・職業訓練のWebデザインってどんな訓練するの?
・未経験でもしっかり仕事に就くためのコースの選び方は?
・卒業生の就職先と就職率はどうなの?
こんな疑問に答えます。
職業訓練でWebデザインを学びたいけれど「コース選びに失敗すると時間を無駄にしそう」「コースの選び方が分からない」と感じている人は多いのではないでしょうか?
本記事では「職業訓練のWebデザインコースの訓練内容、コースの選び方と注意点」について解説します。
この記事を読むことで、あなたの次の行動を明確にできますよ。
転職を検討中の方は、転職サイトおすすめ記事にて紹介してるのでこちらもチェックしてみてくださいね。転職サイトは、あなたの希望に合った転職先が見つけやすく転職エージェント含めまとめています。
職業訓練のwebデザインコースの訓練内容
職業訓練の3カ月間のwebデザインコースの訓練内容は以下の通りです。
- 就職支援(合計21時間):社会人マナーや、就職する意味などについての講義
- 色彩(合計36時間):色彩効果や、Webデザインで使用する色彩についての講義
- webデザイン(合計270時間):webデザインの実技訓練。Illustrator, Photoshop, ドリームウィーバー, HTMLなどを使用
職業訓練のwebデザインコースは3カ月~6カ月のものが多く、期間が長いほど各科目の学習量も増えます。
具体的に、5カ月間の「Webデザイン科」コースの訓練内容について以下ようにツイートされている方もいます。
私の通うウェブデザインの職業訓練のカリキュラムはこんな感じ。
6ヵ月間、1日6時間、週4〜5
1.イラストレーター
↓
2.フォトショップ
↓
3.コーディングそれぞれの項目を一気に詰め込みます!
— ゆるくま@webデザイン (@yurukumaweb) July 8, 2020
項目ごとに、ミニ課題と最終課題があって沢山制作するよ😌💓#webデザイン #職業訓練
職業訓練のwebデザインコースはついていけない人が少なくない
職業訓練のwebデザインコースはついていけない人が少なくありません。
理由は以下の通りです。
- コースを受講する人の大半がwebデザイン初心者。
- 平均年齢は30歳以上であるため、未経験の技術の習得に時間がかかる。
- 3カ月ほどの短い期間で初心者には難しいJqueryも学習する。
具体的に、以下のように「訓練についていくためには、自宅でもデザインの復習が必要」とツイートされている方もいます。
今職業訓練所でwebデザインの勉強中なんだけど、授業のスピードが速いことで、家で復習するのにパソコンめちゃくちゃ必要
— 634@ちゃん澪 (@sugano_kagesada) June 24, 2020
webデザインの独学の方法は、本記事の7章 職業訓練以外にwebデザインを学ぶ方法をご覧ください。
職業訓練のwebデザインコースの具体例
職業訓練のwebデザインコースの具体例は下記の通りです。
(参考:「TOKYOはたらくネット」)
上記の画像は2020年に東京で募集予定の職業訓練で、青枠部分がwebデザインの職業訓練です。
訓練の種類を見て「自分がなりたいwebデザイナーに合っている訓練があるか」をしっかり確認しておきましょう。
職業訓練でwebデザインコースを選ぶ方法
職業訓練の種類を説明したので、次に職業訓練のwebデザインコースを選ぶ方法を解説します。
目指す職種とスキルから選ぶ
1点目は「目指す職種とスキルから選ぶ」という方法です。
職業訓練を受講しても得たスキルが自分の目指している職種であまり使わないスキルでは、長い時間をかけて職業訓練を受ける意味がありませんよね。
そのため、自分が目指す職種に対して「どのようなスキルが求められるのか」をしっかり考慮した上で適切な訓練を受講するようにしましょう。
職業訓練の時期から選ぶ
2点目は「職業訓練の時期から選ぶ」という方法です。
職業訓練でwebデザインのコースを選ぶ際には、そのコースの開催時期に参加可能かを確認することも重要です。
なぜなら、職業訓練のwebデザインコースの募集は期間が限定されているからです。
具体的に、12月末に退職した方で翌年4月から失業手当を受け取る場合には、翌年1月~6月に受講できるコースを探す必要があります。
ハローワークインターネットサービスから、職業訓練のコースを地域や募集期間で検索できるので、募集が定員になる前に早めに探し始めましょう。
職業訓練のwebデザインコースで身に付くスキル
職業訓練のwebデザインコースで身に付くスキルは下記の通りです。
- Illustrator・Photoshopの操作
- XHTMLタグ・CSSの基礎
- ドリームウィーバーの操作
- Webサイトのチームでの制作
- Webサイトの個人での制作
- HTML5・CSS3・レスポンシブ
- JQueryプラグイン
- JQuery開発
とはいえ、上記は「webデザイナーのスタート地点に立った」レベルまでしか学ぶことができず、そのまま転職活動で活用することは難しいです。
なぜなら、スキルを持っている証明ができないからです。
具体的に、スキルを身に付けるだけでなく、就職先の企業で求められるLP(ランディングページ)を模写して実績を作り、ポートフォリオ(職務経歴)にまとめることが必要です。
Webデザイナーのポートフォリオは職種によって様々なので、「(自分がなりたい職種) ポートフォリオ」で検索し、フォーマットと記載方法を確認しましょう。
職業訓練のwebデザインコースを卒業した後の就職先
職業訓練のwebデザインコースを卒業した後の就職先はコースによって異なります。
職種の違いはありますが、就職先は大体下記の会社のいずれかになります。
- web制作会社
- インターネット関連会社
- ソフトウェア開発会社
職業訓練でwebデザインを学ぶ際の注意点
次に職業訓練でwebデザインを学ぶ際の注意点について解説します。
必ず希望の職業訓練を受講できる訳ではない
1点目は「必ず希望の職業訓練を受講できる訳ではない」という点です。
職業訓練には「倍率」が存在するので、自分がいくら希望しても訓練を受けれないことはしばしばあります。特にデザイン系は人気が高いので対策をしっかりしておきましょう。
職業訓練の面接対策についてコツを解説しています。
また、こちらの記事で合格のための職業訓練の志望動機を解説しています。
希望の訓練に行けるように上記の記事も必見です。
職業訓練の遅刻や欠席は基本的にNG
2点目は「職業訓練の遅刻や欠席は基本的にNG」という点です。
職業訓練に参加すると、当然ながら遅刻や欠席することは許されないので、訓練に毎日行かなければならなくなります。
そのためお子さんの面倒や家の手伝いがある場合などは、訓練を受ける際にどう対処していくのか考える必要があることを覚えておきましょう。
必ず就職できる訳では無い
3点目は「必ず就職できる訳では無い」という点です。
職業訓練を受講しても「実務経験が付くわけではない」ので、就職できる確率が若干上がっただけだと考えておくくらいがちょうど良いと言えるでしょう。
訓練を受けると同時に転職活動も進めていかなければならないので、詳細は「本気で転職したいならハロワより転職エージェントがおすすめ」の章をご覧下さい。
職業訓練以外にwebデザインを学ぶ方法
職業訓練でwebデザインを学ぶ際の注意点について解説したので、最後に職業訓練以外にwebデザインを学ぶ方法について解説します。
webデザインのスクールに通う
1点目は「webデザインのスクールに通う」という方法です。
スクールに通うと自分の目標としている働き方・職種から逆算して、必要なスキルの習得から、就職サポートまで行ってくれます。
TechAcademyは大手のスクールで、非常に多くの受講者を出しているのでおすすめです。
競合他社と比較しても最も料金が安いので最速でwebデザイナーになりたいと感じている人はスクールを利用してみると良いでしょう。
独学でwebデザインを勉強する
2点目は「独学でwebデザインを勉強する」という方法です。
近年はプログラミングやデザインが人気なので、Progateやドットインストールを利用することで、月1000円程度で簡単に自主学習することができます。
自主学習からクラウドソーシングサイトで実績を積むことで、就職だけでなくフリーランスデザイナーを目指すことも不可能ではありません。
働き方や勉強方法1つでも様々な選択肢を取れるので、是非多くの可能性を考えてみてはいかがでしょうか。
本気で転職したいならハロワより転職エージェントがおすすめ
さて職業訓練のwebデザインについて解説してきましたが、本気で就職活動を進めていきたいならハローワークよりも転職エージェントがおすすめです。
なぜならハローワークは無料で掲載できるので「就職意欲の低い企業」の登録が非常に多く、優良企業が埋もれてしまって求人検索が困難になるからです。
そのため有料で求人を出している「意欲の高いエージェント」に絞る必要があり、成功率を高めるためにもエージェント経由で就職活動を行いましょう。
おすすめの転職エージェントを紹介しますので、本気で転職したい方は下記記事をみておきましょう。
\20代におすすめ/
こちらの記事では、内定に繋がる20代の転職でおすすめの転職サイト・エージェントをランキングで比較しています。
\ニートにおすすめ/
こちらでは、職歴なしの就職でおすすめの就職エージェント6社をご紹介しています。
\フリーターにおすすめ/
高卒、非正規必見のフリーターにおすすめの転職エージェント10社をご紹介しています。
まとめ
職業訓練のwebデザインに関する記事は以上になります。
職業訓練でwebデザインを学びたいとしても、応募が殺到して面接で落ちる場合があるので、臨機応変に対応していくことが大切です。
上手く希望の職業訓練に合格できれば良いですが、そうでなかった場合は
ハローワークで資格取得できる職種の人気コース13についてご紹介しています。
また他のコースかどうか悩んでいるという方は、上記の記事も確認下さい。