- 第二新卒における履歴書の書き方がわからない
- 履歴書と職務経歴書って何が違うの?
- 第二新卒の履歴書を書く上で、書類通過するコツとかってあるの?
こんな疑問に答えます。
こんにちは、ゆトリです。
転職活動を行うに辺り、応募する企業に必ず提出しなければいけないのは「履歴書」と「職務経歴書」です。

この記事では転職活動における「履歴書の書き方」についてフォーマットやテンプレートを例に解説していこうと思います。
ちなみに職務経歴書の書き方についてはこちらの記事を参考にして下さい。
第二新卒における履歴書の基本事項


履歴書と職務経歴書の違い
まず履歴書と職務経歴書の違いをサラッと説明します。履歴書は一言で言うと、「応募者の基本的なプロフィールを確認する書類」であり、職務経歴書は「応募者の今までの業務経験と活かせるスキルを確認する書類」となります。
履歴書は手書きでもPC作成でもどっちでも良い
まず抑えときたいところですが、履歴書は手書きでもPC作成でもどちらでもOKです。
よく手書きじゃないとダメだ!なんて新卒採用では言われたものですが、転職だと転職サイトや転職エージェントからのネットから求人を送ることが多くなってきている為、特に言及はされません。
また手書きで書く場合は黒の消えないボールペンで書いてください。フリクションはダメですので注意!
履歴書は記入項目が少ないのを選ぶ
履歴書には様々な種類がありますが、上記の画像のようなシンプル且つ記入項目が少ない履歴書を選びましょう。
書き込む項目が少ない方が、あれこれ悩まずにスムーズに記入することもできますし、担当採用官にもウケが良いです。
履歴書の写真には注意を払おう
さて書類選考と言えども、写真によって第一印象が決まるので、履歴書に貼る写真には最新の注意を払いましょう。
こんなこと、言うまでもないかもしれませんが、「スーツを着て撮る」「清潔感を整える」「派手じゃない髪色にする」「明るい表情をする」とかですね。
また写真のサイズは縦36~40mm、横24~30mmが推奨サイズです。
変なところで印象を下げてしまわないように、ここはキッチリ抑えておきましょう。
第二新卒の履歴書の最初に記入する、氏名・生年月日・住所・連絡先

基本的なところではありますが、逆にこういった部分でミスしてしまって変なイメージダウンは避けたいところです。要点を簡潔に書いていきますので流し読み程度で確認して下さい。
履歴書の氏名は戸籍の文字で書く
略字を使っていることはあまりないと思いますが、万が一トラブルが発生しないように、戸籍に用いている文字を記載するようにしましょう。
日付は投函する日にちを書くこと
郵送の場合は投函した日にちを記入、直接渡したり、インターネットで提出する場合はその当日の日付を書きましょう。
履歴書のふりがなの表記
履歴書の記入欄に「ふりがな」と書いてあればひらがなで。「フリガナ」と書いてかればカタカナで記載しましょう。
履歴書は和暦と西暦を混ぜない
生年月日は和暦であろうと西暦であろうとどちらでもOKです。しかし和暦なら和暦、西暦なら西暦と履歴書全体で統一する必要があります。満年齢は、履歴書を提出する時点での年齢を記入しましょう。
住所は省略しない
都道府県名から記入し、マンション名なども省略せずに書きましょう。
履歴書の連絡先は市外局番から
市外局番と個別の番号を、ハイフンを使って分かりやすく書きましょう。また携帯電話の場合は(携帯)と書いて、固定電話と混同しないようにするのがマナーです。
履歴書のメールアドレス
もしメールアドレスの欄がある場合は、読みやすく真面目な表記のもので、間違えないように記入しましょう。
ここで注意点なのは、在職中の場合会社のメールアドレスは使わないようにしましょう。またメールアドレスの記入欄がなく、メールでの連絡を希望する場合は、履歴書最後の本人希望欄に記載します。
第二新卒の履歴書における、学歴の内容編

履歴書の和暦と西暦を混ぜないで記入
生年月日のところでも書きましたが、和暦と西暦を混ぜないように注意しましょう。また元号が平成から令和にまたがる場合は、西暦にした方が親切と言えるでしょう。(その際は、生年月日も西暦表記)
履歴書の数字を間違えない
留年や浪人したのかと誤解されないように、数字の欄は正確に記入しましょう。インターネットで「年次早見表」などを見て確認しておくことをオススメします。
中央に「学歴」と必ず書くこと
ここは「履歴書を書いた後に忘れてて書き直しするハメになった」ということがたまにありますので、必ず忘れないように記入しましょう。基本的に「職歴」と区分けする為で、高校卒業から記入するのが一般的ですね。
履歴書には学校名を省略せずに記入する
長いかもしれないですが、学校名は正式名称で書きましょう。改称があった場合は「〇〇大学(現ゆとり大学)」というように記入。国公立の場合は「〇〇県立」や「〇〇市立」を入れるようにしましょう。
学部・学科・専攻の名称も記入する
学生時代の学部や学科・専攻の名前もしっかり記入していきましょう。結構長くなってしまう場合もあるのでハミ出さないように注意。また留学経験がある場合はアピールポイントにもなるので記入しておくと良いでしょう。
第二新卒の履歴書における、職歴の内容編

履歴書の職歴は時系列に書くのが基本
職務経歴書は自由に並べ替えてアピールするものですが、履歴書においては時系列に書いていくのが基本です。
中央に「職歴」と必ず書くこと
学歴と区別するために、中央の部分に「職歴」と記載しましょう。
配属部署と担当業務を記載する
会社名を書いたら、その下に配属先・役職名・業務内容を詳細に記入していきましょう。
会社の簡単な説明を入れても良い
社名だけの会社で業種が判断できない場合、社名の後に(〇〇機器の販売業:従業員数500人)などのように、事業規模や企業の規模を書いても良い。
退職理由は「一身上の都合でOK」
履歴書や職務経歴書に退職理由を書く際は、「一身上の都合により退職」だけを記入すればOKです。これを書いておけば印象が悪くなることはないでしょう。
最後は「以上」を必ず記入する
忘れがちですが、職歴を書き終えたら、右下の方に必ず「以上」と記入するようにしましょう。
第二新卒の履歴書における、免許・資格

自己PRや業務内容に繋がるようなものを記載する
空欄を無理に埋めようとせずに、自己PRや応募企業の仕事に関係するものを書きましょう。関係のない資格を書いても特に何も評価はされませんし、読みづらくなるだけです。
履歴書の資格は2級以上から書く
3級以下になるものはなるべく書かないようにしましょう。
業務に役立つ資格は勉強中でも記載して良い
未経験の免許や資格でも、「〜の資格を〇月の試験で取得できるように勉強中」というように、書くことも可能です。自分の空いた時間で積極的にスキルを向上させているんだなと採用担当官にアピールすることができます。
第二新卒の履歴書に書く、志望動機・趣味・特技

第二新卒の志望動機の書き方
志望動機においてはこちらの記事にまとめておいたので、この記事を読んで頂けると履歴書に書ける内容ができあがると思います。志望動機は最重要項目なので必見です。
趣味・特技
ここの部分は面接のでの話のネタになるポイントです。何かアピールポイントがあるのならば記載しても良いですが、特にないなら無理して書く必要はないでしょう。
第二新卒の履歴書の最後にある、本人希望欄

給与の希望欄は書かない
基本的に給与に関しての希望は書かない方が無難です。「貴社の規定でお願い致します」と書いておけば問題ないでしょう。もし具体的に募集要項にも書いておらず、言及したいことがあるならば、面接の時に切り出すと良いでしょう。
勤務時間の希望は書かない
ここも上記と同様で何も書かない方が良いです。「貴社の規定でお願い致します」の中に含まれています。
メールアドレスを記入する
もしメールアドレスを記入する箇所がなく、メールにより連絡を受け取りたい場合には、自分のメールアドレスをここで記載しておきと良いでしょう。
まとめ
内容は以上となります。少し項目として多く、細かい内容が多いですが、懇切丁寧に説明したつもりです。
手書きでもし記入するのであれば、下記のpdfのフォーマットをお使いください。
Macユーザーなもので、ワードやエクセルに変換できず、無能で申し訳ないです。
しかし、求人サイトや転職エージェントなどに登録しておくと、無料でフォーマット・テンプレートをゲットできるので、そこで手に入れるのもアリでしょう。
という事で以上です。皆さんの転職の手助けになれば幸いです。