企業が転職エージェントに非公開求人を求める6つ理由|応募するポイントも解説

一般転職

最近は非公開求人という言葉を転職サイトなどで目にすることが多くなりました。「非公開求人」について知りたい方や、転職を考えている方は、こちらの記事を読んで参考にしてみてください。

転職エージェントが保有する非公開求人ってなに?

非公開求人とは、主に転職サイトなどに求人内容を掲載していない求人のことです。

転職サイトのエージェントがこの非公開求人を多数保有しており、希望の求人が見つからないときなどに転職エージェントに相談すると、この非公開求人を紹介してもらえる場合があります。

しかし、なぜ求人を非公開にする必要があるのでしょうか。
本記事では、その理由を詳しく紹介して行きます。

非公開求人の意図

企業が求人内容を公にしたくない事情はいくつかあります。ここでは、新規事業の立ち上げに極秘で行う求人・採用が難しい特定のスキル経験者を求める求人など3つに分けて紹介します。

非公開求人がある意図について知りたい方は参考にしてください。

1:新規事業の立ち上げに極秘で行う求人

企業が新規事業や新しいマーケットへの参入を企画しているときに、新たに追加のメンバーを募集することがあります。
競合他社に新規事業の内容を知られたくないため、求人募集を極秘で行うことがあるのです。

求人の内容を見ればどのような人材を求めているか分かってしまい、結果的に企業の新規プロジェクトの動向が知られてしまう恐れがあるからです。

2:採用が難しい特定のスキル経験者を求める求人

一般的に、公開されている求人よりも非公開求人の方が、キャリアやスキルの高い人材を求める傾向があり、即戦力となる人材を採用したいときに非公開求人を利用することがあります。

特に専門職のような特定のスキルを持った人材を求めている場合、直接転職エージェントに依頼すれば求人を公開する必要もありません。

それだけ迅速に人材を確保することが可能になります。

3:若干名の募集である求人

企業の採用活動では、より効率的に作業を進めるために求人の依頼方法を使い分けています。

例えば複数名の募集の時には公開求人を利用し、若干名の募集の時には、希望のスキルやキャリアを持った人材を絞り込んで求人するなどです。

前者の場合はより早く応募者が集まって速やかに採用を決められること、後者の場合は人材を選択することが可能なためが考えられます。

企業が転職エージェントに非公開求人を求める5つの理由

企業は必要に応じて求人を公開したり非公開にしたりしているわけですが、もちろんそれにはきちんとした理由があります。

大まかな理由として挙げられるのが、極秘に採用を進めたいということと、効率よく採用を決めたいということです。

これらの理由について、もう少し詳しく掘り下げていきましょう。
  • 新規開発の動向を競合他社に知られたくない
  • 応募の殺到を回避して採用効率を図るため
  • 採用ルートを競合他社に知られたくない
  • 上層部クラスの人材採用を行う
  • 自社内でも極秘に人材採用を行う

1:新規開発の動向を競合他社に知られたくない

企業が新しく商品を開発する場合、競合他社に知られないように極秘でプロジェクトが進められます。

なぜなら、競争の激しい業界においては、常に他社より優れた商品を開発し続けなければ生き残れないからです。

そのためにも、新規プロジェクトに関わる求人情報を一般に公開することは、プロジェクトの内容を他社に知られるリスクが大きいのです。

競合他社に新しい人材を求めていることを悟られないようにするために、非公開求人を利用するというわけです。

2:応募の殺到を回避して採用効率を図るため

有名企業や人気のある企業である場合、応募してみたいと考える人は多いことでしょう。

応募が殺到してしまうと、人事担当者が対応できなくなってしまう恐れがあります。
そういった事態を避けるためにも、求人情報をあえて公開せずに転職エージェントに依頼して、企業が求める人材を直接紹介してもらった方が、スムーズに採用を進められるのです。

3:採用ルートを競合他社に知られたくない

優秀な人材を確保することは、企業にとって重要なことだと言えます。

そのために企業は求人を用いて常に人材確保に努めていますが、一般の公開求人では採用までに時間がかかってしまいます。
急な異動や退職による欠員補充など、迅速な採用が求められる場合には転職エージェントに紹介してもらった方が効率的です。

このように、優秀な人材を欠かさないためには色々な採用ルートを駆使することが必要で、そしてその採用に至るまでの経緯は競合他社には秘密にしておきたいものなのです。

4:上層部クラスの人材採用を行う

極秘プロジェクトや新規事業を始める場合は、マネジメント力や統率力のある人材を確保したいと考える企業もあります。

このような上層部クラスの採用は非公開求人になることが多いです。

5:自社内でも極秘に人材採用を行う

企業が求人するときに、社員に知られないように極秘で採用を進めるケースがあります。

例えば、自社の上層部クラスの求人を見かけた社員が、今現在そのポストに就いている人が退職するのでは?といった憶測が生まれる可能性があります。

求人情報を見ることによって、こういった誤解が生まれて社員が不安を感じたりするようなことがないように、極秘で採用が行われるのです。

転職エージェントが保有する非公開求人と公開求人の比較4選

転職エージェントが保有している非公開求人と一般に公開されている求人とには、それぞれメリット・デメリットがあり、人によって向き不向きがあります。

ここからは、非公開求人と一般公開求人のそれぞれの特徴について比較しながら解説していきます。

  • 非公開求人
  • 公開求人

非公開求人

非公開求人は、公開求人よりも求める人材がより明確であり、即戦力を希望していることが多い傾向があります。

そのため、企業が求めている人材だと判断された場合のみ、転職エージェントから情報を公開され、紹介してもらえるのです。

転職エージェントは非公開求人を多数取り扱っているので、キャリアアップを目指して転職する場合には転職サイトに登録し、エージェントに相談してみると希望に合った仕事が見つかるでしょう。

1:メリット

非公開求人では、大手企業や有名企業などの案件も保有しているため、希望している企業の求人を見つけられる可能性があります。

その他にも、幹部クラスの求人など条件の良い案件を抱えていることも多く、管理職層への転職を望んでいる人にも非公開求人の方が向いています。
このように転職エージェントでは、条件の良い非公開求人を豊富に取り扱っているため、今よりキャリアアップを目指した転職を希望している人にはお勧めです。

2:デメリット

前述したとおり、非公開求人はより高いスキルやキャリアを求められる傾向があります。

キャリアアップを目指した転職でない場合は、非公開求人より公開求人を利用した方が、自分のスキルにあった求人を見つけられる可能性が高くなります。

それに非公開求人を利用して転職する場合、転職エージェントを介してやり取りが行われることになるので、直接企業とコンタクトを取りたいと考えている人にも不向きです。

3:採用倍率・応募方法

非公開求人の場合、情報が公開されていないため応募者が少なく結果的に採用倍率も低くなる傾向があります。

非公開求人に応募するにはまずは転職サイトなどに登録し、転職エージェントから紹介してもらう方法が一般的です。

まずは自分に合った転職サイトを探すことから始めてみましょう。

4:採用要件

非公開求人は条件の良い案件が多いのですが、それはつまり、より高いスキルやキャリアを求められるということです。

したがって、非公開求人の採用要件はレベルの高いものとなるため、企業が求めている採用要件を満たしていないと紹介してもらうことは難しいでしょう。

公開求人

公開求人は求人内容が公開されているため、誰でもすぐに情報を得られます。

特に今までと違った職種にチャレンジしたいという人や、時間をかけてじっくりと探してみたいという人、転職エージェントに頼らずに直接自分で企業とコンタクトを取りたいという人には、公開求人の方が向いているでしょう。

1:メリット

求人内容を自分でしっかりと確認することになるため、より転職活動がしやすくなるというメリットが挙げられます。

また、非公開求人の場合は転職エージェントを介さなければ情報が得られないのに対し、公開求人はすぐに情報を調べられるというメリットがあります。

自分のペースで転職活動ができるという点も、魅力の1つでしょう。

2:デメリット

公開求人は誰でも気軽に情報を得られるため、応募者が増えて競争率が高くなってしまう可能性があります。

特に人気の職種や条件の良い求人は、応募者が殺到して選考に時間がかかる場合もあります。

こういった理由から、非公開求人より転職に時間がかかってしまうというデメリットがあります。

3:採用倍率・応募方法

公開求人の場合、人気のある企業や職種だと応募が殺到してしまうため、競争率が高くなり採用倍率も高くなる傾向があります。

非公開求人と違って、転職エージェントを介さずに自分で求人内容を調べてから直接応募するため、誰でも応募することが可能になります。

4:採用要件

業務内容にもよりますが、非公開求人のようにあらかじめ高いスキルやキャリアを求めるような求人ばかりではないため、採用要件のレベルはそれほど高くないと言えます。

厳しい採用要件の求人よりも、自分の実力に見合った条件の仕事を探したいという人には、公開求人が向いているでしょう。

非公開求人を保有するおすすめの転職エージェント6選

非公開求人を紹介してもらうには、転職エージェントへの申し込みが必要になりますが、どの転職エージェントを選べばいいのか迷ってしまうことでしょう。

ここでは、非公開求人を多数保有しているお勧めの転職エージェントを紹介していきます。

サービス名総求人数エリア特徴得意分野
マイナビエージェント約50,000件全国20代に信頼されている転職エージェント求人の約60%がIT・メーカー 営業やIT・Web、⾦融など、幅広い業界に強い
マイナビIT AGENT公開28,636件 非公開30,218件全国+海外人材紹介会社ならではの確かな転職コンサルティングで転職をサポートIT・Webエンジニア向け
レバテックキャリア14,185件全国プロによる抜かりない企業別対策IT・Web業界のエンジニアやデザイナーの転職情報多数
dodaエージェント公開65,930件 100,000件全国+海外求人紹介量の多さ幅広い業界をカバーしている
ビズリーチ127,000件全国+海外高年収求人を多数掲載管理職や専門職
リクルートエージェント公開 124,122件 非公開 187,372件 約300,000件全国+海外好条件転職、 幅広い層に対応IT/メーカー・営業/事務

1:マイナビエージェント

マイナビAGENT

マイナビエージェントは、国内大手の転職支援実績を持つ株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。

業界の中でも数多くの求人を取り扱っている点が大きな特徴といえるでしょう。

さらに、マイナビエージェントだけが取り扱っている求人もあるといった特徴もあります。

数多くの求人の中から選びたい人におすすめの転職エージェントです。

2:マイナビIT AGENT

マイナビIT

マイナビIT AGENTは、IT系の技術職に特化したエージェントです。

転職のプロによるアドバイスによってこれまでの経験やスキルを見直しながら、より条件の良い求人を紹介してもらえる点が大きな特徴といえるでしょう。

IT系の技術職に転職したい人におすすめの転職エージェントです。

3:レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニア・デザイナーの求人に特化した転職エージェントです。

エンジニアのキャリアについて詳しい点が大きな特徴といえるでしょう。

さらに、キャリアアドバイザーがマンツーマンで指導してくれる上に、いつでもLINEで相談できるといった特徴もあります。

ITエンジニア・デザイナーを目指したい人におすすめの転職エージェントです。

4:dodaエージェント

dodaエージェント

dodaエージェントは、インターネット上の人材紹介会社に関する口コミで、転職者から高い満足度を得ているエージェントです。

doda限定の求人や非公開求人の案件も豊富にあり、専門スタッフのきめ細かいサポートにも定評のある点が大きな特徴といえるでしょう。

転職活動中にしっかりしたサポートがほしい人におすすめの転職エージェントです。

5:ビズリーチ(転職サイト)

ビズリーチ

ビズリーチは、即戦力になる人材を求める優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届く転職サイトですす。

職務経歴書を作成してからスカウトを受け取る仕組みが大きな特徴といえるでしょう。

自分ではなかなか良い求人が見つけられず、悩んでいる人におすすめの転職エージェントです。

6:リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、国内でも高い就職支援の実績を誇っている大手の転職サイトです。

業界の中でも特にたくさんの非公開求人の案件を抱えている上に、実績の豊富なキャリアアドバイザーが転職者に最適な求人を紹介してくれる点が大きな特徴といえるでしょう。

さらに、その他にも面接対策や提出書類の添削など、転職活動をしっかりとサポートしてもらえるといった特徴もあります。

転職活動に必要となる面接や、書類関係もしっかり見てもらいたい人におすすめの転職エージェントです。

転職エージェントで非公開求人に応募するポイント3選

非公開求人に応募するためには、まず転職エージェントを選ぶ必要がありますが、エージェントによって提供しているサービスが異なります。

また、特定の職種の求人を多く取り扱っている転職サイトもあるので、最初にしっかり調べてから利用することが大切です。

1:転職エージェントの得意分野を調べる

転職エージェントには「大手・総合型」と「中小・特化型」の2種類があり、大手・総合型は様々なジャンルの職種に対応しています。違った業界への転職を希望されている方にはお勧めです。

一方、中小・特化型は特定の業種の案件を主に扱っており、その業界のエキスパートよりアドバイスを受けることも可能で、より詳しい情報を得られます。
このように転職エージェントによって対応している職種が異なるため、それぞれの得意分野をしっかりと調べてから利用しましょう。

2:自分が希望する求人案件数が多い転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録する前に、自分が希望している職種の求人案件数が多いところを事前に調べておくことが大切です。

幅広い業界に対応しているところや、特定の業界に力を入れているところなど、自分が気になる転職エージェントがどのような求人を保有しているのか、必ず確認するようにしましょう。

3:複数の転職エージェントに登録する

複数の転職エージェントを利用することで、求人の紹介が増えたり、条件の幅が広がったりなど、複数のアドバイザーからサポートを受けられます。

1社の転職エージェントを利用するよりも複数の転職サイトに登録する方が、より可能性の幅が広がると言えるでしょう。

非公開求人に応募して転職の可能性を広げよう

転職を成功させるためには、より多くの情報が必要になってきます。

そのためにも、幅広い情報網の中から自分が求めている仕事を見つけ出すことがとても重要になります。
その可能性を広げるためにも、転職エージェントというプロの力を借りて、非公開求人からより良い条件の求人を紹介してもらうという方法も検討してみましょう。