- 大企業に就職したけど辞めたい
- 大企業は安泰って言われるけど辞めない方がいいのかな?
こんな悩みに答えます。
皆さん会社辞めたいですか?僕は毎日辞めたいと思っています。
突然ですが僕は2017年に大学を卒業して早社会人3年目に突入しているのですが、新卒での会社を10ヶ月で退職しています。実は某財閥系のそこそこいい企業に入社していました。が辞めました。
「仕事辞めたい」って話を同期や友人とするたびに上司の文句とかで盛り上がりますよね。でもその一方「本当に辞める」となるとみんな気持ちがついてこない場合が多いです。
やはり「ハードルが高い」と思うのでしょう。「辞める辞める言ってる奴に限って辞めない」ともよく言われますしね。
そんなわけで僕がなぜ入社10ヶ月で仕事を辞めてしまったのか、その時どんなことを考えていたのかというのを過去を思い返して記事にしてみようと思います。
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大企業に入っても辞めたいと感じてしまう7つの理由って?
大企業での業務がやりたい業務じゃなかった
これがやはり一番の理由でしたね。自分は主にメーカーで「クレーム処理」をしていました。これは言うまでもなく、クレームに対して原因究明+解決策を講じる仕事だったのですが、これがかなりつまらなかったです。
大体の流れがもうテンプレ化していて、
不良品が出たと客先から電話が来てキレられる→とりあえず謝る
→状況を報告して部長になんとかしろ!と圧をかけられる
→他部署に鬼電して聞きこみし対策案を考える
→客先資料作成していざ客先へ
→まず怒られるのでとりあえず謝る そして原因と対策を報告
→了承されれば終了。されなければ対策案のところに戻る
こんな感じです。とりあえず常に内部にも外部にもペコペコしていないといけないので、面白さもクソもありません。
この部署に配属されている人は鬱になる人が多いとか、異常な奴じゃないとやっていけないだとか色々言われていましたね。なんでこんなところに配属したねん・・って当時はめっちゃ恨んでました。
文句ばかり言いましたが、この部署がないと会社的には信用がなくなっていきますので、やっていけてる人らは素直に尊敬しています。ただ自分には無理でした。
大企業での業務でスキルが全く身につかなかった
さて、そんな「やりたくない仕事」をやっていた僕ですが、お客さんに資料を作って謝っているだけなので当然なんのスキルも身につきません。
自分は研究開発などをしていく技術者になりたかったのですが、クレーム対応の仕事なんて所詮「広く浅く」知っておけば対応できたりします。
つまりは「何も深くは知らない人間」になるということで、これに耐えられませんでした。
設計とかでCADとか教えてもらったり、プログラミングを学んでいるSEとかバリバリ営業している人とかが羨ましかったです。自分はお客さんにひたすら謝って何してるんだろう・・って思ってましたね。
新入社員だと自分が思いもよらない部署に配属されることってあるあるじゃないですか。
正直転職すればするほど自分の市場価値が落ちていくのに、高校→大学と積み上げて来た最後にこの運ゲーって絶対おかしくないですか?
もうちょっと自分のやりたい事とマッチングできるような採用活動を行って欲しいものですね。
大企業の部署でのOJTの質が低い
皆さんOJT教育って分かりますか?簡単に言うと新人に教育係をつけることですね。僕には入社10年目の中堅の人が指導員としてついていましたが、この質が低かったです。簡単に纏めると、
- 自分はただのパシリ(印刷・コピー・単純作業の指示ばかり)
- いつも嫌味と説教ばかり
- 教育にとってある時間をすっぽかす
こんな感じの人でした。基本的にいつもその人の手伝いだったのですが、ほぼ「それお前がやれよ」という単純な作業をやらせるだけですし、「お前に重要な事をやらせても無駄」「俺が新人の頃は毎日みんなのところに仕事貰いに回ってた」とか「いても大したことできないんだからそんな疲れた顔するなら休め」とか色々言われました。
なんていうか、とりあえずそれっぽくやっておけばいいという感じの人で、上にはごますりが上手で、下の奴に対しては扱いが雑というような人でしたね。
そして僕と打ち合わせするはずの日に出張ぶち込んでいないとか2回くらいありました。この経験で、会社に入れば「自動的に教えてもらえる」と思いこんでいましたが、ここにきて「あぁ、自分で聞いて学んでいかないとマジでヤバイな」という自我が芽生えました。これは結構大切な考えですよね。
大企業特有の堅苦しい会社 偉い奴が絶対の典型だった
さて僕の会社は昔特有の日本企業といった感じで、「上司の言うことは絶対!!」という会社でした。
みんな部長に話ししに行くときは一呼吸してから話しかけに行ってましたし、メールでは必ず部長を先頭にする、部長が理不尽な事言っててもやらないといけない、こんなことばっかりでした。
車とかも自分でドア開けてもらったりとか・・偉くなるとこんなことも一人でできねーのかよと内心思っていましたね。そんな雰囲気の企業だったので堅苦しくてずっといたくねえ!と思った記憶があります。
大企業は全体的に無駄が多くイライラした
大企業だとあるあるなのかもしれないですけど、
- 電話対応が無駄に多い
- 意味のない会議が多すぎる
- 意味のない資料づくりも多すぎる
こんなことが多すぎて無駄が多くてイライラしました。
電話に関してはメール送りましたとか無駄に電話してくるし、新人が最初に電話をとって他の人に繋ぎ直すという謎の風潮にも無駄だし、とにかく集中がすぐ切れるので本当に嫌でした。
堀江貴文さんも「電話してくる人とは仕事するな」といってますからね。0にするのは無理かと思いますが最小限にしてほしいものです。
チャットとかあれば凄い楽なのに、メールに固執する意味もよくわからなかったです。
また雑談ばかりの意味のない会議も頻繁にありますし、数時間かけて作ったリストとかも結局誰も使わない等、とにかく無駄な事ばかりさせられてイライラしました。
やる意味がないと感じたら「それやる意味ありますか?」と言う勇気、大事ですね。
挨拶をしない・返してくれないので辞めたいと感じた
これも凄く嫌でした。僕が尊敬している高校の先生に、「挨拶されて嫌な人はいない。だから挨拶は必ずやれ」って教えられたので、ずっと実践するようにしています。
しかし僕の会社の人って忙しいのか知らないですけど挨拶して全然返してくれなかったんですよね。
こんなの働く以前の問題じゃないですか?
ですので皆さん挨拶はちゃんと挨拶しましょうね。そして、返してください。(できると思いますが)
飲み会がくだらないので辞めたいと感じた
飲み会がクソでした。簡単に言うと、
部長が喋るだけ 新人は公開説教 でも新人は幹事
こんな感じです。そして4000円追加ボーナスがとられます。
行きたくないのに幹事だから行かないわけにはいかない。しかも幹事担当は一年ずっと。
なんですかこれ、なんだったんですかね?本当に地獄でした。店決めて部長に店に対してセンスないと言われてOJT指導員にも説教される。こんなの誰も行きたいわけがないですよね。
大企業に限らず職場で力を発揮できるかどうかは誰も予想できない
さて散々文句を言ってきましたが、アイオワ大学の研究で、「新しい職場で活躍できるかどうかは、誰も予想することができない」という研究結果が出ております。
メンタリストDaiGoさんのこの動画ですね。
どうやら「IQテスト」「質問が決まった面接(人事面接)」「質問が決まってない面接(役員面接)」「学歴」「インターン」「年齢」など様々な項目で相関係数を出したようです。
そして、その相関係数が1に近づけば近づくほど職場でパフォーマンスを発揮できると言うものなのですが、最も近かったのが「インターン」で数値としては0.54だったのだとか。
つまり、半分くらいは相関があるけど、ちょっと微妙じゃない?という結果です。
結論、どんな仕事も「やってみないとわからないよ」ということを表しているので、皆さん自分が無能だからダメなんだ…とは思わずに、現状ダメだと思うのなら、新しい職場を探していくのも良い選択と言えるでしょう。
大企業を辞めたいと感じても第二新卒でも転職することが可能
とまぁそんなことを言っても「すぐに転職なんてどうせ無理でしょ…??」と思う方が大半だと思います。
結論から言うと、そんなことはありません。今の時代どんどん有効求人倍率も増えてきており、第二新卒枠での採用もどんどん増えてきています。
転職活動において最も怖いのが「自分が応募できる求人がない」ということなのですが、これは転職エージェント会社に電話して確認すれば分かることです。
詳しくは下記の記事にて記載しておりますので、もし興味があったら読んでみてください。
まとめ
内容は以上となります。なんだか文句ばかりでしたが、転職して改善されたことも沢山あるので、やはり色々な会社を経験しないとわからないものだなぁと書きながら思いました。
会社内で改善できるものならいいですが、どうしても改善できない・それに耐えられないというのであれば転職も検討してみてくださいね。
それでは。