第二新卒の就活は現実的に厳しい?新卒10ヶ月で転職した筆者の体験談

  • 第二新卒での就活ってやっぱ厳しいの?
  • 第二新卒での就活で失敗しそうで怖い
  • 第二新卒での就活で失敗しない為のコツって?

こんな疑問に答えます。

第二新卒での転職を検討しているものの、「現実的にできるの?」「高学歴だけでしょ?」と感じている人は多いのではないでしょうか?

結論から言うと、第二新卒転職はハードルが低いので、正しいやり方で転職すれば大手企業にだって転職可能です

本記事では「第二新卒で大手企業に転職した僕の体験談を踏まえ、第二新卒の就活で失敗しないコツ」について記事にしていきます。

この記事を読むことで、あなたの次の行動を明確にすることができますよ。

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目次

第二新卒の就活は厳しい?第二新卒の現状

第二新卒 就活 厳しい

第二新卒者は「早期退職者」という扱いを受けることは事実ですので、やはり就活においては厳しいものなのでしょうか?

第二新卒の就活における現状を説明していきます。

第二新卒の定義

まず第二新卒の定義の部分からさらっと確認しておきしょう。

第二新卒とは、新卒で入社した企業を入社3年以内で退職し、転職する若手社員のことを総称して呼んでいます。

年齢としては明確な定めはないですが、4年生大学を卒業して入社3年以内で転職する層が一番多いので、25歳前後の年齢の人が多いです。

しかしこの年齢の部分が少し曖昧なものですから、入社4年目で転職活動を行なっていても、企業によっては第二新卒として採用してくれるところもあり、企業の裁量による部分も少しあるでしょう。

以上が第二新卒に関する説明となります。

第二新卒の採用ハードルは低い

第二新卒の採用ハードルは厳しい」と思われがちですが、一般的な転職活動に比べると遥かに内定獲得率は高いです。

理由としては下記の3つが挙げられます。

  • 転職活動においてはスキル・経験が左右される
  • しかし第二新卒においてはスキル・経験はあまり重視されない
  • つまり新卒と同様にポテンシャルで採用される傾向にある

ポテンシャル採用である分、一般的な転職と比較して自分のアピールのやり方次第で内定獲得率を大きく変えることができます。

また第二新卒の転職者は基礎的なビジネスマナーを習得していますし、前の職場での働き方にこだわることもありません。

以上より企業側としても一緒に働きやすく且つ育てやすい人材であるので、積極的に採用活動を行っているのです。

第二新卒の就活で企業側が期待している人材の特徴

第二新卒 採用

第二新卒の就活における現状について説明したので、次は企業側が期待している人材の特徴について説明していきます。

以下述べる部分の理解を深掘りしていくことで、面接の通過率を大きく向上させることが可能です。

基礎的なビジネスマナーを持っている

まずは、「基本的なビジネスマナーを持っていること」です。

具体的に説明すると、下記のような項目をアピールできれば問題ありません。

  • 新入社員研修でビジネスマナー研修を受けた
  • 外部コンサルの人から実務を想定したビジネス研修を受講した
  • ロジカルシンキング・報連相の基本について研修を受けた
  • 実業務でメール・電話の応対はバッチリ

また、僕が第二新卒で転職活動を行った際、下記の項目は非常に受けが良かった印象でした。

  • ロジカルシンキングの研修を受けて〜の考え方が身についている
  • 報連相におけるポイントはPREP法で結論から話すことを心掛けている

上記の内容を踏まえ、学んだ部分を実業務で、どのように活かしているかまでアピールできると満点です。

転職に対して明確な軸を持っている

次に転職に対して明確な軸を持っていることです。

採用面接を受けている時に「残業が酷すぎて転職希望」と言う人と「やりたい仕事があって、御社だったらその希望を実現できる」とアピールする人ならどちらが採用されますか?

当然、後者の方が採用されますよね。

第二新卒の面接に関わらず、就活面接において「ブレない自分の軸」を持っている人はかなり強いです。

  • 将来的にグローバルな人材になりたい
  • 直接的に困っている人の助けになる仕事がしたい
  • この分野におけるスペシャリストになりたい

理由は様々ですが、しっかりとした自分の軸を作り上げ、その軸に基づいてその企業を志望しているという伝え方を心掛けると良いでしょう。

これができるだけで、面接官の印象がかなり変わってきます。

早期退職であることを反省し次へ進む意欲がある

最後に「早期退職であることを反省し次へ進む意欲がある」ことです。

第二新卒者というものの、現実的には早期退職者という立ち位置です。これは揺るぎありません。

「前の職場は残業が多かった」とネガティブなことを言う人よりは「次は自分の反省点を活かして頑張っていく」というような意欲のある人の方が企業側に好かれやすいです。

前の職場の不満点を言うのもいいですが、聞かれたら答えるくらいがちょうどいいでしょう。

それでも第二新卒の就活が厳しいと言われる理由【最重要】

さて第二新卒は採用ハードルも高くないし、企業側が期待していることも理解できました。それでも第二新卒の就活が厳しいと言われている理由はなんなのでしょうか?

この部分について詳細に解説していきます。

新卒時の就職活動と同じように考えている

まず何より言える事が「新卒時の就職活動と同じように考えていないか?」という部分です。

新卒における内定獲得率は80%を軽く超えていますよね。加えて企業側も新卒一括採用を行っている企業が大半ですので、書類通過率も必然的に高くなります。

しかし新卒時の就職活動と転職活動は別物です。

何よりまず転職活動全般として、書類通過率は低い傾向にあります。大体平均を取ると30%くらいでしょうか?

これは新卒一括採用と違って、ピンポイントで欲しい人材だけを募集しており、そもそもの採用母数が少ないからです。

応募しても応募しても書類が通らない…となって「第二新卒は厳しい!無理ゲー!!と言われてしまうのでしょう。

次の会社で長く働いていけそうなのか?が払拭できていない

次は「ウチを志望しているけど、ウチに入って次は早期退職しないの?」という最大の疑問を払拭できていない人が多すぎるからです。

ぶっちゃけここの部分を完璧にすれば面接はマジで通過率上がりますよ。

同じような経歴の応募者が2人面接を受けにきたとしましょう。

その時に、

残業が酷かったから退職した。御社の志望動機は〜です。

と言う人と、

〜のような仕事がやりたいけど前職ではできなかったから退職した。御社だとそれにマッチするので志望します。

というような人では後者の方が圧倒的に受かります。なぜなら退職理由と志望理由に「一貫性」が存在しているからです。

「残業が酷かったから辞めた」というのが真実であろうと、企業側は「残業があったらまた辞めちゃうのかな…」と感じてしまい「会社で長く働いてくれそうか」を払拭することができません。

一方現状できていなかったことが、自分の会社に来てできるようになるのであれば、企業側は「この人長く働いてくれそうだな」と思いますよね。

大事なのは一貫して繋げて話していくことです。上司がウザかったとか、残業が辛かったとかで辞めてしまった気持ちは分かります。しかし面接においては命取りになるかもしれません。

退職理由で前職の不満を言ってしまう

最後は退職理由の部分で前職の不満を言ってしまうことです。

もうお分かりかとは思いますが、これでは前項で述べたような「次の会社で長く働いてくれるのか」を払拭することができません。

またそれに加えて「自責の気持ちがない人」と思われてしまう可能性もあります。

誰が何と言おうと、その会社を選び入社したのはあなたです。最終的に自分で選んで入社したのにも関わらず、文句ばかり言ってしまうと面接官のイメージが下がります。

自責の念を持って、ポジティブな転職を心掛けるようにしましょう。

第二新卒の就活で失敗しない為のコツ

第二新卒採用において長々と説明してきました。それでは第二新卒の就活において失敗しない為に必要なことを4点に分けて解説していきたいと思います。

明確な自己分析が必要

まずは自分の転職における「目的」や「将来的にやりたいこと」、「自分のできること」を棚卸していく必要があります。要は自己分析ですね。

実はこの部分を甘く見ていて、しっかりとした自己分析ができていないと「自分は一体何の為に転職活動をしているのか」「何を実現したいのか」が不鮮明になり、企業選びに失敗する可能性が高くなります

転職したのにも関わらず、結局また転職を繰り返すなんていう労力は払いたくないですよね。

新卒における就活でも自己分析はやったと思いますので、思い返しながらしっかりと進めていくようにして下さい。

自己分析については下記の記事で詳細に解説していますので、この記事を読み終わった後にでも確認してみると良いでしょう。

明確な志望動機を考える

次は明確な志望動機を考えることです。

志望動機においては企業研究した結果をしっかり折り込んでいく事が大切です。

  • 企業の特徴を列挙しただけという説明型
  • 自分の地元にあるからという自己都合型
  • 大きな仕事ができそうだからという抽象型

このような志望動機にならないように注意して作成して下さい。

大切なのは先にも説明した通り「退職理由と話が繋がっていること」に加えて「御社でしかできない理由であること」「自分の将来の展望に繋がっていること」という条件が必要です。

正直この部分は時間がかかる項目でもあります。しかしここで納得感を出す事ができれば絶対に面接は通過できます。

過去に記事にしているので、志望動機を考える時に参考にして下さいね。

第二新卒の志望動機は4つの型で受かります。

面接練習を行いフィードバックを貰う

面接に自信があるならともかく、面接が苦手と感じてる方は多いでしょう。

自己分析や志望動機対策がしっかりできていて「バッチリ!」と自分で思っていても、他人から見たらまだまだ粗が多いかもしれません。

ですので面接練習を行い他者からフィードバックを貰うことで、面接における質を向上させることが大事です。

後に細かく記載しますが、面接対策を行いたい場合は「転職エージェント」を活用していきましょう。

リクルートエージェントdodaなどの大手転職エージェントでは、充実した面接対策セミナーを実施しています。

これらは全て無料で活用することができますので、使えるもの全て使用していきましょう。

第一印象で7-8割が決まることを理解する

最後にですが、第二新卒において用意周到な対策を行ってきても面接において第一印象が悪かった場合、落ちてしまう可能性も否めません。

メラビアンの法則というものがありまして、人の印象は初対面の3〜5秒で7-8割は決定してしまうと言われています。

面接官も人間です。明るくハキハキした人の方を好むのは当然ですよね。

僕は「どうせ2度と合わないんだから恥を捨てて全力でやろう!」という気持ちで面接に臨んでいました。皆さんもそのくらいの気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか?

第二新卒の就活は中小しか行けない?大手企業に転職した僕の体験談

第二新卒の転職において失敗しないコツを説明してきました。

よく第二新卒の転職では「どうせ中小企業しかいけないんじゃないの?」「大手企業にはいけないんじゃないの?」という疑問が出てきます。

結論から言いますと「大手企業でも全然第二新卒で転職することが可能」です。

僕は新卒10ヶ月で企業を退職し、第二新卒の転職で大手企業に転職することができました。

大手企業の求人なんてないんじゃないの?と思うかもしれないですが、結構頻繁に募集されています。

また大手企業は部署が沢山存在していますよね。部署毎に転職の求人が公開されているので、同じ企業でも2〜3つの部署に応募可能です。

書類選考で中小企業よりも大手企業の方が通過率が低い事は事実としてありますが、大手企業でも転職できる可能性は十分にあります。

求人が多いタイミングとしてはボーナス後の1~3月、7~9月が狙い目です。もし大手企業に転職したいと感じているのならタイミングもしっかり考えていきましょう。

本気で第二新卒の就活で成功させたいのなら転職サイトに登録しよう

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最後にですが、第二新卒で転職したいと感じているのなら転職サイトに登録しておきましょう。

転職サイトに登録しておくことで、空き時間にいつでもスマホで求人を確認することができるので、転職活動における求人探しを効率的に進めることができます。

転職における求人サイトは「リクナビNEXT」がおすすめです。

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  • グッドポイント診断で詳細な自己分析も可能

上記の3つ理由があり、大手転職サイトの中で断トツのサイトだからです。

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他にも転職サイトや転職エージェントを知りたいという方は、第二新卒のおすすめの転職サイトと転職エージェント一覧を確認して、自分にぴったりの転職サイトと転職エージェントを見つけましょう。

まとめ

第二新卒の就活で失敗しないコツに関する記事は以上になります。

転職活動には労力がかかります。いざ会社を辞めたい!と感じていても、行動に移せない人は多いでしょう。

しかし現状本当に転職したいと感じているのなら、行動に移していかないと現実を変えることはできません。

こちらの記事では、内定に繋がる20代の転職でおすすめの転職サイト・エージェントをランキングで比較しています。

転職するためにはエージェントに登録することが最も成功率を上げる方法ですので、上記の記事をさらに確認してみて下さいね。

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この記事を書いた人

転職を通じて「ゆとりある働き方」をすべての方ができるように、私たちはそのお手伝いができれば幸いと思っています。間違いのない転職をする上で、知っておかないと損をする知識・情報をお伝えます。

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