職業訓練の志望動機は重要【合格する為に知っておく3つのポイント】

一般転職
  • 職業訓練の志望動機って何を書けばいいの?
  • 職業訓練の志望動機のポイントって?
  • 職業訓練の書き方について詳しく知りたい

こんな疑問に答えます。

職業訓練を受けたいと感じているものの、「志望動機の書き方がよく分からない」と感じている人は多いのではないでしょうか?

結論から言うと、職業訓練の志望動機を適当に書いていてはいつまで経っても希望の職業訓練を受けることはできません。

本記事では「職業訓練に合格する志望動機のコツや、実際の例文」を記事に纏めていきます。

この記事を読むことで、あなたが職業訓練の志望動機において漠然と分かっていない部分を明確にすることができますよ。

転職を検討中の方は、転職サイトおすすめ記事にて紹介してるのでこちらもチェックしてみてくださいね。転職サイトは、あなたの希望に合った転職先が見つけやすく転職エージェント含めまとめています。

職業訓練では志望動機(志望理由)が最も大切

職業訓練 志望動機

結論希望の職業訓練を受ける為には、「志望動機をどれだけ明確に書くことができるのか」が大切です。

就職活動や転職活動ではないからそんな本気で書かなくも良いんじゃないの?と思っている人はほとんど落ちます。数行で終わらせている人は心を改めましょう。

倍率が高い職業訓練のコースだと5倍程度のコースもあるので、念入りに記載していくことが求められます。

職業訓練に応募して落ちて…また違うのに応募して…と繰り返していると非常に時間が勿体ないですよね。

その為時間がかかっても良いので、1発でしっかり決めていきましょう。

職業訓練の選考方法は3つの選考方式がある

職業訓練の選考方法は3つの選考方式がある

職業訓練校の選考は主に3つの形式に分けられており、それはコースによって様々です。

職業訓練の選考方法
  1. 書類選考
  2. 書類選考と面接
  3. 書類選考と筆記試験

こんな感じで3つの形式があるのですが、どのパターンを通っても志望動機は必ず含まれるので、重要度が高いことが分かりますよね。

ちなみに職業訓練を受講することによって毎月一定の給付金が設けられる制度もあります。

求職活動をしながら受けられる、職業訓練受講給付金の制度についてや、職業訓練校への交通費についても参考にしてください。

職業訓練の選考を進めるにあたってこちらも確認しておきましょう。

職業訓練校が求めている人材の3つの特徴

職業訓練校が求めている人材の3つの特徴

さて職業訓練校の志望動機の重要性について理解したところで、次に職業訓練校の求めている人材を知っておきましょう。

主に3つの特徴がありますので、それぞれ解説していきますね。

現実的に就職できるかどうか

1点目は「現実的に就職できるかどうか」という点です。
主に「希望職種と職業訓練のコースが合っているかどうか」「この職業訓練を受講して就職できるようになるのか」という点が重要になってきます。

基本的に大きくブレることはないかと思いますが、自分の将来的な就職先と合わせて、それに合った職業訓練のコースを選択することが大切です。

また年齢や性別も審査のポイントになっていて、介護やコンサルは年齢が高い人の方が受かりやすいですし、Web関係は若手の方が受かりやすい傾向にあります。

現実的に職業訓練を受講できるのかどうか、ハローワークの人に相談してみると良いでしょう。

高い就職意欲を持っているかどうか

2点目は「高い就職意欲を持っているかどうか」という点です。
職業訓練校という形で無料でスキルを学ぶ場所を提供してくれる訳ですから、当然就職する意欲が高い人を受講させたいと考えますよね。

あまりにも就職率が低いコースである場合、最悪監査や指導が入ってしまうので、職業訓練校にとっても外せないポイントです。

職業訓練校でコースを受講した後に「どんなことを実現したいのか」を明確にできると良いでしょう。

毎日訓練に通えるのかどうか

3点目は「毎日訓練に通えるのかどうか」という点です。
何度も言うように職業訓練校側も「受講して内定に結びつけてほしい」と感じているので、「思っていたのと違かった」「子育てが忙しい」という理由で休まれては困ります。

訓練受講中に「転職先が決まった」という場合なら問題ないですが、休むのが多くなりそうな場合は敬遠されてしまう場合があることを覚えておきましょう。

志望動機では特に対策は必要ないですが、面接まで進んだ場合は注意が必要です。

職業訓練校が求めていない人材の2つの特徴

職業訓練校が求めていない人材の2つの特徴

職業訓練校が求めている人材の特徴について触れたので、その他求められていない人材も記載しておきます。

訓練校に求められていない人材
  1. 訓練中に和を乱しそうな人
  2. 給付金目当ての人

訓練中に和を乱しそうな人

1点目は「訓練中に和を乱しそうな人」です。
職業訓練中はキャリアや経験が違う様々な年齢層の人達と共同で学びを深めていくので、真面目に受けたい人もいればそうでない人も一定数存在します。

教える側もできるだけ穏便に進めていきたいと感じているので、人間関係を円滑に進めることができなさそうな人は受講することができません。

ハローワーク側に変な風に思われないように、円滑に手続きを進めるようにしましょう。

給付金目当ての人

2点目は「給付金目当ての人」です。
職業訓練は一部対象者に給付金を配布する制度がありますが、訓練を受講してみると給付金目当てでやる気が全くない人もちらほら存在します。

職業訓練校側もできるだけそのような給付金目当ての人材を減らしていきたいので、あからさまに給付金目的で手続きを進めるのはおすすめできません。

こちらも志望動機とは直接関係はないものの、そう思われないような振る舞いを心掛けましょう。

職業訓練に合格する志望動機を書く為の3つのポイント

職業訓練に合格する志望動機を書く為の3つのポイント

さて、それでは職業訓練に合格する志望動機を書く為のポイントを説明します。

全部で3つありますので1つずつ確認していきましょう。

将来のビジョンを明確にする

1点目は「将来のビジョンを明確にする」という点です。
志望動機の流れ
  1. 将来実現したいことがある
  2. しかし現状自分にはスキルが足りない
  3. その為〇〇コースの職業訓練を受講したい

大体職業訓練校で志望動機を書く時は、上記のような流れで書くことができれば納得感のあるスムーズな構成に仕上がります。

その為、まずは自分が将来何を実現したくて、なぜその職業訓練のコースを受ける必要があるのかを明確にしましょう。

  • Webデザイナー職について自分でデザインを作っていきたい
  • IT企業に入って、プログラミングのスペシャリストになりたい
  • 介護職について直接人々の助けになりたい
ここは建前でも良いので、しっかり考えておきましょう。

就職する際の苦労点を記載する

2点目は「就職する際の苦労点を記載する」という点です。

次に就職する際の苦労点について記載していきましょう。「就職したいけどスキル不足だった」という点を書ければ大丈夫です。

  • 事務職に就職しようと思っているが、PCスキルないので不採用が続いている
  • IT系に進みたいが、現状スキルが全くないのでアピールポイントがない

自分の苦労した点を書き込むことで、志望動機の中に「納得感」が生まれます。

面接でもそのまま使えるので、是非考えておくと良いですよ。

スキルを身につけて就職したい意思を書き込む

3点目は「スキルを身につけて就職したい意思を書き込む」という点です。

苦労した点まで書き込んだら、最後に就職したい意思、つまり意欲をアピールしていきましょう。期間を設けると非常に良い印象に繋がります。

  • 職業訓練校が終了したらすぐに就職活動したい
  • 〇〇月までには就職予定
  • 職業訓練で〇〇のスキルを身につけて就職までしていきたい
こんな感じで、次に繋がる意思表示を示すことができると良いでしょう。

職業訓練の志望動機の良い例と悪い例

職業訓練の志望動機の良い例と悪い例

職業訓練の志望動機のポイントについて解説したので、実際に良い例と悪い例を載せていきます。

職業訓練の志望動機の悪い例

職業訓練の志望動機の悪い例は下記の通りです。

悪い例1
知りたいにおすすめされたので職業訓練を受講することを決めました。将来的にプログラミングの知識を身につけて、IT系の企業に転職したいと感じてます。
悪い例2
今後の将来について悩んでいたので、とりあえず職業訓練を受けてスキルを身につけることにしました。学んだ知識を活かして就職に繋げていきたいと思っています。
悪い例3
自身のスキルが全く足りていないので、職業訓練を通してスキルを身につけたいと考えました。就職の方向性は定まっておりませんが、まずは訓練を頑張っていきたいと思います。

上記の感じの内容だと、将来就職してくれるのかも不安ですし、内容が抽象的なのであまり心に響きません。

このような志望動機は書かないように注意しましょう。

職業訓練の志望動機の良い例

職業訓練の志望動機の良い例は下記の通りです。

良い例1
将来的にIT系の企業に就職して、プログラミングの仕事をしていきたいと感じています。しかし実践的なスキルは低く、就職活動を行っても選考まで全く進めない状況です。その為、職業訓練の〇〇コースを受講することでプログラミングの知識を加速度的に上達させ、内定までの確率を上げていきたいと感じました。職業訓練を受講している期間中も並行して就職活動は進めていき、未経験でも率先的に募集してくれる企業を受けていく予定ですので、よろしくお願いします。
良い例2
営業職を続けていましたが、子供と遊ぶのが好きなので保育士を目指していきたいです。しかし営業スキルだけで就職できるほど甘くはないので、一度職業訓練の〇〇コースを挟んで基本的なことを身につけたいと考えております。職業訓練が終了して2ヶ月以内には就職したいと感じておりますので、早め早めに動いていけるよう勤めていきたいと思っています。

上記のような感じで、「実現したいこと→現状だと厳しいこと→今後の思い」という順番で伝えることができると説得力があります。

是非実践してみてくださいね。

職業訓練と同時に転職の準備もしていこう

職業訓練と同時に転職の準備もしていこう

さて職業訓練の志望動機に関する情報は以上ですが、同時に転職の準備も進めていくことが重要です。

基本的にハローワークを利用しているかと思いますが、ハローワーク単体の利用だと「質の低い求人」が多く集まっているので、良い求人を探すのに非常に手間がかかります。

理由としてはハローワークは無料で求人を掲載できる為、「採用意欲が低い企業もとりあえず求人を出している」という場合が非常に多いからです。

本気で転職したい場合は転職エージェントを活用しましょう。求人紹介から履歴書の添削、面接サポートまで全て無料で受けることができます。

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また職業訓練と同時に就職活動の履歴書を書いていきたい方は、下記の記事をご参考下さい。

こちらの記事では、職業訓練後の履歴書の書き方を事例をあげて解説しています。

まとめ

職業訓練の志望動機に関する記事は以上になります。

職業訓練の志望動機と言えども、倍率が高い場合もあるのでしっかり書き込みましょう。中途半端に書いても落ちるだけですので、返って時間の無駄になります。

将来のビジョンを持った志望動機をしっかり書いて、次の就職に繋げられると良いですね。

最後に、これだけは登録しておいた方が良い!という転職エージェントを2つ載せておきますので、時間に損をしたくない人は登録しておきましょう。

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