マイナビ転職エージェントとエージェントサーチとの違い|使い方も解説

一般転職
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マイナビ転職エージェントとマイナビ転職エージェントサーチの違いがわからないという方もいるのではないでしょうか。

それぞれの基本情報や特徴、向いている人の特徴などを詳しく説明していきます。転職に関心を持っている方は、こちらの記事をぜひ参考にしてスムーズな転職につなげてください。

マイナビ転職エージェントとはどんなサービス?

マイナビ転職エージェント

マイナビ転職エージェントとは、マイナビが運営する転職エージェントです。

転職エージェントとは、面談や推薦、書類の添削や面接の調整など、転職のフォローをしてくれる人のことをいいます。

これからマイナビ転職エージェントについて、混同しやすいマイナビ転職エージェントサーチと比較しつつ、評判などを含めて解説していきます。

転職をしようとしているが、どんなサービスを利用して良いのかわからない方も、まずはマイナビ転職エージェントとマイナビ転職エージェントサーチの2つのサービスの概要を把握し、サービス選びの参考にしてみてください。

マイナビ転職エージェントサーチとの違い

マイナビ転職エージェントサーチ

まずは「マイナビ転職エージェントサーチ」と「マイナビ転職エージェント」の違いについてです。

この2つのサービスは、名前は似ていますがサービスの内容は違います。マイナビ転職エージェントは「マイナビ」の転職エージェントサービスであるのに対し、マイナビ転職エージェントサーチとは転職エージェントを探すためのサービスです。

7つの観点から見るマイナビ転職エージェントの基本情報

2つのサービスについての大まかな違いがわかったところで、ここからはマイナビ転職エージェントの基本情報について7つの項目に分けて見ていきましょう。

様々な観点から確認し、マイナビ転職エージェント全体のイメージを把握しましょう。
  • マイナビ転職エージェントのサービスの特徴
  • 求人数の多さ
  • 求人の内容について
  • 紹介している職種や業種
  • エージェントの決定方法
  • マイナビ転職エージェントの利用メリット
  • マイナビ転職エージェントを利用するデメリット

1:マイナビ転職エージェントのサービスの特徴

マイナビ転職エージェントはマイナビが運営する転職エージェントで、20代の転職者をターゲットにしているのが特徴です。

若手や第二新卒をメインとしているため、中小企業の求人が多い傾向にあります

2:求人数の多さ

転職業界でも大手のマイナビ転職エージェントは、求人数がとても多いです。

サイトに公開されている求人数は、約8,000~9,000件とかなりの数があるにもかかわらず、マイナビ転職エージェントが持っている求人のおよそ80%は非公開求人で、計算するとざっと4万件を超える求人数を保有していることになります。

これだけの求人を持っているエージェントサービスであれば、自分とマッチする会社が見つけられる可能性が高いのではないでしょうか。

3:求人の内容について

前述のとおり、20代や第二新卒をターゲットとした中小企業の募集案件が多いため、求人の内容は未経験採用や若年層採用が多い傾向にあります。

そのため、経験が浅かったり、未経験の業界だとしても、育成することを前提に採用してくれるポテンシャル採用も多いです。

自分の経歴に不安のある人や、別の業界にチャレンジしたい人にもおすすめできる求人内容です。

4:紹介している職種や業種

求人の量を見てもわかりますが、紹介している業種は多岐にわたり、偏りはあまりありません。

しかし、20代や未経験をメインとしているため、ミドルクラスやハイクラスのマネジメント職などの職種の求人は少ない傾向にあります。

5:エージェントの決定方法

マイナビ転職エージェントでは、登録を行ったときにマイナビ側で担当エージェントが決定されます。

そのため、稀に自分に合わないエージェントに当たってしまうことがあります。

しかし、面談を行ってエージェントと合わないと思った場合は、あとからエージェントの変更を依頼することができるため心配はいりません。

また、ほとんどの転職エージェントサービスも同様に、登録した時点でエージェントが決定される方式をとっています。

エージェントの方達は皆、経験を積まれている人ですので、基本的には安心して相談することができます。

6:マイナビ転職エージェントの利用メリット

マイナビ転職エージェントを利用するメリットは大まかに、「4万件を超える求人数」「20代など若年層や第二新卒の求人に強い」「面接や経歴書の添削などの転職サポートが手厚い」の3つです。

マイナビ転職エージェントは企業側のエージェントと求職者側のエージェントと担当がわかれているため、求職者側のエージェントは転職者のサポートに特化しており、とても手厚い転職支援を受けることができます。

手厚いサポートに定評があるため、初めての転職で右も左もわからない、という方でも安心して使えるサービスです。

7:マイナビ転職エージェントを利用するデメリット

マイナビ転職エージェントを利用するデメリットは、前述したとおりエージェントを自分で選ぶことができないことと、求人が主に地方主要都市に限定されていることです。

また、20代の求人に強い分、ミドルクラスの人向けの求人には弱い側面もあり、高収入・ハイクラス向けの求人を求めている方には物足りないでしょう。

マイナビ転職エージェントの利用に向いている人の特徴3つ

ここからは今までの情報をもとに、マイナビ転職エージェントの利用が向いている人がどんな人なのかを3つのタイプに分けて解説していきます。

自分がマイナビ転職エージェントに向いているのかを判断するための材料として、ぜひチェックしてください。
  • 第二新卒である人
  • 初めて転職活動を行う人
  • 20代の人

1:第二新卒である人

マイナビ転職エージェントに向いている人の特徴1つ目は、第二新卒であるかです。

第二新卒とは、一般的に学校等を卒業し、就職してから1~3年以内に転職を志す人を言います。

マイナビ転職エージェントは、年齢層が若めの求人を多く取り揃えているため、第二新卒の転職にも強みを発揮します。

ポテンシャル採用という育成を前提とした採用を行なっている企業の求人も多いため、未経験や経験が浅い方でも安心して利用することができます。

2:初めて転職活動を行う人

マイナビ転職エージェントに向いている人の特徴2つ目は、初めて転職活動を行う人です。

転職活動は、就職活動の時とは異なる部分が多く、ひとりで進めていくなかで戸惑うことがあるでしょう。

しかし、転職エージェントを利用すると転職をリードしてくれるので、迷うことなく転職活動を進めていくことができます。

また、マイナビ転職エージェントは手厚いサポートに定評があるため、転職のことが全くわからない方でも安心して利用できます。

3:20代の人

マイナビ転職エージェントに向いている人の特徴3つ目は20代の人です。

特徴一つ目でも記載しましたが、マイナビ転職エージェントは若年層への求人に強みがあるため、20代の人はマッチする求人を紹介してもらうことができるでしょう。

エージェントサーチの利用に向いている人の特徴3つ

ここからは転職活動にエージェントサーチの利用が向いている人の特徴を3つのタイプに分けて解説していきます。

マイナビ転職エージェントを利用するか、マイナビ転職エージェントサーチを利用するか、それとも両方か、自分が当てはまる特徴を見つけてみましょう。
  • 年収をアップしたい人
  • キャリア志向の強い人
  • IT・Web業界を目指している人

1:年収をアップしたい人

エージェントサーチに向いている人の特徴1つ目は、年収をアップしたい人です。

エージェントサーチはミドルクラスやハイクラスの求人が多いため、結果的に高収入の求人が多くなります。
自分のスキルや経験を活かしてステップアップし、年収を増やすことができるでしょう。

2:キャリア志向の強い人

マイナビ転職エージェントサーチに向いている人の特徴2つ目は、キャリア志向の強い人です。

ミドルクラスやハイクラスの求人が多いため、1つ上の階級の役職、または1つ上流の工程の職種につきやすく、キャリア志向の強い人におすすめです。

また、自分のキャリアパスがしっかりと定まっている方は、エージェントを探すときに判断材料があるため選びやすいでしょう。

3:IT・Web業界を目指している人

マイナビ転職エージェントサーチに向いている人の特徴3つ目は、IT・Web業界を目指している人です。

IT・Web業界は、ITエンジニアなど専門スキルを持った人材が不足しており、企業はエージェントを使ってコストをかけてでもスキルをもった人材を採用します。

そのためIT・Web業界で転職活動をしている人とマッチする求人が比較的多いでしょう。

マイナビ転職エージェントの6つの活用方法

ここからはマイナビ転職エージェントを活用するときの方法を6つの項目について解説していきます。

マイナビ転職エージェントを利用する際に注意点などをしっかりと把握し、自分にあった求人を見つけましょう。
  • 希望条件と違うスカウトメールに気を付ける
  • 未経験者向けの求人が少ないことを憂慮する
  • 個人担当と企業担当との意志疎通が合わないことのリスクを考慮する
  • 応募に対する押し売りに気を付ける
  • 求人の質を把握する
  • サポート停止処置の基準を知る

1:希望条件と違うスカウトメールに気を付ける

マイナビ転職エージェントには、転職エージェントからスカウトメールが届くサービスがあります。

しかし、スカウトメールの中には、自分の希望条件に合っていない求人も含まれています。

エージェントからスカウトメールが来たからといってすべて自分の希望条件に合っているものと思わず、業種や職種はもちろん、休日や給与、雇用形態などの求人内容を自分でしっかり確認することが大切です。

2:未経験者向けの求人が少ないことを憂慮する

転職エージェントを使うことは企業側からするとコストがかかることであるため、未経験者向けの求人は少ない傾向にあります。

基本的に、経験者向けや専門スキル保有者向けの求人が多いということを理解した上で利用する必要があります。

3:個人担当と企業担当との意志疎通が合わないことのリスクを考慮する

マイナビ転職エージェントは、求職者側の担当と企業側の担当がおり、自分と企業とのやりとりの間には必ず両担当を挟むことになります。

そのため伝言ゲームのようになってしまい、エージェント間での意思疎通ができず、自分の伝えたかったことが伝わらない可能性があることを考慮する必要があります。

4:応募に対する押し売りに気を付ける

転職エージェントは企業に求職者を採用させることで企業側からお金をもらう仕組みになっているため、エージェントの中には企業に採用させることを最優先としている人もいます。

そういう人にあたった場合、どこでもいいからと就職させようとしてくるため、その企業が自分のキャリアパスに合っているかどうか、自分でも見極める必要があります。

5:求人の質を把握する

先程の注意点と少し似ていますが、エージェントから紹介された求人の質を自分で把握し判断する必要があります。

自分の希望条件が必ずしもすべてエージェントに伝わっているとは限らず、悪気なく希望条件に沿わない求人を紹介されることもあります。

年収やクラスなど、その求人の質が本当にいいものかを自分でしっかり把握する必要があります。

6:サポート停止処置の基準を知る

マイナビ転職エージェントサービスには利用停止処置となる基準があります。

その基準が「利用者が利用規約に違反した場合」「利用者とマイナビ転職エージェント間での信頼関係が維持できなくなった場合」の2つです。

利用規約についてはマイナビエージェントのホームページでも確認できますので、不安な方はチェックをしておくと良いでしょう。

マイナビ転職エージェントの4つの利用ステップ

ここからはマイナビ転職エージェントの使い方を4つのステップにわけて解説していきます。このステップに沿ってエージェントサービスをフル活用して転職を成功させましょう。

  • 会員登録を行う
  • 面談の実施
  • 求人を紹介してもらう
  • 応募後の面接対応

1:会員登録を行う

まず、マイナビ転職エージェントへの会員登録が必要です。マイナビ転職エージェントのサイト内に登録ボタンがあるので、必要事項を入力し会員登録しましょう。

自分のキャリアパスが明確な方は、希望条件などをできるだけ詳しく入力するとエージェントにも伝わりやすいでしょう。

2:面談の実施

会員登録を行ったら、次に設定されたエージェントとオンラインや電話などで面談を実施します。

この面談では主に職歴や学歴、資格などの現状のヒアリング、そして転職先についての希望などのヒアリングが行われます。

初回面談を行ってからエージェントが求人を紹介してくれるため、希望条件などはできるだけ詳細に伝えましょう。

また、希望条件の中でどの条件であれば妥協できるのかをあらかじめ伝えておくと、エージェントも求人を探すときに明確な指標を持つことができるため、初めに伝えておくと良いでしょう。

3:求人を紹介してもらう

面談が終わったらエージェントから実際に求人を紹介してもらいます。

前述したとおり、紹介された求人情報を自分でしっかりと見定めて、応募のステップに進みたいものがあればエージェントに伝えます。

また、紹介された求人で聞きたいところ、例えば残業時間や職場の雰囲気などをエージェントを通して企業に確認することができるため、求人情報に書いていない部分を質問することも可能です。

4:応募後の面接対応

応募に進んだら、エージェントに面接の段取りを組んでもらうなどの面接対応をしてもらいます。

また、面接以外にも、職務経歴書やエントリーシートの添削もしてくれます。

面接でよく聞かれることについて教えてくれたり、面接についてのアドバイスをくれるエージェントもいるので、積極的に活用していきましょう。

マイナビ転職エージェントを利用するときの3つの注意点

ここからはマイナビ転職エージェントを利用するときの注意点について、3つの項目に分けて確認していきます。

録や面談をしたあとに、「時間がもったいなかった」などと後悔することのないように、注意点をしっかりとチェックしましょう。
  • 紹介できる求人がないと登録を断られてしまう
  • 他の大手転職エージェントに比べると求人数が少なめ
  • 30代以上の人には物足りない

1:紹介できる求人がないと登録を断られてしまう

まず一つ目の注意点は、紹介できる求人がないと判断された場合、登録を断られてしまうことです。

いくら転職したい気持ちがあったとしても、紹介できる求人がなければ、エージェントにはできることはありません。

希望する勤務地や現状の経験、スキルなどによっては紹介できる求人がない場合があり、その際は登録を断られてしまうこともあるので気をつけましょう。

しかし、確認してみないことには求人があるかないかわからないため、最初から諦めずに聞いてみることも必要です。

2:他の大手転職エージェントに比べると求人数が少なめ

マイナビ転職エージェントは業界の中では求人数も多い方ですが、他の大手転職エージェントに比べてしまうと求人数は少ないです。

例えば、リクルートエージェントやdodaなどとは公開されている求人だけでも倍以上の差があります。

しかし、マイナビ転職エージェントは「求人の質の高さ」や「転職者へのサポート」に力を入れているため、他の大手と比べると求人数が見劣りしてしまうという性質があるのです。

3:30代以上の人には物足りない

マイナビ転職エージェントは20代や第二新卒向けの求人が多いため、30代以上のミドルクラスを目指している求職者には物足りないでしょう。

メインが未経験や経験の浅い人などをポテンシャルで採用する求人が多いため、経験者向けや専門スキル保有者向けの求人は少ない傾向にあります。

自分の転職したい職種などを確認し、ミスマッチのないように転職エージェントを選ぶ必要があります。

マイナビ転職エージェントの退会するときの方法

もしも、登録後に求人がなかったりサポートが手薄だったりと、満足なサポートが受けられなかった場合には退会することができます。

その際は登録後のマイページに退会手続き画面がありますので、そこから手続きを進めます。

詳しくは公式HPにもやり方が記載されていますので参照すると良いでしょう。

マイナビ転職エージェントを活用して転職活動を進めよう

ここまでマイナビ転職エージェントやマイナビ転職エージェントサーチについて解説してきました。

自分のキャリアパスや職業の条件などをしっかりと把握し、サポートの手厚いマイナビ転職エージェントを利用して転職活動を進めてみてください。

また、ミドルクラスやハイクラスを希望しているかたはマイナビ転職エージェントサーチを使って、自分に合った転職エージェントとマッチングし、転職活動を進めましょう。