できる | 中国での転職に特化 |
1:アブローダーズキャリア

アブローダーズキャリアは、アジアを中心に海外ITエンジニアの求人や就職の情報が多数紹介しているエージェントです。
さらに、新卒や第2新卒の海外での就職から経験を生かしたキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートを行ってくれるという特徴もあります。

2:カモメ中国転職

カモメ中国転職は、中国を中心に、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、インド等のアジアの求人就職情報を提供しているエージェントです。
さらに、日本人向けのサイトで、キャリアアップや海外でのライフワーク探しまで幅広いサポートをしてくれるという特徴もあります。

8:海外で未経験職にチャレンジしたい人におすすめの転職エージェント2選
思いきって海外で仕事を始めたい、同じ業種だが違う職種にチャレンジしたい方もいらっしゃるでしょう。

紹介するサービス名 | 総求人数 | エリア | 特徴 | 得意分野 |
---|---|---|---|---|
リクナビNEXT | 53,147件 | 全国+海外 | 求人数が多く、業種・職種のレパートリーも幅広い | IT・Webエンジニア(システム開発・SE・インフラ) |
doda | 100,000件 | 全国+海外 | 求人紹介量の多さ | 幅広い業界をカバーしている |
1:リクナビNEXT

リクナビNEXTは、国内大手の転職エージェントです。
さらに、数多い優良な企業からのスカウトサービスも提供されており、思いがけない業界からの打診があり、キャリアアップの可能性が広がるという特徴もあります。

2:doda

dodaは、先述した通り、語学力に自信が無い人材の就職サポートを行っているエージェントです。
さらに、世界に広がるネットワークを活かし、幅広い職種から自分に合った会社を見つける事ができるという特徴もあります。

海外で転職する際の6つの注意点
希望あふれる海外転職に向け、海外転職エージェントを活用すれば、ご自身でスムーズに転職を進めることができるでしょう。
しかし、海外となると、うまくいかない事が待ち受けているかもしれません。

- なぜ海外で働きたいのかをはっきりさせる
- 家族には必ず海外で働く許可をもらう
- なぜこの国で働きたいかを明確にする
- 現在の会社で海外で働くチャンスがあるかを聞く
- 語学力は日常会話レベルのスキルは身につける
- 実際に長期間住むことを考えて働きたい国を決める
1:なぜ海外で働きたいのかをはっきりさせる
海外で働くにはいくつかのパターンがあります。働き方の違いによって、メリット・デメリットやその後のキャリアプランが異なります。
そこで、主な3点のメリット・デメリットをまとめましたので、自身の海外転職での目的を確認してみて下さい。
1.日本企業の駐在員として海外赴任
メリット:日本基準の給与のため、福利厚生や赴任手当が充実。
デメリット:働く国は選べない。現地のリーダーとして現地従業員の管理、指揮を取るためポジションが重くなる。
2.日本企業の海外拠点での現地採用
メリット:ビジネスの相手は日本人が多いため、海外経験が浅くてもチャンスがある。
デメリット:働く国は選べない。給与は現地水準のため、日本の給与より少なくなる場合もあるが、現地の物価水準が低ければ余裕のある暮らしができる。
3.海外企業の現地採用
メリット:自分で選び採用を受けるため、国や企業が自由に選べる。
デメリット:給与は現地基準で額面が決まる。物価によって暮らしやすさは変わる。

2:家族には必ず海外で働く許可をもらう
海外で働く場合、自分だけでなく、家族も一緒に転勤となる場合や、海外に長期で拠点を移す必要があります。

3:なぜこの国で働きたいかを明確にする
憧れの国に移住して働きたい、よりハイレベルな環境で働いてキャリアアップしたいなど、自分の目的を決めた上で、どんな仕事ができるか、その求人がどの国ならあるのかを検索します。
生活面では、気候・文化の違いもあり、食事や水が合わなかったりと困惑することも多いかもしれません。

4:現在の会社で海外で働くチャンスがあるかを聞く
現在の会社を辞めて海外での転職を考える前に、現在の会社から海外へ派遣の道が開けるか確認をしてみましょう。
わざわざ転職するよりも、異動のほうがスムーズに、また福利厚生などにも恵まれた状態で移住が可能になるでしょう。

5:語学力は日常会話レベルのスキルは身につける
国や職種によって、必要な語学力には差がありますが、英語であればTOEIC700点程度でメール対応、書類作成、電話取次ぎが可能と考えられています。

6:実際に長期間住むことを考えて働きたい国を決める
海外で働こうと思った場合、赴任であれば最低でも3年以上、現地採用の場合でも1年以上が一般的です。
また長期滞在できるか国によって制度が異なります。

海外の転職エージェントの選び方の3つのポイント
海外転職エージェントには、国内大手の転職エージェントや海外拠点にしている転職エージェントなど多数あります。

- 転職エージェントは3社以上の中から検討する
- 最初は様々な業種を扱っているエージェントを登録する
- 希望する国や業種に特化したエージェントに登録する
1:転職エージェントは3社以上の中から検討する
転職エージェントの中には、競合他社に知られずに採用活動を行いたいという企業の要望により、非公開の求人やその転職エージェントでしか取り扱いのない求人を取り扱っています。

2:最初は様々な業種を扱っているエージェントを登録する
スカウト形式で専門分野でのキャリアアップをメインに考えつつ、周辺分野にもチャレンジしてみたい場合や、初めての海外転職者向けに、履歴書や職務経歴書の書き方から面接指導を受けたいというような場合、複数の転職エージェントに登録すれば効率よく転職活動を行えます。
海外転職エージェントを利用する場合は、コンサルタントとの面談からスタートします。

3:希望する国や業種に特化したエージェントに登録する

現地の雇用体系に合わせたサポートや、就職支援、入社後のビザや社会制度のフォローまでしてくれます。
海外の転職エージェントをうまく活用する8つのポイント
海外転職エージェントは、心強いサポートをしてくれますが、全て任せっきりではうまくいかないこともあるでしょう。
海外の転職エージェントをうまく活用する8つのポイントを押さえて、転職エージェントを活用していきましょう。
- 過去の仕事の経験やスキルは本当のことを伝える
- エージェントが作成した推薦文は確認する
- 同じ案件には必ず1つのエージェントから応募する
- コンサルタントとの相性が悪ければ変更する
- エージェントに登録した後はこまめに連絡をとる
- 希望の業種をこだわりすぎない
- 希望の案件は優先順位と理由を明確にする
- 転職時期はなるべく早めに設定する
1:過去の仕事の経験やスキルは本当のことを伝える
海外では即戦力が重視されます。面接官は、履歴書を見た上で、改めて自分の言葉でスキルや実績について話させることで、それらが本物かどうかを確かめようとします。

2:エージェントが作成した推薦文は確認する
海外で仕事する場合に、第3者からの推薦状が必要です。

3:同じ案件には必ず1つのエージェントから応募する
よりよい条件の内定を得ようと、複数社に応募する中で、同じ会社へ応募してしまうことがあるかもしれません。
しかし、1人からの重複の応募は、スケジュール管理が出来ない人とみなされ、企業の信用を無くします。

4:コンサルタントとの相性が悪ければ変更する
海外で転職を考える場合、コンサルタントが企業と求職者との橋渡しをします。

5:エージェントに登録した後はこまめに連絡をとる
自分に合った転職エージェントに登録した後は、コンサルタントとこまめに情報を共有するようにしましょう。

6:希望の業種をこだわりすぎない
希望の業種にこだわりすぎると、自分の可能性を狭め、内定が見えにくくなることもあります。どうしても海外転職がしたいのであれば、条件を広げ、まずは働く事を考えましょう。

7:希望の案件は優先順位と理由を明確にする
海外の転職では日本に比べて判断材料が少なく、求人の量も限られて妥協することも出てくるでしょう。そのような場合に、自分がどうしても譲りたくない条件と理由を明確にしておきましょう。

8:転職時期はなるべく早めに設定する
海外では、企業が必要な時に求人を出すことが多いです。ただし、ボーナス支給が年末や旧正月前にある国は、ボーナス支給後の退職を想定し、年末~3月前後に求人が多くなったり、決算時期前後の12月に増えることもあります。

海外の転職エージェントの選ぶポイントを理解し自分にあった企業を見つけよう
海外で働くとは言っても、語学力やスキル、またはキャリアプランによって、進む道はそれぞれです。また、日本と海外での転職事情は異なり、一人で海外での転職活動を行うのはたくさんの知識が必要となり難しいでしょう。
